湘南Kanaさん5.0 と。行こーぜ!ゆるく楽しい賃貸経営の海原へ♫

2007年に初めて不動産投資を始めました。ペースは同時期始めた成功大家さんたちと比べると、ゆっくり、の~んびりペースですが、嫁さんと息子と楽しく前向きに取り組んでおります♪2020年11月法人設立!!2021年に念願の湘南ぐらしを実現!!ゆるく楽しく不動産賃貸経営を楽しみたいあなた。是非このブログを暇つぶしに読んで下さいませ♪

動きそうで動かない不動産投資の相場。あなたはどう考えますか?

お盆期間中は、ひたすら横須賀ヴィンテージ戸建てのテコ入れに嫁さんにアゴで使われておりました。(泣)
業者さん、安く上げてくれるのは本当にありがたいのですが、いかんせん工程管理がずさんで、嫁さんと僕で現場監督まがいのことをやっているのが現状。


8月中旬仕上がりでそこから募集かけて、、、と行きたいのですが、残念ながら工程延伸。。。
今、前倒しでハッパかけておりますが、多分、9月上旬までまたいじゃうかもです。んー。
その分、無料でカラーモニタ付きインターホンや、その他諸々の追加工事を追加料金なしで飲んでもらうことに。
まぁ、いいかと。


今週末、状況確認に行くので、また状況報告しますね。(だいぶいい感じにはなってますよ)


さて、


不動産投資市況。膠着状態が続いていますね。
しかし、ここにきて幾つか良さそうな物件が出てきていますが、100万、200万の指しが通らず、高値づかみはしちゃいかんという考えのもと、状況を生還しているところです。


現在、日本でお金は日銀が国債をバンバン購入しているのに、ホカに流れる余地がないため、結局は不動産にながれているのが実情だそうですね。
ですが、いよいよ、日銀の購入先である国内金融機関の国債も底をつきかけているとか。。。
加えて、アベノミクスの限界も見えてきている。。。
金融庁の締め付けもそろそろ厳しくなってこないか。。。


でも、相場は動きそうもないですね。。
いやはや、難しい。


ここは、いろいろな情報を読んでいて総体的にこうならんかなぁという話ですが、
国内では、いつ不動産投資相場が大ゴケしてもおかしくない状況でもなんとなく「全不動産投資家がゆでガエル状態をキープ」していていく相場がダラダラと続いてくと考えます。
→これが僕ら「次の買い場を待っている、比較的まともな投資家(?)」にとって最悪のシナリオです。
 残念ながらこの相場がしばらく続きそうな予感。。。


仮に、大ゴケする相場(すなわち、僕らが待望する買い場)が来るとしたら、国内のイベントがトリガではなく、海外の大相場が巡り巡って日本の経済にダメージを与えるときかなと思います。


  • 中国の不動産バブルが弾ける
  • イギリスのEU脱退を端に他EU加盟国が脱退し、EU経済が狂う
  • アメリカの不動産市況がまたおかしくなる(※)
  • 北朝鮮問題が最悪のシナリオを迎える(これはあっちゃいけない)


※アメリカでのサブプライム問題によるリーマンショックは記憶にあたらしいところですが、僕の好きな映画「THE BIG SHORT (邦名:マネーショート)」によると、サブプライム問題の原因となったCDOの仕組みが形を変えてアメリカでその販売額増えているという話があります。


★是非、ビデオ借りて見てください(学ぶところが本当に多い、近年まれに見る名作だと思います)★

映画『マネー・ショート』7月6日(水)ブルーレイ&DVDリリース!(30秒動画)


こうやって、世の中、良くも悪くも巡り巡って、忘れた頃に経済が暴落するというスパイラルを描いています。


そういえば、リーマンショックは、2008年、その兆しが出始めたのは2007年頃。


今年は何年か?=>2017年。


兆しは見え始めていますよね。
日本国内の相場は行くところまで行っており、さながらチキンレースの様相。
海外は、上記の通り。。。


経済の大きなスパンで考えた場合、来年あたりに何かあるのではないかと考えてしまうのは、ロジックとしては間違いではないかと思いますが、さて、実際はどうなるか?


繰り返しますが、今、業者さんゴリ押しの新築7%とかはほぼ間違いなく苦しい状況に追い込まれると思います。
本当に儲かるのか?(見せかけだけのキャッシュフローに踊らされていないか?)じっくり、分析ツールとかで客観的に数字を抑えてください。


今は、手持ちの物件の改善活動(持っている物件でもやれることはたくさんあるはず。)、小さいオンボロ戸建てを買って、ブルーオーシャンな戸建て賃貸戦略、ひたすら自分の買いたい物件を見学して、業者さんとのパイプ作り。ナドナド、やれることはたくさんあるはず。

上がったものは、なからず下がります。


これを信じて、マネーショートの世紀の空売りに根拠を持ってチャレンジした人たちのようにまちましょう。


うぅ。。でも、そろそろ新しい1棟、欲しい。。

宅配ボックス設置までの経緯(2)

今日はご連休の初日ということで、息子と横浜はみなとみらいに行ってきましたが、「ピカチュウ大量発生チュウ&POKEMON GO!イベント」が重なり、半端ない人でグロッキーです。。。


#僕らは、ピカチュウは今回はパスして、「横浜みなと博物館」での自由研究に来たのですが(こちらは空いておりました。)その前の人の多さにやられて、会場の脇で居眠りをしていたところ、ピカチュウに道を開けろ(どうやら、この通路がピカチュウの控室につながるところだったようで)と起されました。
、、、ピカチュウに昼寝を起されるオヤジもなかなかいないかと(笑)。


