湘南Kanaさん5.0 と。行こーぜ!ゆるく楽しい賃貸経営の海原へ♫

2007年に初めて不動産投資を始めました。ペースは同時期始めた成功大家さんたちと比べると、ゆっくり、の~んびりペースですが、嫁さんと息子と楽しく前向きに取り組んでおります♪2020年11月法人設立!!2021年に念願の湘南ぐらしを実現!!ゆるく楽しく不動産賃貸経営を楽しみたいあなた。是非このブログを暇つぶしに読んで下さいませ♪

僕なりの新築戦略。~6. ブランドバリューを考察する~

ご無沙汰しております。
コロナ問題等で、テレワーク構築や、そのトライアル。
トライアルを通じて、「へぇ、意外とやれるもんだな。僕の業界の場合」
僕が見を置いている副業のサラリーマンの世界は、IT業界です。一応。


所謂、上位層(俗にアプリケーション層といいますが)ではなく、低位層を支えるドメインに属します。
ゆえに、1か月すべてを在宅テレワークってわけにはいかないです。
なぜなら、物理的なマシンを相手にしているから。(実験するためにはどうしてもね。)


とはいえ、管理・設計業務に限って言えば、完全にテレワークで対応できることがわかりました。


こんな感じで、現在、急速に日本人のある一定の領域のビジネスパーソンの働きかたが「根本的に」変わりつつあると今更ながら実体験を通じて感じている次第です。


下手すると、不動産賃貸経営の首都圏での定石となっている、「駅から10分以内、7分以内は必須」という部分に一部、風穴があくかもしれません。無論、この定石がなくなるとは思いませんが、


これにこだわり、「新しい賃貸経営の波」に乗れない可能性もあります。
日々、世の中の「変化」にはアンテナを高く必要があります。


・世界情勢
・日本情勢
・テクノロジー

特に上記は気を付けた方がいいですよ。(例えば、5Gとか、ね。)


さて、話をお題に戻します。
今、僕の新築戦略がようやく具体的に動き出しています。


スケジュール感でいうと、一つのマイルストンは、4月の中頃。
ここをターゲットに、実際に新築を「やる」のか「やらない」のかを判断します。


この判断材料とするため、現在急ピッチで「ブランド、ブランド・マーケティング」の自主学習とその実践を進めているところ。


現在2冊ほどの書籍を読破。1冊目は、アカデミックでちょいと眠くなる内容ですが、内容としてはすごく学びが多く、2冊目の本が、より実践的で腹落ちしてよいなー、と思いましたので、ここでご紹介。

この書籍を読んで、ブランディングのイロハが学べた気がします。
正しいアプローチかどうかは、これから結果がでるかどうかで決まるかとは思いますが、
もともと、ブランディングの勉強をしている以下のサイトでお勧めしている本なのでずれたプロセスではないと信じて突き進んでおります!!


www.missiondrivenbrand.jp

ブランディングにかかわらず、ビジネスを学ぶに必要な様々な知識が網羅的に把握できる素晴らしいサイトだと思います。
賃貸経営者にかかわらず、ビジネスパーソンにもおすすめ。共有しますねー。


話をブランド、ブランド・マーケティングに戻します。


今回、僕が新築を狙っている場所は、横須賀です。
場所は細かく言えませんが、京急線快速特急が止まる駅から徒歩数分、大きな通りにも近く、少しだけ通りから入っているので意外と静か。


悪くない土地だと思ってます。現在、新築戦略立案とともに、売主様との価格交渉を進めているところです。


さて、この土地で「誰のために、何を見据えて、何をリリースするか?」が現在、僕らが悶絶中の命題。


通常の一般レジデンスであれば、木造三階、9戸の物件ができますが、、、
如何せん、横須賀エリアは、あなたもご存知の通り、ここ数年のじゃぶじゃぶ融資がたたりそこら中に金太郎飴さながらのワンルームアパートが供給されています。


これから、賃料の値下げ合戦が始まること、必死。
今回設計をお願いしようとしている設計士さんのデザインをもってしても、この絶対的な供給量の中での1Kプランはさすがに僕も将来のイメージが描けないので却下としました。


で、次に案として挙がったドメインが、「米軍のベース賃貸」。


ベース賃貸のメリット・デメリットは、google先生に聞けば大体のことが上がりつくしているので今更このブログでは語りません。


今回の立地は、ベース賃貸を実施するには必要条件を満たしています。


で、このドメインは、ある程度の安定度があることもあるせいか、ネットで見る範囲では結構「ゆるい」競争分野であるような「気がします」。
※まだ、実際のリサーチをやれていないので、こういう書き方にしています。


リサーチ結果を踏まえて改めて考える必要がありますが、
仮にベース賃貸向けの新築をやるとした場合、
今回学んでいる、ブランド・マーケティング手法を取り入れて、

お客様の感情移入による、長期的な指名買い


を目指そうと考えています。
ここでのターゲットは当然米軍の方になるわけですが、
その中でも、ここ、というかなり絞り込んだ層に愛される物件創りを目指します。


そのために必要な行動は、『ブランドプラットフォーム創り』です。


『ブランド・プラットフォーム』とは、そのブランドを構成する基本的な考え方、
即ち、ブランドの存在意義や、社会に対して果たす役割を明文化したもの、だそうです。
僕なりの解釈でいうならば、これを構築するとは、即ち、『ブランドアーキテクチャの構築』となると考えます。


