今回は、不動産投資とは全く関係ないです。
思うところあり、ちょいと書いてみたいと思いました。
I'm a Perfect Human.
流行に敏感な人ならば「あぁあれね」というでしょう。
そうでう。アレです。
【公式】PERFECT HUMAN 歌詞ありver.【オリラジ】
ね。まったく不動産投資と関係ないでしょ。(笑)
オリラジと言えば、「武勇伝・武勇伝♪」で一世を風靡したお笑いコンビ。
近年のリズム系の新しい形をつくってきたコンビと僕は認識しています。
上記は、曲だけですが、実はこのダンスは、武勇伝のネタの延長で、アっちゃんすごいねーをおそらく「Perfect Human」という言葉で表現したちゃんとネタにリンクしたものだと僕は考えています(公式チャンネルだから、個人的には武勇伝ネタからPerfect Humanにしてほしかったなー)
ENGEI グランドスラムのオリラジのネタで引いた方がいいかも。ネタの良さが分かります。
楽曲はさることながら、ダンス(バックダンサー含む)、藤森のラップもかなりクール。
あっちゃんのサビのダンスもクール。
聞いた人は分かると思いますが、あのフレーズは残りますね。
このネタは、僕個人は、「お笑いの流れを変える、かなりインパクトのある出来事」だととらえています。
別にお笑い評論家ではないのですが(笑)。
ただ、このネタに影響を受けているのが一般の人間だけでなく、お笑いの重鎮クラスが表向きには認めたくないけど、言葉の端々に自分のスタイルに対する危機感というか、違和感を覚えていることが見え隠れするからです。
ENGEI グランドスラムのネタ中、司会のナイナイの二人の表情が時間の経過とともに変わっていくのが手に取るように分かります。
終盤、岡村が、突っ込みいれるのですが、あれは岡村本人も悩んだと思います。(彼は後日ラジオで、あのタイミングでこの突っ込みを入れるかどうか悩んだといいます。)
「あの流れをそのまま流したら、お笑いがお笑いでなくなる(違うものになるんちゃうかな)と思った」
という言葉が印象的でした。
つまり、お笑いのトップを走るナイナイですら、あのネタに圧倒的な新規性を感じるとともに、同レベルの違和感を覚えたという事なんだと思います。
これって、既存の概念に新しい概念が入り込むときに現れる現象という気がしてます。
既存のお笑いの概念にこれだけの強烈なインパクトを与えているオリラジ。
個人的にはすごいと思っています。
オリラジ本人がネタの冒頭で、「10年目の原点回帰!」と言い放つのですが、実はこれには背景があります。
彼らは、武勇伝のブレーク後、リズムネタは面白くないということでさんざんこき下ろされた挙句、そのネタをやめ、王道の漫才をやったそうなのですが、これが全く才能がないと判断したんだそうです。
そして、改めて自分たちに何ができるか?を深く考えて、「他人にできない、自分たちにしかできない事=リズムネタなんだ」というところに帰着したんだそうです。
であれば、改めて、このリズムネタを深堀して、ホカにまねできないネタを作ってやる。と。
まさに、「原点回帰」。
10年間に及ぶ、自分の芸の深堀の結果、生み出されたのが、この「Perfect Human」だったというわけです。
このエピソードを聞いてから、このネタを改めてみると、彼らの「芸人魂」が心に響き、笑うどころか、感動すら覚えました。
お笑いで感動を覚えたというのは僕自身初めてです。
やはり、このネタは、お笑いの一種のパラダイムシフトといっても過言ではないのではないでしょうか?
あのネタができたとき、あっちゃんの嫁さんの福田萌ちゃんが、「このネタ、だれが何と言おうと、1年やり通しなさい」とあっちゃんに伝えて、そしてこの今のブレークがある。と本人が言っていました。
いいですねぇ。芸人の嫁さん魂。しびれました。
いろんな意味含めて、オリラジ、今年期待してます。紅白出ちゃえよ。
なんでまたこんなこと書いたかというと、
現在本業では、かなりレガシーなシステムに突っ込む機器の開発マネジメントと現場をやっています。
巷では、「んなもん、高いだけでさっさと安いシステムに変えちまえよ」という話すら出るほどのものです。
外野から好き勝手言われる、という意味ではちょっと彼らを勝手に重ね合わせてしまいます。
でも、実はこのシステム、お客様の立場からしたらなくてはならないもので、システムの果たす価値という意味では、なくしてはならないものであるという事を最近確信するようになっています。
同時に、これは僕らじゃないと絶対できない分野ですし。
一時期僕もローコスト開発がいいのではないかと考えていた時期があったのですが、非常に厳しい世界だし、後発では戦えない。
ならば、もう一度、原点に返って、お客様が何を求めているのか?を掘り下げていったとき、
今開発しているシステムが実はそれなんだと気付いたのです。
僕らがこの開発を続けることは、エンドのお客様の幸せを実現することになると。
まさに原点回帰。
オリラジのこのネタとネタができるまでのエピソードを聞いていて、彼らの原点回帰までのプロセスと僕のプロセスを重ね合わせてしまった。
※ただ、僕の場合、パラダイムシフトまでに至っていないのがいまいちかな。
そんな、話でした。
むりやり、不動産賃貸ビジネスとつなげるならば、
物件が高止まりしている中、様々な手法を模索して、本質をみうしまわないよう。
不動産投資は買うのが目的ではない、買って利益を出して、借主さん・管理会社・そして大家の我々が幸せになることなんでしょ?
これを原点回帰。
では、原点を守りつつ、パラダイムシフトするには???
これは、僕を含め不動産賃貸ビジネスに関わるあなたの課題ですね。
ということで。
〆がいまいちですが、徒然に。でした。
お休みなさい。