こんにちは。珍しく連投です。(笑)
妻は風邪でダウン。息子はドラえもんDVDに熱狂中ということで、放置プレイされています。(泣)
外は嵐ということで、不動産賃貸ビジネスネタを書こうと思ったけれども、そんなにネタの引き出しがない僕。
ふと目を自分の書籍だなに目をやると、いろんな本を読んでるもんだ、と。
なので、若し役立つものならと思い、これらの中から、不動産賃貸ビジネスに関わらず、ビジネス全体に役立ちそうな書籍(で、一部まだ読み終えていない本も含め)をピックアップしてみます。
ちなみに、不動産投資関連の本は、以前紹介した、
kanaloa.hatenablog.com
あたりで十分な気がしてます。他にももちろん良書はたくさんあるのですが、結局はこの辺に集約されるからです。これらの本を反芻して、腹に落ちてから枝葉を伸ばしていっても十分間に合うし、先行する(していると思っている)人たちを追い抜くことだって可能だと思います。
で、ビジネスに一般的に使えそうな書籍でしたね。
一応、以下がその対象。
と、
21世紀の資本:トマ・ピケティ
- 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森本正史
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2014/12/09
- メディア: 単行本
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ピケティ本は、まだ先に進んでませんが、僕が勝手に好きな先輩投資家のミカオさんの
- ピケティ「21世紀の資本」のrは不動産の利回り?
https://www.kenbiya.com/column/mikao/56/
- 結局、「不動産投資は儲かる」とピケティは言っているのか?
https://www.kenbiya.com/column/mikao/57/
に話は集約されると思っています。が、やっぱりちゃんと全部読破せねばと思ってます。自分なりの解釈や得られるものもあろうかと思いますので。
高橋宜行の発想ノート:高橋宜行
- 作者: 高橋宣行
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2012/06/21
- メディア: 単行本
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僕が、新築のプランニングやら、本業でも生かしているのが、元、博報堂のプランナー?の高橋さんのこの本です。
マーケティングフローなど、具体的なマーケの指南はもちろん、他との違いを出すためにどういったアプローチをしていくのか?戦略をどうとらて考えていくのか?様々な視点から気づきを与えてくれ、しかも、シンプルにまとまっており読みやすい本だと思います。
彼の書籍もいくつか読みましたが、この本がベストオブベストと思います。
気づけば、ドッグイヤーと赤ペンがあちこちに。
コレからは、優劣を決める時代ではなく、「人との違いを作る時代」という考え方も感銘を受けました。
不動産賃貸ビジネスでもそうですし、他ビジネスでもそうなのですが、これからは他との競争ではなく、「独自の世界観」を如何に想像(創造)して、その世界へのファンを創りだしていくのかが成功のカギであると考えています。
実は、この考えかたを本業のビジネスプランにも取り込んだ所、「その発想はアリだな」と上司に褒められた経験があります。
実際に、パートナーにその話をもっていったところ、「是非力を合わせて進めて行きましょう。これはエンドのお客様の利益にもつながりますから。」という言葉ももらえました。
IT領域でもカチコチに固まったガラパゴス的なドメインに属する僕の仕事ですが、こういった世界でもこの考え方が通用するいい事例になりました。
今自分のビジネスを模索しているあなたにきっと良い気づきを与えてくれる本であることを僕が保証しますよ(笑)。
ファイブウェイポジショニング戦略:フレッド・クロフォード/ライアン・マシューズ(星野リゾート社長 星野佳路 監修
- 作者: フレッド・クロフォード,ライアン・マシューズ,星野佳路,長澤あかね,仲田由美子
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/10/06
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すいません、これまた読んでいる途中の本です。
20%程度ですが結構役立つ内容がてんこ盛りなので是非ご紹介しておこうかと。
洋書が故の日本語のとっつきにくさもありますが、星野さんがおすすめしているだけあってビジネス戦略上での必要な考え方が要約されている良書の一つと考えます。
ちなみに、(脱線しますが)星野リゾートの星野さんは、もともと老舗の星野旅館の後継ぎとして現在に至りますが、その過程は順風ではなく、一度会社を離れてみたりといろいろ苦労をされて現在の星野リゾートの確固たる地位を築いていらっしゃいます。
そのプロセスの中で彼が続けていたのが「教科書通りにやる」という事らしいです。
- 作者: 中沢康彦
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/04/15