このブランドプラットフォームは、以下で構成されるとされています。


1.ブランド宣言
2.ブランドデザイン
3.ブランドスローガン


なんのこっちゃですが、まぁ、まずはこういうもんあると理解して手足を動かします。


で、ブランドのすべての起点となるものが、


『ブランドコア』だそうで、これはブランドを貫く核となる考え方や価値、いうなれば企業における企業理念に相当するものだそうです。
チョッ具体的になりました。(笑)


で、このブランドコア、これは、以下の三要素で成り立つらしいです。


1.ブランドバリュー
2.ブランドビジョン
3.ブランドミッション


おおぅ、またも抽象的ですが、ま、とにかくこういうもんでブランドを形作っていくという風にとらえています。


さて、こういう知識は、とかく、「あーいい勉強した、俺ってすげー」と自己満足で終わりがちなのが危険なところ。


今回、僕の新築、ベース賃貸プロジェクトでは、上記をできるだけ忠実に「まねぶ※」ところから始めたいと思います。


※まねぶ:「学ぶ」の語源となったもの。人が成しえた成功法則を真似するところから始めるという風に理解してます。


冒頭に紹介した、ブランド再生ストーリー、非常にわかりやすく、実践に照らし合わせて書かれているため、僕はこれを中心に(ま、ブランド再生とありますが、やることは基本的には変わらんと思うので)一個一個実践で積み上げていきたいと思います。
まずはこの、「ブランドコア」をベース賃貸という新領域でどう確立していくか。


まだまだ、頭の中でぼんやりしてますが、でも、少しだけ具体的なものが見えつつありますので、頑張って、自分を信じて進めていきたいと思います。


嫁さんも、上記の本、読み始めてます。
同じ価値観で進めていきたいので。


今日はここまで。
明日は、テレワークと行きたいですが、僕はやむなく、出社でございます。

==
PS. コロナ問題、ここは冷静に、一国民として、冷静に、冷静に、正しく対応していきたいですね。近所のスーパーもだいぶ落ち着きを取り戻している感じ。買い手の我々も大変ですが、それ以上に頑張って頂いている、小売り・流通ドメインの方々、本当にお疲れ様です。
皆さんの不断の行動が今の日本の誇りです。僕らもこれまで以上に冷静に対応していきます。需要・供給一丸となってこの国難を乗り越えましょう!!本当に必要な人に、必要なものが届きますよう。

『協力は、強力!!!』

新築アパート建築プロセス:2.設計士さんの手掛ける新築アパートの見学

こんばんは。
今日は寒かったですねー。
雨が途中で雪になったときには、「やべ、車で家帰れるかしら」と不安になってしまいました。


そんな悪天候の中、10時から、楽しみにしていた、ようやく見つけた設計士さんと一緒に、彼が手掛けている新築アパートの現場にお邪魔してきました。


場所は、横須賀線は、某川崎エリアにる駅。
駅力は抜群、再開発も進み、都内、横浜へのアクセスも抜群のあの駅です。
#あ、昨年の台風でエライことになったあの駅じゃないですので。


その駅から徒歩10分圏内のその土地、行ってみてびっくり。
実はその土地、僕の大学時代の友人で、このブログで賃貸併用の話をしたと思いますが、彼がその土地を検討して結局土地をかっさわられてしまった!!ってことでお流れしていたもの。


まさか、この設計士さんのクライアントが落としていたとは(笑)。
世界は狭い。


土地も安くて、奥まった場所ですが日当たりも悪くないですし、僕的に欲しいなーと思っていた場所なので、この投資家さんが羨ましかったです。


写真は、私の物件ではないので掲載はできません。ご了承ください。


土地は85平米くらいで、建ぺい率60%、容積率200%、準防火建物なので、

kijunhou.com


のとおり、+10%の建ぺい率緩和に当たるらしく、いろいろやった結果、67%くらいに持っていけたそうです。
3階建で準耐火建築物として建築されていました。


現在大工工事真っ最中という感じで、
僕が一番見たい工程が見られるので楽しみにしておりましたが、実際に行ってみて非常に楽しかったです。


現場で、大工さんにもお会いできて、僕と同世代っぽく、仕事もしっかりできそうな感じ。


現場が雑然としておらず、一つ一つの機材がキチッと整理されていました。
僕も仕事柄、ものづくりの現場にいることが多いのですが、とあるえらいさんが言っておられた言葉で共感できた(他はおっかないだけですけど(笑))のは、

良い製品は、きれいに整頓された現場からしか生まれない。


です。これは本当に言い得て妙な言葉で、これが外れたことは一度もありません。


建築現場然り。新築で工務店を選ぶ際は、こういったところを注意されたほうがいいかもしれません。
そもそも現場を見せるのを嫌がるようなところは、やばいと思ったほうがいいかもしれませんよ。


話を戻します。


建築現場は、これから共用部の階段を付けるところなので、1Fの2部屋(あ、この物件は、2部屋×3階建て=6部屋です)の現場を見せてもらうことができました。


この設計士さんの基本は、

・居住空間と水回りは絶対に一緒にしない。
・これにより、居住区間の広さを絶対的に確保して、生活のデッドスペースを絶対に作らない


であり、この基本理念に基づき、アーキテクチャを決めているようでした。
採光についても、細かい配慮で、普通の物件ではつけることもない、縦長のサッシを付けたりして、できるだけ採光できるような工夫がされていました。


高さも235センチと高いレベルを実現されていて、風呂場は、1016と設計上これが入るのがギリギリだったので、せめてということで、風呂場にも窓を設けるなど、細かいところに気を配られている設計になっていました。


