こんにちは。久しぶりのUPです。
先週から突然故郷のツイートが連発したかと思いますが、
父が先日他界したため、葬儀諸々の対応で急遽帰郷となりました。
(県庁!なり)
(世界自然遺産クラス!青島だ!!!)
コロナ禍ではありましたが、父はコロナではやられず、持病によって、まぁ、ほぼ寿命という感じで、
僕からしたら大往生と捉えています。
(実際は、闘病で母・兄は結構苦労したと聞きました。)
葬儀から諸々の作業。賃貸経営者になると、資産をそれなりに持っている方が増えると思います。
終活って、想像以上に大変であることを認識してもらいたく、簡単ですが、ボクの体験記を綴っておきますね。
以下の構成でざっくりと。
葬儀・年金計算
葬儀を執り行い、無事、父は神さまとなったようです(うちは神道なので。こういう考え方だそうです)
翌日以降、少しはゆっくりできるかなぁと考えていましたが、
いやはや、いろいろ大変なんですね。あまり父の死に感慨ふける余裕はありませんでした。
兄は、お香典の集計やらお返しの手続きを、
僕は、FPという資格を持っていることを知られてw、「お前は、母の年金手続き対応担当ね」を命じられてしまいました。
また、相続税も考える必要があります。この辺を僕が担当することになりました。
FP(2級ですけどw)は自分の人生をより良くするための手段としてとった資格ですが、母の将来を守るための資格でもあったのだなと今更実感しております。
年金に関しては、父が厚生年金で過ごしていたので、厚生年金の遺族年金の手続きをする必要があります。
厚生年金の遺族年金手続きに関しては、各地方の年金事務所にいくと手続きができるようですが、
コロナの影響なのか、事前予約制ということを今更知りまして、
予約入れようとしましたが、3月初旬まで空きがないとのこと。(グアー)。
ですが、毎朝8時半に電話をして、隙間があれば当日対応も可能ということで、翌日の8時半に電話をすぐかけて無事予約を取りました。
担当の女性が非常に優秀かつ、わかり易く説明をしてくれたため、手続きは問題なく完了。
一応事前に自分でも母の遺族年金を試算しておきましたが、
見込み段階での数値は、僕の試算とほぼ合致。
母の国民年金との合算で17万強になるそうです。
また、一定の条件(詳細は忘れました)をクリアしており、母は+5000円の上乗せ金額が補助されるそうで、まぁ、これなら単独でも十分に生活できることがわかり、一安心。
#母は、花屋のパートをやっていて、これにさらに数万の収入があるので、年金+お小遣い、かつ働くことで生きがいももてるとニコニコしてましたよ。人が幸せに生きる条件は、お金だけでもなく、働くことだけでもなく、そのバランスであり、そして何より人から”必要とされていること”であるのではないか?そう考えている次第です。
これは、父が生前にしっかり働いて、(まぁ、いろいろ、お騒がせな人でしたがw)ちゃんと年金を貰える条件をクリアしてくれていたことに感謝です。^^)o
現在は長男が所有するマンションに同居していますから、収入がそのまま生活費相当となるため今後しばらくは安心です。^^)
面倒を見てくれる兄には心から感謝です。m(_ _)m
亜熱帯植物が茂る島に佇む、青島神社。
神ノ島から、世界一の海岸線を臨む。
相続税の計算じゃぁ!
これで年金対応は完了。続いて相続税の計算。
その前に、父が残してくれていた、遺言を確認。これは生前に父・母・兄弟で確認し、母には父の金融資産を、長男には父所有の土地+建物を(これがちょっと曲者です)、次男と三男の僕は「何もいらない」ということで相続対象はありません。
理由は、次男も僕も、地元を離れて働いており、生前の父・母の面倒を長男が一手に引き受けてくれていた、
これに対する感謝の意味もあって、相続にてをあげませんでした。
家に戻りようやく落ち着きました😊
— kanaさん (@kai_natsumi) 2021年2月22日
今回父を見送るに当たり、終活の様々学びを得ました。
同時にいくつか課題も残ってます。
明日以降で改めてブログにまとめますが、
最大の課題は、兄が親父から引き継いだ土地(約100坪)の活用について。
うーむ。腰を据えて考えねば🧐🧐🧐
次最後)
課題はこの土地のいびつな居住関係をどうクリアしていくか?