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で、彼が星野リゾートでの紆余曲折や、あらゆる場面で、従業員を巻き込んで会社の売り上げを向上させる取り組みや、お客様の満足度向上を取り組んでらっしゃいますが、この際に徹底して参考にしたのが上記の本の中で使われている様々な経営戦略本なんだそうです。
彼曰く、「教科書をマニュアル通りにやってもうまくいかないものだ、という人は、その教科書をちゃんと理解していないからか、実際には忠実に取り組んでいないかのどちらかである。教科書は先人が取り組んでその結果汎用化されたロジックなのだから本質的にはこの通りにやっていけば大きな失敗はないはずである」との事です。
※実績残している人の言葉には力がありますね。併せて上記の書籍も読んでみる事をお勧めします。
会社と社長個人のバランスシートで合算する連結バランスシート経営で会社を強くする
:海生祐明
会社と社長個人のバランスシートを合算する連結バランスシート経営で会社を強くする
- 作者: 海生裕明
- 出版社/メーカー: 日本経営合理化協会出版局
- 発売日: 2013/02/27
- メディア: 単行本
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これ、一冊9800円する高額書籍です。日本経営合理化協会出版局が出している、、、ときけば「あぁ、」と捉えてくれる方も多いかな。
海生祐明さんという方のプロフィールを拝見していると、敏腕・移植の会計士の方のようです。彼曰く、中小企業の社長は、とかく損益計算書(目先の損得)に目が行きがちだが、大事なのは「バランスシートである」とおっしゃってます。
たしか、以前読んだ別の書籍で、ウォール街で第一線戦っていた大竹さんって方の書籍の中でも企業の本質的な価値を図るのは、損益計算書ではなく、バランスシートにあるという話がありました。
その理解を進めるための本だということです。実はこれは全然読んでません。はじめにだけを読んで、一旦読むのをやめています。(一部、つまみ読みをしていますが、不動産に関する話や株式の持ち方についてのアイディアとか、かなり「実践的」な内容となっているのは理解しているので、楽しみです。)
現在法人化の作業をやっていますが、これが具現化して、同時進行でグリグリ読んでいこうと思います。
ビジネスオーナー、、、とかく中小企業のオーナーさんはこの本を読んでおいて損はないと考えていますが、いかがでしょうか?
そして、最後。
シュガーマンのマーケティング成功事例大全:ジョセフ・シュガーマン
- 作者: ジョセフ・シュガーマン
- 出版社/メーカー: ダイレクト出版
- 発売日: 2011/08
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これは、、、もしかしたら人によっては要らんかもしれません。
どちらかというと、ネットビジネス、、というか、DRM(ダイレクトマーケティング)の話に特化したノウハウ本だからです。
シュガーマンが活躍した時代は現代のネット時代ではないのですが、それでもDRMの基本のキに当たる大事な内容(ゆえに僕は汎用的な本だと位置づけています)が載っているのでお勧めしたい次第です。
僕個人としては、ネットビジネス自体が(誤解を恐れず申し上げるならば)「地に足がついていないビジネスかなぁ。」と懐疑的なのですが、でも、本質的にはネットワークを駆使してこれを売り上げ向上の手段とすること自体はいたって合理的だと考えています。
おそらく、僕が懐疑的になっているのは、昨今のネットビジネスの「とにかく、情弱者から巻き上げられるだけ巻き上げたい」という”暗黙の理念”を感じ取っているからなかと。
そうではなく、
本質的に良いものを、ちゃんと理解して(セールスをする側が)、それをちゃんと伝えて(買い手側に)、そのうえでモノ・サービスをバンバン売ること自体は決して悪いことではないと考えます。
「あと2時間で値上げです!!」
「あなただけに、限定で販売します!!」
「過去にウン万円で販売していたあの商品が無料で(その裏で別の高額オファー仕掛けるのが見え見えな)」
「ウン万円相当の商材を無料で!!!」
こういったものを見ると、どうしてもねぇ。。。ひいちゃうんです。
なので、この本は、DRMの基本を勉強するために活用して、でも、ビジネスの本質を忘れずに実践したい方にお勧めしたいなって。
京セラ創業者の稲盛さんが仰ってましたが、ビジネスでは、技術だけはだめで、その人間のビジネスへの考え方が正しい(ここでは正しいを正の値としましょうか)場合にのみ成功するんだよ。と。
即ち、
技術力・知識力・販売力 x ビジネスオーナーの哲学(考え方)
という方程式。
何がわかるかというと、いくら知識があっても、技術があっても、販売チャネルを持っていても、やる側の考え方がダメ(この値を0もしくは、マイナスとしましょうか)であえば、結果は絶対ついてこない。と。
この辺が分かる方は、ビジネスで成功するよ。とおっしゃっていましたっけ。
正しいですよね。
ということで、今日はビジネス書籍のご紹介でした。
あなたの、輝けるビジネスの成功の何かお役に立てられれば光栄です。
※さて、午後は息子を連れて、買い物です。
良い日曜午後をお過ごしくださいませ。