居住空間は、広い方で7帖、狭い方で6帖は確保。無駄のない設計です。
それでいてシンプルなので住む方は快適なんじゃないかな。


しかし、最近の木造建築ってすごいんですね。気密性の高さ、剛性高さ(耐火ボードも分厚いので、ある意味ツーバイフォー的な(笑))、僕らが所有している木造アパート・戸建ては僕が飛ぶと、家全体がきしむ感じがしますが(笑)、そんなのが全然ないんですよね。


格段に性能が上がっていると感じました。


この物件の防蟻もしっかりしており、いわゆる薬剤散布は基本ですが、躯体の基礎部分の木造はヒノキを使っている点もプラスです(ヒノキ自体がもつ特性として防虫作用があります。無論完全ではないですが)。


これから、内装に入っていくそうですが、ある程度内装が進んだ時点で改めて見せていただけるとの事で、
楽しみがまた増えました。


で、その後は、物件内で、僕と嫁さんがここ数日漁っていた土地情報を見せて、僕らの土地の選択基準と設計士さんの選択基準がずれていないかを確認。だいたいあっているなということで、今後本格的な物件探しということになっています。


で、その場は散会。


雨がひどくなる中、ターゲットエリアで気になる2物件を見に行ってきました。
もう1件行きたかったのですが、雪も混じってきて車も混んできたので、時間的に無理と判断。
帰宅となりました。


てことで、この設計士さんでほぼ間違いないなと考えています。
やはり現場を見ることは大事だなと。


あとは、僕らのこれからの新築事業についてのブランド・マーケティングをしっかりやって、
これを軸に新築商品設計を進めていきます。


コロナショックで、だいぶ冷え込んでいる市況となっています。
融資もそれなりに厳しい状況ですが、こういうときこそ、

しっかりとした事業計画をねって、金融機関に「事業」として認められて、まっとうな融資を勝ち取る


ことが大切だと考えます。


ここから面白くなりますね。
いくつもの問題・課題が僕らに立ちはだかることになると思いますが、全てを不断の努力でクリアして、
まずは1棟、渾身の商品をリリースします!!!


さて、明日は、今日ひたすら移動・移動でキレ気味だった息子を横須賀の公園に連れて行って思い切り遊ばせてやりますかね。


では、寝ます!!!

新築アパート建築プロセス:1.設計士さんとのコミュニケーションの醸成

今日は、コロナウィルスのおかげで休校になっている息子と、近所の公園でバドミントンラリーをやっておりました。
早咲きの桜が満開で、濃いめの桜色が満開でした。
春はもう少しです。(結局今年はスノボいけんかったなぁ。。パウダー食いたかったっす。無念)


良かったらゆるくつながってください。気軽にコメまってますね。


今回から、新築アパート戦略とは別に、実際の新築アパート建築プロセスについてもシリーズ物で書いていきます。
戦略のほうは、「僕がどんなことを考えているか?」ということを中心に書いており、
こちらは、要は「具体的に僕がどんなことをやっているか」ということを書いていると捉えて読んでいただけると幸いです。


さて、現在新築アパート建築に向けて、いくつか並行で作業を進めております。


1. 土地探し
2. ブランドマーケティングのお勉強
3. 設計士とのコミュニケーション醸成


1は、ネットと、狙っているエリアの地場系・大手系の不動産業者へのアポイント・面談を始めています。
大分値段がこなれてきている印象はありますが、良いところはそんなに極端な下げではないような感じですね。
まー、今の相場感からして、もう少し下がってもいいのかしらと思いつつも、
相場なんて結局は丁半の世界。良いものを見つけたら相場に関係なくアタックでございます。


2.は、先日、ツイッターで野中さんにアドバイスを受け、「おほー、そんな領域があったのね。全然知らんかった」ということで、今、必要な書籍を大人買い(メルカリで安く上がる分はそっちでウラー!!って買ったら、嫁さんのアカウントだったんで、『いろいろ、対応が大変なんじゃボケぇ!まとめ買いすんじゃねー!!』くらいの勢いで怒られております。(笑)


本はまだ到着してませんので、ネットでゴリゴリ調べながら、「うわー、俺の知識、超薄っぺら。。。」と反省しきりでございます。


ま、それに気づけたことが、大きな収穫。足りない分はどんどん勉強して叩き込めばいいんす。
がんばろ。


※まだ、高々2,3日の勉強程度ですが、マーケティングと、ブランドマーケティングの違いを理解している賃貸経営者とそうでない経営者は、今後大きく差が出ていくことになりそうです。
根本的に発想が違うんです。この辺は、自分の中である程度腹に落ちてきたところで、自分の新築アパートへの適用を交えて共有できればと考えています。気長にお待ちください(笑)。


で、これらと並行して個人的に大事だと思って始めているのが、設計士の方とのコミュニケーション醸成です。
以前お話しましたが、この方は、単にデザインだけでなく、あくまで入居者視点で何が大切で(導線とか使い勝手とか)、それでいて、地域にどうこの物件をリリースすべきなのかを常日頃お考えの方で、決して賃貸経営に対してもヒーハーな感じではなく、難しい側面があることを我々に伝えてくれます。決して甘くはないよ。と。


だからこそ、この方で行こうと決心したわけです。


僕は、新築アパートを建築するにあたり、ローコストでよいものをつくるという考え方を事前に持っていました。
まぁ、これはだれしも考えつくことですが。
言葉で言うは易しなんですが、これが実際やるとなると、非常に難しい。
安く仕上げるということは、やはりどこかで、建てる側が無理をするか、手を抜くことにつながるということが、調査した範囲の情報や、実際にこれまで僕と嫁さんでやってきた、再商品化のプロセスで理解しています。