課題はこの土地+建物です。
相続税については、基礎控除分で課税対象の資産は0になりました。なので、相続税は発生しないでしょう(でも、発生しなくても申告はしなくちゃいけないので忘れないようにしなければなりません)。
■課税対象額
相続財産の合計金額 ー 基礎控除額 = 課税対象額
ですが、この土地+建物は、所有権は父のもの(ひいては相続人の兄のもの)ですが、親戚の叔母が、祖父母が健在の頃からいまでも住んでいる(叔母は独身のキャリアウーマンでした、先日引退した模様)ため、実は父(すなわち我々家族)は、この土地に住んだことがありません。
父の所有ですが、実態は「じいちゃん家・ばぁちゃん家」だったからです。
そこに祖父+祖母+叔母の3人が家族で住んでいて、父がその家のローンを支払って、我々家族は別の家を借りて(父が金融マンだったので引っ越しありましたから)ここまできたということで、あるいみ自然といえば自然なのですが、
所有権という観点でいくと、いびつなことになっているのです。
今回の相続発生で、兄がこの土地の所有権を引き継ぐことになりますが、流石に兄も住んでいない家に、固定資産税等の維持費を支払って、その上で自分のマンションのローンを払うのは酷だということで、
現在弁護士と相談してこの固定資産税を12ヶ月分に分割して、それを「賃料」として叔母に支払ってもらうということで、賃貸借契約書を交わしたらどうかということになっています。
この件に関し、父がしっかり叔母と話をつけておいてくれればよかったのですが、
残念ながら、口約束程度だということでエビデンスが無いのです。。。
ですから、まずは当時の父との話の経緯をおさらいするところから始まるんじゃないかと考えています。
「こういうので、話をこじらせたくないなぁ。。」
と兄がぼやいていました。
まぁ、叔母はしっかりした人で僕ら甥たちとの関係は良好なので、きっと最善の方向になっていくと、そう考えています。兄のフォローはしていこうと思います。
宮崎の高鍋にある”高鍋餃子”。ここはむちゃくちゃ美味しかった!!!
www.takanabe-gyoza.com
最大の課題は、今後のこの土地の活用の仕方だ!!!
また、もう一つの課題。
この土地の活用の仕方についてです。
この土地は、100坪(とツイートしましたが正確には90坪ていどでしたw)程度。
前面道路は一方通行で、幅は4メーターなく、ですが、確か商業地域にあたる土地です。
(建ぺい/容積=80/400)まぁ、各種規制がありますから、セットバックやら道路斜線・隣地斜線等の規制でミチミチに建てるのは不可能だと思います。
が、場所は宮崎市のど真ん中。
これが銀座エリアだったらとんでもない資産となりますねw。
現在父が生前に立てた祖父・祖母の家とりっぱな庭がありますが、
これを今後も維持していくかということ。
叔母はこのエリアに住めれば良いということは聞いています。
兄は、「自分は住むつもりはないから、余計な費用を払う可能性があるのなら、叔母が他界したタイミングで売却も検討したい」と言っています。
ですが、他の父の妹さんたち(複数います)は、「生まれ育ったこの家はできれば維持してほしい」とも。
地方あるあるですw。
しかし、この建物は、築50年は超えており、先日見てきましたが、結構くたびれている感じ。
このまま維持していくのはどうかなぁ。。。が僕の素直なところです。
叔母の要望、兄の意見、他姉妹の意見を要件として捉えてどうするか考える時期に来ている感じです。
不動産賃貸経営者の僕としては、
土地を担保に、(場所が商業地、かつ、県庁等の行政機関が近いエリアでもあるため)こういった方々をターゲットにした賃貸物件を企画する、、、
という安易な発想となります。叔母をその一部に住んでもらえればいいわけですし。
こういった話を、帰省した際にお会いしたバイカーさん、driveさんにもしたのですが、
どうやら、僕のこの発想は単純にうまく行かないかもしれない、というのが総論。
ファミリータイプは、僕の田舎では、大した賃料が取れないらしく、
また、ちょっとだけ離れれば安くお家を建てることができることもあり、
そうでない1LDKでうまくいくかどうか、、というところでした。
