こんばんは。
今日はすげー雨降ってましたねぇ。
家族で土砂降りの中、例のバス便川崎物件を駅まで歩いてみました。
川崎は、いいですね。基本的に海に近いエリアはド平坦。
駅から18分は実際には雨だと19分。
晴れてて、ハイペースだと17分かなぁ。って感じです。
すげー遠い感じはしないですね。
その足で、この物件をグリップしている業者さんに足を運びました。
ちゃんと、金融機関の結果話もするために。
「〇〇さん、金融機関、おそらく積算で、掛け目なしで満額出してくれてます。金額が僕がだしている積算価格ドンピシャなんす。多分、これが現実だと思います。この額でうまく交渉してもらえませんか?」
と、こちらの本気度をきちんと伝えました。
『実は、おととい、売主さんとお話したんですが、大分価格については現実を見据え始めているようです。でも、それでも乖離しているんですよね。。。』
とは担当の方。
「まぁ、売主さんの心情は理解しているつもりです。出してから間もないですものね。ただ、これは脅すわけじゃないのですが、昨今の経済状況・金融市場の動きを見ていると、今後数年はあまりよくない状況が見えています。なんで、この信金さんが出す金額で買えるうちに決めてもらった方がよいかもしれません。」
と、別に脅すつもりはなく、まじめにその点お伝えしました。
別に買いあがるほどの物件ではないので。むしろ売主様の事情を考えて、そのくらいななら買うし、確実に変えるのが僕であるとやんわり伝えたつもりです。
このエリアは、川崎なので、賃料設定が5万チョイで出ているところを見ると、「生活保護世帯でしょ?」と聞いてみたところ。『はい。ほぼこの物件はそうなんですよ。』とげろっちゃいました。(笑)
事前に主要な客付け業者にヒアリングしたところ、このエリアは、高齢の生活保護の方が結構住まわれているとか。
川崎は、土地柄なのか、右肩上がりで、全国でも屈指の生活保護エリア。
あまり喜ばしい状況じゃないのですが、事実は事実。
生活保護というと、金だけもらってパチンコいって、、、というダークサイドな話が取りざたされますが、(正直腹立たしいですが)一方で本当に困窮している方がいることも事実です。
本物件の大半は生活保護ですが、建物自体は古さはあるものの、小ざっぱりとしていて、スラム化している様子はありません。
僕が最初に購入した川崎区分バルクは、生活保護はいませんでしたが、購入当初は、んまぁ、スラム化した代表格の物件(笑)って感じでしたから。全然気にならないのですよ。ワハハ。
高齢の方々がつつましやかに生活されている、そんな感じが見て取れました。
だとしたら、大家として、そういう方々に安心して住んでいただける居住空間を提供することもまた、立派な責務と考えます。
無論、必要最低限の予算で物件をパリッとさせて、住みやすい空間づくりはやる必要あります。が、例えば東横沿線物件のように、バリューアッドな対応は逆に「オーバースペック」になりますから、それはやらないつもり。
「純粋に住みやすい部屋づくりを、ローコストで」
という戦略なんでしょうね。
上記理由があり、バス便というか、ここに住まわれる方は、大半がこの物件の半径500メートル圏内で生活が完結している方々なんです。
なんで、ぶっちゃけ、バス・電車とも「必要な時にしか使わない交通手段」というわけです。
通常の不動産投資のセオリーでは語れない領域ってことです。
面白いですね。
こういった様々な領域の経験を積むと、大家としての力はより向上していくんだろうと考えています。
あとは、僕らの指値がとおるかだなぁ。。
まー、気楽に待ちますかね。
この物件と駅の間にある、とある食事処が非常においしく。家族で団らんして、のんびりとした土曜日を過ごさせていただきました♪
それじゃ、おやすみなさい。