新築しかり。
いくつか安く物件を作ることができると豪語する業者さんとお話しましたが、やはり実際の物件をみると、あー、これはなるほど安いわなというものであったり、その業者さん評判がすこぶる悪いとか。。
まぁ、安かろう悪かろうの典型的な事例を何度も見ることになりました。


なので今は方向性を変えています。というか、実際僕は、モノ作りの会社で設計業務をやっていますが、「手を抜くと必ず後で品質でしっぺ返しを食らう」という経験をもっていることに、今更気づいて、
自分がまさにやっているモノ作り(僕らも日々、モノ作りの品質・開発効率向上のあの手この手の改善を続けてます)の発想を物件づくりに反映してやろうと考えました。


なので、これから手掛ける新築アパート建築プロセスでは、しっかりした品質を作りこむ。ことを基本に、これに今勉強中のブランドマーケティングを融合する形で、僕らの商品(物件)のファンを創り出すことを重要視していこうと。


おそらくではありますが、この思考に近いのがこの設計士さんです。


これから、ブランドマーケティングを勉強して、自分なりの考えを理念と施策に落とし込みこれを設計士さんと共有していくことで、最終的な商品としての新築アパートを世にリリースできればと考えています。


その一環で、現在は、設計さんから「これ、僕がこれまで作ってきた賃貸物件なんで、興味があれば見てきてください」とのことで、これを見に行っています。今日も昼過ぎから見学行脚でした。
なかなかいいもの作っていらっしゃいます。
次回は、実際のモノ作りの現場を設計士さんの説明ありで見に行ってきます。ワクワクが止まりません(笑)


こういったプロセス経る中で、設計さんに僕らの賃貸商品への思いであるとか、理念であるとかを説明し、価値観を共有し、僕と嫁さんの賃貸経営初の「指名買いを呼べる新築アパート」を創り出します!!(言ってしまった。)


正直簡単じゃないです。


簡単ではないのですが、だからこそ人生をかけてチャレンジする価値があると思うのです。
僕も一応、分野は異なるものの、いくつかのリアルな商品を世に送り出している経験があります。
産みの苦しみだって何回か経験し、それを乗り越えるためのマインドも培ってきた強みもあります。(無論、大失敗でお蔵入りしたつらい経験もありますけど。(*´σー`)エヘヘ。ま、それも次の成功の糧としてきた自負もありますです。)


14年かけてようやく、チャンレジする場に立てたかな。そんな感じです。
ま、言った以上、やり遂げるしかないですね。

面白き、事も無き世に、面白く (by 高杉晋作


これを胸に、これからも頑張ります!!!


明日は、嫁さんが見に行きたい(今後の中古物件の再商品化のインプットとして学びたいらしい)と言っている田園都市線の物件を見に行ってまいります。


ほんと、不動産賃貸経営って、難しくも、楽しい、僕のライフワークです。


では、寝ます!!

僕なりの新築戦略。~5. ブランディングを考察する(そもそもブランディングってなんだ?)~

新型コロナウィルスで世界中が大騒ぎですね。
僕が勤める会社でもテレワークが本格化しています。
同時にそれに便乗してさぼろうかと画策している(ようなにおいがプンプンする(笑))輩もいるようです。
こまったもんです。正しいテレワーク、しましょうね。


最近ツイッター効果でしょうか、僕の新築ネタシリーズを興味をお持ちになってみてくれているかたが増えているようで、心から感謝する一方で、ホント、これで創れなかったら「ダメ経営者」のレッテルが貼られてしまう。
という、久々にいい感じの冷たい汗をかいているところです。


※多分、この方のせいだな。(コリャ、driveさん!なんつって。ご紹介、どもどもです(笑))
 この方のつぶやき、おすすめっす。是非ともフォローを。



えぇ、コツコツ、積み上げ頑張ります。


現在土地探しをしている一方で、ブランディングを研究しているという話を前回の記事(だったっけ?忘れましたが)で触れたと思います。


正しくは「研究に着手したばかり」です。すんません。
これからは、金太郎飴みたいな外構・外観・ファシリティの新築では、「またこれかよー」という風に賢い借主様から見られ、数年のうちに他物件との賃下げフィーバーに巻き込まれること必至、と考えます。


これまでの枠にとらわれず、かといって、突飛なものでもなく、使う人にとっては使いやすく、それでいてそのデザインはその人にって心に響く(琴線に触れる)ものであったり、、


こういった、「ホカとの違い」を出すためにするための様々な思考や活動全般を「ブランディング」と僕は理解しています。


これまで、僕は、数は少ないですが、中古区分・中古戸建(ボロ戸建)・中古木造アパート・中古S造アパート、と一応中古を取り払えば、フルジャンルの建物の経営を続けてきました。


この期間、様々な「借りて頂くための活動」を実施してきたわけですが、
それは、諸先輩方の書籍・セミナーから得た知識を実践に反映して、嫁さん・僕とでPDCAを回してきたというものです。
結果的にですが、中古再生系については、自分なりの「型」がある程度見出せるようになっています。


ただ、これは「借りて頂くための活動」であり、「ブランディング」を意識した活動ではありません。
というか全く意識していなかった、が正しいです。


ま、ただ、「借りて頂くための活動」のプロセスが、「ブランディング」を学んでいくなかで、結果として「ブランディング」の一つなんだな、ということに今更気づいています。


例えば、横須賀戸建(和風モダン旅館風)、東横沿線戸建(1戸建てを2戸一にコンバージョンして、ちょっとだけ他と違う自分だけのおうち、なんちゃってハワイ・バリ風)などとやってきました。その結果、貸しやすいかどうかは別として、地域のきゃくづげ業者の方には、「あの物件は忘れられません」と褒めてるのかけなされているのかわからないですが、少なくとも強烈に印象付けることに成功しています。