都心部の不動産賃貸経営のロジックは、地方にはそのまま適用できないということを学びました。
ですが、単純に売却するにしても、相場観のない兄・母がこれをやるとしたら、いいように地場の不動産屋に安く買い叩かれるんじゃないかと気にしています。
売却するにしても、タイミングってありますからね。
できれば、この土地を保有したまま、叔母・兄が笑顔になれる企画はないものか、もう少し考えてみたいと思います。
こういった話は、僕らに限らず、同じ世代の方々も近く同じ憂き目に合われるのではないかと思い、
進展あれば、共有していきたいと思います。
父の他界を乗り越え、そして、前に進む。
さて、そろそろ、父との別れには一区切りつけて、前を見ていきたいと思います。
父は、まぁ、地味でしたし、母にいろいろ苦労をかけた人でしたが、それでも仕事を通じて知り合った方々からはたいそう愛されていたようで。
#泣きじゃくっている子供が彼の膝の上に乗ると、自然に笑顔になるという謎の特技をもっているひとでもありましたw。
なんか、どんな時代も、マイペースに生きていた人だったなぁと、今更故人を偲んでみたりします。
今回、久々に田舎に帰って、母とじっくり話す時間も持てました。
(僕は母親っ子なのでありがたいことです)
仕事が繁忙だったこと、コロナも相まって全然話す機会がなかったのですが、毎夜積もりに積もった話を聞いたり話したり、、、
また、食事やドライブデートに連れて行ったりと、、、
できる孝行はできたかなとおもいます。
宮崎の知る人ぞ知る釜揚げうどんの名店。”重乃井さん”。中学の頃は毎週行ってましたw。
釜揚げうどんと、稲荷、魚寿司オンリーの潔さ。うまし!!!
厳しくも優しく、気丈な九州女子という感じの母でしたが、
80近くになり、流石に最近は老いに勝てなくなっているようです。
一回り小さく見えてしまい、まぁ、しょうがないとはいえ、少し寂しい思いです。
それでも、父を送り出す際は少しだけ涙を見せながらも、凛として、前を見つめていた姿が印象的でした。
故郷を立つ際、母が涙ぐんでいて、こっちももらい泣きしそうで(最近年取って、涙腺ゆるいwww)
これからは、できるだけ頻繁に母とは連絡取り合おうと思います。
今回の帰省では、スキマ時間で家族で美味しいもんツアーにも行きました。
(いつまでも悲しんでいらんねーってねw)
空が広い!!!自然と鼻歌がでますw。
海に近いとこんなイキなお店があります。昔はなかったけど、ドンドンおしゃれになっている感じ。
いい傾向です♫
青島近辺のサーフポイント近くにあった、このカフェはボクの理想形。
周辺はほぼカリフォルニア!!
いいかんじでしょ?
このオイスターリゾットがスーパーまいうーでした ^^)o
残念だったのは、バイカーカフェに行けなかったこと。(ごめん!!バイカーさん)
近くまで行ったのだがー!!!
(≧□≦)スイマセンシタァァァァァァァ!!
着いた!!!
— kanaさん (@kai_natsumi) 2021年2月21日
僕はこの海が勝手に世界一だとおもってます。
むこうにみえるのは、
ブロックブロック
ブルーポイント!!!
通称バイカーカフェです!!!
明日時間作ってお邪魔できればと思ってまーす。 pic.twitter.com/tN2AX4PnL7
さて、明日からは、通常運転です。
Kanaさんの湘南移住計画もだいぶ具体的になってきています。金曜もZoom会議やります。
また、週末は、同士ケルンさんと一緒に前々から気になっていたとある、新築アパートのオープンハウス見学に行ってきます。
メディアミックスを用いたブランディング等、これまでにない形の賃貸経営へのアプローチに非常に興味があります、また、建物自体もユニークです。
表面に見える部分だけでなく、コスト面、維持管理、トータル運用を考えて作り込まれているのか、
この辺もしっかり見た上で、新しいもので取り入れるものがあれば積極的に取り入れていこうと思います。
条件が合えば、弊社の新築プロジェクトとしてコラボできないか、企画もありえるなーなんて、ワクワクもしております。
当日は楽しみです。
それじゃ、気持も新たに、これからも前に進み続けます。
ご参考になれば幸いです!!!