ですが、あくまで「借りて頂くための活動」の延長でしかない為、ブランディング理論に基づく活動と完全に紐づかない為、どうしても単発的になっているなぁというのが僕の印象。


ということで、「ブランディング」なるものを研究し始めている、というわけです。


ここでよいブランディングを学ぶためのサイトをご紹介。(んなもん、知っとるわいという方、許して)


www.missiondrivenbrand.jp


今、このサイトを起点に自己研究を触手を広げています。


とりあえず、ここで紹介されている入門本6冊を一気買い(集中投資です)。


これを基に、自分のこれからの新築物件リリースにあたり、ブランディング戦略の基本を整理していきます。


まだ勉強を始めて1週間足らずですが、
おそらくは、このブランディングにより、嫁さん・僕が不動産賃貸経営者として、今後どうしていくべきかという未来像を中長期的に描けるようになると考えています。


「ホカとの違い」を明確にしていくプロセスの中で、僕らの経営の行く先が決まるのではないかと。


最終的にどうなるべきか?を考えておくべき、とは、僕の好きな経営者でもある、野中周二さんの動画でもおっしゃっていました。


えっと、たしかこの動画だったかな。(秀逸なコンテンツです、絶対見て)


6.19 野中さんセミナー


この問い(最終的にどうあるべきか)について、僕は今時点明確な答えを持ち合わせていません。
ぼんやりとしたイメージ的なものはありますが、はっきりとしていないのです。


それもそのはず、もともとは、14年前に大学の親友と語り合った「俺たちの将来、このままだとやばくね?」から始めた人生を豊かにする「手段」としての「不動産投資」だったのですから。
これが、14年近くの期間を経るなかで、「あぁ、おれ、賃貸経営自体が楽しいんだ。」「だったら、これを経営レベルに昇華させて、どうにも気持ち悪いことの多いこの業界を多少なりとも気持ちよくしてーよな。」という漠然な理念的なものに変化しています。


こういった漠然とした思考を明確化するためにも「ブランディング」を研究して、
嫁さんと僕の賃貸経営でいうところの「ブランディング」を定義したいと思います。


この話は、先の設計事務所の方に宣言してます。(大した知識持ってないのに、ハッタリだけかますやつ。(;^_^A)
まぁ、いいのです。先に大風呂敷広げて、そこに合うものを詰めていけばいいのです。


考えながら行動していきます。


さて、今日は寝ます!!!

僕なりの新築戦略。~5. 神奈川ではどのエリアで戦うべきか?それは、あなた次第。~

こんばんは。


昨日の記事について、多方面の方からの良いご反応をいただき、ありがたいと同時に、半端なことはできないな、、、と改めて気を引き締めたところです。


今日は、リーマン業の隙間(休憩時間すよ)に少しでも、と思い、あくまでネットの範囲ですが、入居者がどういった視点で物件を選ぶのか?という観点でウリウリ調べ物をしていました。


ツイッターでも触れましたが、意外と僕ら経営側に響くネタが少なく、
あったとしても、業者のポータルへの蒔き絵だったり、もっともらしいことを書いているな―とおもったら、謎のアプリインストールへのいざないだったり(まぁ、そのサイトが悪いとは思いませんが、おそらくアフィリからみかなって)、
結局は自分の利益が先かよーって、残念な気持ちになってみたりして。


そんな中、いい情報だしているな、って、率直に思ったのは、HOMESはLIFULLさんのLIFULL HOME'S PRESS。

www.homes.co.jp


ま、マクロ的視点と言えばそれまでなんですけど、こういった「鳥の目視点」でのマーケットのとらえ方ってすごく重要だと思うんです。


僕ら経営者は、マクロ情報(自分で調べたものも含めて)から、様々な仮説を立て、今後5年、10年で現実化するかどうかを考えに考えて、その中で起きうるコトに対して、虎の子の資本を投下していくべきと考えます。


上記サイトの中にも僕と嫁さんで考えている投資エリアのヒントが隠れていたりします。
読んでいただくとわかりますが、
当たり前と言われたらそれまでですが、

皆がよい!住みたい!と思う場所は、おのずと地価も上がる。つまりはビジネス的に難しいかじ取りを迫られる可能性がある。


ということです。人気エリアは、人は当然集まりますし、それゆえ賃貸需要も高まる、、、という風に考えがちですが、実はそうもならない現実もあったりします。
それは、『供給過多による相場の値崩れ』です。
先日も言いましたが、これは入居者さんにとっては、ありがたい話かもしれませんが、貸主側の経営者には非常に難しい問題を突きつけることにつながります。


所謂「レッドオーシャン」ですね。


特に横浜の(具体的にどこ、と書くのはそのエリアで勝負されている方に不利になる可能性もあるので触れません)特定エリアは、とにかく狭小新築アパートが昨年までの融資ジャブジャブによって無尽蔵に供給され続けました。
結果、新築でも半年たっても半分しか埋まっていない、、、という笑えない現実があったりします。


ですので、レッドオーシャンゾーンでの勝負には、「絶対勝てる物件づくり、もしくは、そもそも勝負する必要のない完全独立路線の物件づくり」が必要となります。しかも、かなりハイレベルなものです。


となると、どうしても建築費用がかさむことにつながりますから、そもそも土地代が高いそのエリアでの利回りは低くなる可能性が高いのです。
それが実質利回りに近いものであり、かつ、融資の金利が超絶低い状態をキープできれば、OKだと思いますが、、、
現実はどうでしょうか。今後5年が非常に気になります。


ですので、僕と嫁さんは、これまでの経営実績を振り返り、また、最近続けている市場調査を踏まえて、どのエリアで、どういったコンセプトで物件を創るべきか、をまさに今、侃々諤々とやっているわけです。


幸い、昨日の設計士さんから得られた情報をおーばラップさせることで、ある程度エリアについては、絞り込むこともできつつあります(まだ、2,3気になるエリアはありますが)。


そのエリアは、たぶん、いわゆる「不動産投資の投資理論」的なものからは、若干逸脱する形になります。
別に投資理論を全否定するわけではないんですよ。
基本はあくまで投資理論。


何事も、基本は崩してはいけません。
剣の道でいうところの、『守・破・離』ということです。


今、僕と嫁さんは『守』という領域から、『破る』というゾーンに入ってきているのだと考えます。


13年(ん?14年?まぁいいや)の地道は賃貸経営の経験から、土台である基礎は出来上がったつもり。
そのうえで、『ちょっとだけ、斜め上の視点で』、他と極力競争をしない、する必要のないゾーンで、勝負をしてみたいと考えています。


多少のリスクテイクをするつもりです。(無論、金融機関への返済義務はありますから、ヘッジ手段はちゃんと考えてますよ)


神奈川エリアは、広いです。
王道である、東海岸エリア(東海道線京急線を中心としたエリア)、県央エリア(相模原や大和とかその辺)、県南(湘南エリアとかですかね)、西エリア(えー、小田原とか、厚木とか?まぁ、そのあたり)。


各ゾーンで、取りうる「戦略」は異なってくると思います。
となると、リリースする商品(物件)もその戦略に応じて多少の顔は変えていく必要がありそうです。
そういった部分を含めて、どのエリアで戦っていくかを決めています。


どこで戦うかは、サブタイトルのとおり、(賃貸需要がある程度見込めると整理した前提で)要は、「あなた次第」であり、あなたの戦略に基づくものでないといけないと考えます。


極論をいうと、その商品(物件)に圧倒的なブランディングができていれば、変な話レッドオーシャンエリアでも一人勝ちできそうですが、まだ、僕はその領域には足すらかけていません。
まずは、「負けない」エリアで、最初の自分の「色」を出した新築物件をリリースします。
※無論、ブランディング戦略は自分なりに研究はしています。し、昨日の設計士さんも同じような考え方に共感頂いており、今後はこの辺を強化していくつもりです。(諸先輩方のブランディングももちろん、参考にさせていただきます!)


小ぶり物件(おそらくは6戸、8戸あたりかな)でのリリースになると思います。
ただ、そこにはありったけの情熱・アイディアと入居者さまへの思いを詰め込んでいきます。


ちゅうことで、来週末からは土地探しと物件コンセプトのブレスト会の始まりでございます。
会社では、、、ちゃんと仕事します(笑)。


PS.ツイッターでは、新築ネタを考えるときの徒然なるつぶやきと、たまに、ゆるネタ(要はどうでもいい話(笑))を語ってます。よろしければ、緩くつながってくださいませ。なんか、最近、地方の賃貸経営者の方々が大活躍されているようです。神奈川の経営者として、もう少し頑張らんとあかんなと思っておるしだいです。神奈川の賃貸経営のベテラン・中堅・初心者にかかわらず、皆さん頑張ってまいりましょい!


あ、ツイッターは以下です。フォローお待ちしてまーす。(誓いますが、将来変な商材とか売りつけませんので、あくまで情報交換、健全なる賃貸経営者のコミュニティ―醸成の場としてよろしくお願いします。m(_ _)m)



ではではー!

僕なりの新築戦略。~4. これからは真の品質を創りこむ。(作ればもうかる時代ではない。)~

こんばんは。

今日は少し前にアポイントを入れていた、設計事務所の方と朝から横浜で面談をしてきました。

ツイッターでちょいと触れましたが、今日はこの辺の話をば。



新築世の中にリリースするにあたり、乗り越えなくてはならないハードルの一つ、それは「信頼できる設計事務所の方との出会い」です。


これまでいくつかの設計事務所や、建築会社(設計士を抱えている)に訪問して話を聞いてきましたが、なかなか自分の考え方とあう方、会社と巡り合えることがなく、苦労しておりました。
※意見、お、ローコストでいい物件を創っている!!と思ったら、実はネットで結構評判が悪い、、とかね。。


そんななか、横浜の設計事務所を見つけて、その方のアパート建築の考えかたを読んで結構フィーリングが合うのではないかという直感を頼りに、今日、その方の設計事務所に訪問した、、というのがいきさつです。


僕の新築アパート経営の理念的なものは、過去の記事で何回か触れています。

kanaloa.hatenablog.com

kanaloa.hatenablog.com


この理念は今現在でも全く変わっていません。


今日、この辺の理念について設計士の方にお話をしたところ、大筋で同じ考え方であることがわかり、また、この方がとにかく


  • 目の前の(メッキにまみれた)利回りはどうでもよくて、
  • 入居者にとってどうすれば「本質的に快適に住むことができる空間を創ることができるか?」
  • 中・長期的に見て、賃貸経営で他と圧倒的な差を生み出すことができるか?
  • これをコストと利回りのトレードオフのバランスをとってどうやって具現化していくか?


について腐心されていることがよくわかりました。
同時に、無理やり利回りを上げる発想や本質的な価値を下げるコストダウンは絶対にしない、そういうお方とは取引しないという強い信念をお持ちであることに共感し、一緒に新築アパートを創ってまいりましょう!!と伝えてその場を終えました。


無論、目指す現実的な利回り(僕と嫁さんが現在想定している戦場の利回りなのでここでは控えます)については説明し、「このエリアであれば、その利回りは現実的です、やってみましょう」となっています。


ただ、あくまで大事なのは、賃貸時経営者として自覚をすること。
自覚をするということは、賃貸経営を通じて、入居者に新しい「世界観※」をお伝えすること。


※初めて一人暮らしをされた方は共感してもらえると思うのですが、初めて自分の城(といっても学生の場合は親のすねかじりですけど(笑))を手に入れた時の、あの何とも言えない高揚感。覚えていますか?まさにあの感覚を自分の物件に入った入居者様にできうることなら「毎回」感じてほしい。真剣にそう考えています。



入居者によってその地域に新たな「コミュニティ」を創造していってもらいたいということ。


そのコミュニティがその町に新たな「文化」を創造していくこと。


その「対価」として我々賃貸経営者に賃料が入ってきて、我々の生活も豊かになっていくということ。
あくまで経営者は最後に利益預かること。
一方で、これは立派な「ビジネス」であり、利益なき事業は絶対に手掛けない事。


即ち、「三方良し(近江商人の商売十訓より)」これを全うすること。
大事にして、世に我々できることで貢献していきたいと考えます。


以下、非常によい記事ですので、ぜひとも賃貸経営者であるあなたには一読をお願いしたいです。


kigyotv.jp


こういった「商売の本質」を抑えていくことが、これからの賃貸経営者には必要なことと考えます。
いかがでしょうか?


これは経営者が「銭ゲバ」であることを「悪」と言っているわけではありません。
銭ゲバ、いいじゃないですか。お金を稼ぐことは全く悪だとは思いません。


ただ、その根底となる、「入居者様にとって本当にためになっているのか?」「何かしら、地域への貢献ができているのか?」(かの有名な、京セラ創業者である稲盛和夫さんの言葉を借りれば「利他」の精神とでもいうべきでしょうか)があっての「銭ゲバ」である、ということがとても大事です。


平たく言えば、「世のため、人の為に良いことを創り出すことができているか?」ということですね。


心して参りましょう。
これは、なにも新築に限ったことではなく、今、一生懸命築古戸建とかで立ち上がろうとしているあなたにも通づることです。規模の大小ではありません。


僕は、「世のため、人の為に良いことを創り出すことができていないのに、不当にお金を稼いでいる人」がどうしても受け入れられません。
この賃貸経営業界に限らず、世の中にはそういった輩が少なからず存在しています。


無論、リアルな商売の世界では、その場の利益をどうしても追求せねばならぬが故、上記をいつだすることも多々あるかと思います。(実際僕の場合も冷静にみればそういう場面もこの20数年のサラリーマン人生ではあったと思います)。


ただ、結局は自分に跳ね返ってきたということもあり、今はできるだけ「正直」「誠実」であることをまっすぐにやろうと心掛けてはいます。(僕もモノづくりの世界に見をおく人間ですので)
悪いことも正直伝える。その時はすんげー勢いで怒られますが、胃に穴が開きそうになりながらも誠実に対応していく中で、怒っていた方も助け船を出してくれることも経験としてわかっています。


是非とも、この賃貸経営業界もそう言った気概を持った人々が増えていくことを望みます。


僕がよく、「創りこむ」という言葉を使っているのにも意味があります。
これから、単にモノ作りをしているだけでは、必ずたの同類の商品にうずもれていき、価格競争の波に飲み込まれる。
そう考えているからです。


これからは、モノ・サービスにしろ、単に「作る」のではなく、
自分の今持ちうるあらゆる情報・人脈から、自分・パートナーと頭・手足を使って新しい何か知らの「価値」を頭からひねり出して、これを創造していく。
これが非常に大事になっていくのだと考えます。


ある意味、0からの創造となる新築アパート創り、上記を全力で表現できるよい機会ととらえます。
幸い、自分の物件ポートフォリオ的にも良いタイミングですしね。


さ、言ってしまいました。(笑)
これだけ大見得を切ってしまったので、あとは「行動」で「結果」を共有せねばなりません。


前回(4年まえかな)に同じように行動した時にはなかった知識・経験が積み重なっています。
より、ゴールが鮮明にイメージできているため、今回は結果を出す所存であります!!!


今日からより行動の質を上げてまいります。
やるでー。(ꐦ°д°) ウラァ!!!


PS1. 設計士さんとの打ち合わせで、彼の手掛けた物件(神奈川西方面と、南武線沿線のすげーいい立地)を見学することになりました。今日は、神奈川西方面(立地的には結構渋い場所ですが、駅からは4分とミクロ視点では悪くない)の物件を単独で見てきました。うまく土地を使い切っており、採光面、使い勝手、そして自然なデザイン(シンプルでよかったっすよ)と、周りの物件とは一線を画す、良い物件でした。
3月に、今度は南武線沿線のすげーいい立地に建設中の物件を設計士さんも立ち会って見学してきます。
公開可能な範囲で情報はこちらで共有しますね。興味ある方はおたのしみに~。



PS2.今、横で息子が物件検索してます。「あのさー、これって、利回りすげーいいんだけど、え?何?借地権だから?なにそれ?教えてよ。」ですって。小学4年生が、8千万の物件みて、金勘定しているんですが、、、うーん。ま、いいか。あいつ不動産王になるって言ってるし。そのくらいの気概で取り組んでもらわなきゃ。ですね。(笑)

僕なりの新築戦略。~3. リアルな感覚を持つための街調査、これが大事だと思う。~

こんばんは。
3連休楽しくすごせましたか??

僕は、うちの嫁さんが、先日確定申告を終え、お疲れ様会と、ちょっと気になっていた、相鉄線の某駅徒歩圏内の土地の現地調査に行ってました。


ランチは、「むさしの森珈琲」で。
ツイートしましたが、すかいらーくグループのこのカフェは、僕らの年齢のファミリーや、ビジネス層(さぼり組&契約のための商談など)、ご年配と、うまく複数の層を取り入れて繁盛している感じがしました。実際ランチメニューもおいしいし、なによりプルふわのパンケーキが僕のお気に入りになりました~♬




値段もそれなりですが、高くはないし、このクオリティだったら個人経営のカフェにはちょっとした脅威になりそうな気がします。(個人経営カフェはもっともっとオリジナリティや、コミュニティ重視で強力な顧客確保が必要となっていく、そんな気がします)


と、話がずれました。


さて、このように、土地調査はこれから企画する新築の為の作業の一環であるわけですが、来週末の設計会社の方との打合せまでは、具体的な土地の仕入れには動かないつもり。というもの、建築設計のプロの視点(例えば、どうやったら最も効率よく建蔽・容積を使い切ることができるか?とか)を事前に仕入れたうえで、自分が決めた商圏で土地の仕入れをしていきたいと考えているからです。


では、何のための土地調査かと申しますと、
気になるエリアの、「リアルな街の空気感を感覚として持つ」ためであります。


先日の投資として面白そうなエリアや、駅を候補として挙げていますが、それぞれの地域の主要な駅の周辺を実際に歩いてみること。
これにより、自分の机上でもっているそのエリアへの不動産賃貸経営の「感覚」的なものをより具体的に持ちたいという思いがあるのです。


投資対象候補であるエリアの駅に降り立つとやることは主に以下。

  • まず駅前の雰囲気を確認。直感的に「いい感じ?」かどうかを判断する。
  • 駅前に行きかう人々の年齢層・服装・素振りを確認する。
  • スーパーや、ランチがてらはいるお店での年齢層や会話に耳をダンボする。
  • 周囲の物件の空室状況を確認する。
  • 周囲の物件の管理状態を確認する。


上から3つは、主に、投資対象の街に「活気があるか?」を気にしてみています。これを強く意識して観察していると、なんとなくですが、直感でその辺が判断できるようになります。


もともと人が多そうな街は、だいたい活気があるものですが、逆に、この駅はあまりなぁ、、と思っているところでも、実際降りてみると、「あれ、意外と年齢層若いし、スーパーにも幅広い層がいて、客層がひろそうだ」とかいう、現地に行ってみないと見落としてしまう隠れた投資対象スポットの価値を拾い上げることもできると思います。


今日、足を運んだ相鉄線某駅も、主要ターミナルから一つ離れている感じですが、町としてはそれなりの活気があり、直感的には「悪くない(負けることはないかな)」と判断しました。


後半の二つの要素は、よりリアルに具体的に、競合を調べる観点となります。上記のどちらかというと、定性的な情報とは異なり定量的な情報となり、これらの情報を組み合わせてこの駅ならどういった条件であれば、自分は投資するな、、という判断ができるようになります。


とかく、「感覚的な」発想で物事がすすめられると僕が感じているこの不動産賃貸経営。
この「感覚的な情報」は確かに大事なのですが、これが、他人からの情報のまた聞きだと非常に危ういと感じています。


『このエリアの物件なら無条件で買いですよ!』


なんていう輩がいたら、まず「嘘くせぇ」という感覚で生暖かくその人の話を聞いて、
実際に現地へ足を運んで、少なくとも上記レベルの感覚的・具体的な情報を仕入れたうえで自分ならどうするか?
を考えるべきだと思います。


本記事は、タイトルが新築アパート向けのものとなっていますが、これは、中古物件んを買うにしたって同じです。

皆が知っている(ように思える情報)だけではだめで、
必ず自分の目・耳・鼻・口・手・足(使うかな、、)を駆使して、投資対象のエリアや物件目利き力を上げてまいりましょう。


ちなみに、この活動の結果、うちの嫁さんは、横須賀戸建の投資を考えつきました。
当該エリアは、全般的には「いまいち」とされていますが、
実際に、投資対象に挙げた、京急線の「汐入」あたりから「京急大津」付近までのすべての駅に降り立ち、上記の調査をしたところ、


「この手法なら意外といけんじゃねーの?」


と仮説を立て、実際に仕込んでみたところ、今のところ稼働率は9割を超えており、表面で13%越え(こないだ改めて計算した16%越えしていたような、、ちゃんと計算してないけど)の実績が出せてます。


んま、ボロ投資で、再商品化をしない人たちからしたら、「えー、そんな程度の利回りかよー」って言われそうですが(笑)。実質利回りにほぼ近いですからね。自主管理だし。
念のため。( ̄ー ̄)ニヤリ


これまでは、川崎駅・品川区・東急線と、、、まぁ、フツーに正しく大家業をやればこけることのない場所でやってましたが、まだ、土地の価格が高どまり(てか、そろそろ下がってほしい、、)している状況では、こういった調査がより重要になると思います。


周りが考えていない場所で、ニッチな戦略をして、「負けない投資をする」。
これに物件の「唯一性(ホカにないよね)」が加われば、


無双のアパートが出来上がる、ハズです。(笑)


もうしばらく、この調査、いくつかの街で続ける予定です。次回は、、、んー、どうすっかな。。ま、ランチのおいしい店を見つけ名がら考えまーす。