さて、今日は宅配ボックス設置までの経緯その2ということで。
PUDOステーションというサービスを選んだ理由を軽く。


PUDOステーション自体は、フランスで普及している(フランスってこういう宅配ボックスがえらく浸透しているお国だそうで)ハードウェアです。


あちらの国は、我が国と比較して悪さをする奴らが多いらしく、こういった不在配達用の宅配ボックスは格好の的になるんだそうです。
こういった悪い輩に対抗するだけの強固なセキュリティが担保されているという点が特筆すべきところです。
ちょっとやそっとではこじ開けられないらしい。


また、ハード自体に防犯カメラが搭載されています。


そして、全天候型(室内型もありますが、我々の物件では全天候型)であること。


ハードウェアとしては、こういった点が特徴なのかなと。


ソフト面では、このシステムを使っている宅配業者が気になるところですが、つい先日までは、ヤマト運輸だけだったようですが、この間連絡があり、佐川急便もこのシステムを使うようになったそうです。
ますます利便性が高まっています。


ちなみに、郵便局は対象外になってます。(別のシステムを使っているようですね)


上記の関連記事。(ご参考)

www.tsuhanshinbun.com



気になるのは、設置によって発生する大家側の負担ですが、ハード設置にかかわるすべての費用はパックシティジャパン持ち、さらに、毎月の電気代が発生しますが、現状では実質無料になります。「設置許可料」という名目で幾ばくかの費用をパックシティジャパンが持ってくれています。


ですので、大家側は運営する上で一切の負担はないです。(ここは、収益物件を運営する我々大家にとっては大事なところですからね。)


契約に関しても、じっくり読んでみましたが、大家側に振りになるような契約内容にはなっておらず、かなり良心的かと。


ということで、同社を選んだわけです。
ま、まだ1ヶ月足らずの運用ですのでなんとも、というところが本音ですが、2件の利用があったということで少し嬉しいかな。


周辺には、戸建て物件がたくさんあるので、口コミで広まって活躍してくれることを望んでます。


ちょっとだけ色気出そうとしているのは、宅配ボックスの脇にもともとある自動販売機。
この販売機が最近売上が絶好調で(なんで、こんな民家にひっそり佇む自販機が??というのが正直なところですが)毎月8000円から9000円の利益を出してくれています。
年間8万弱の利益だから、本物件の1.5ヶ月分の家賃を稼いでいるのと同じ。これはありがたいこと。


これの売上をもう少し上げられないかなと。
小さいタイプの自販機なので、業者と相談してもう少し大型のものを投入しようと考えています。
というのも、

宅配ボックスに取りに来る人がいる。→脇に自販機がある。→「ついでにお茶でもかってこ」→チャリーン♪


と期待しておるのです。(ニヤリ)


ま、そこまでドラスティックに変わるとは思えませんが、まぁ、そのくらいの色気は出してもいいかなって。


さて、この取組、地域にうまく受け入れられて、活躍してくれるかな。
長い目で見ていきます。


最初にもお伝えしましたが、この宅配ボックス、すべての物件に「配送ですか、是非!」という訳にはいきません。やはりパックシティジャパンさんも利益を得なくてはいけませんし、そもそも不要な地域に設置すること自体がナンセンスです。需要のあるところにしか設定はできないと考えます。
設置に関しては、同社の担当さんとよくよく相談して、経営判断されてくださいね。


首都圏だけかと思いましたが、意外と地方でも設置されているところがあるようですよ。


ご参考になれば幸いです。


さて、明日は、横須賀ヴィンテージ戸建て物件に行ってまいります。明日はエアコン設置の立会と、DIYでの洗面所リニューアル。あと、新たに設置を依頼している「モダン和風洗面所」の進捗状況を確認してきます。
しかし、そろそろ、募集かけたいのだが、、、ま、頑張ります。


ではでは。

宅配ボックス設置までの経緯(1)

ども。夏休みいかがお過ごしですか。
僕はすでに取得済みであります。


週末は、横須賀物件のリノベーション作業(意外と進み悪く、現場監督と現場経験と掃除を兼ねてがんばっとります)で出ずっぱり。


戸建賃貸。ほんと、好きじゃないと続かないっす。(楽しいからOKですが)


さて、話は品川物件の宅配ボックスについて。
設置までの経緯をお話するということでした。


もともとは、前回記事にあるとおり、昨今の宅配業者の再配達問題をきっかけに、零細企業ながらも何かしら改善に寄与できんものかという(珍しく純粋な?(笑))きっかけで始めたこのプロジェクト。


世の中には、グーグル先生に聞けば分かる通り、簡易の(個人レベルの)宅配ボックスというものはすでにあるようでしたが、僕と嫁さんが目指したものはそのレベルではなく、もう一つ「地域に貢献できないか?」というホカにはない発想を組み込んだものです。


これに基づき「かなりシステマチックに運用できるものであり、これによって、本アパートの入居者の利便性のみならず、物件が存在している地域の利便性も上げていきたい」という要求定義を掲げました。


ここから嫁さんが怒涛のgoogle先生問い合わせ。(笑)


まる二日くらい調べた結果、幾つかの候補が上がりましたが、
最終的に以下の業者を選定。


パックシティジャパン | オープン型宅配便ロッカー


ただ、直接この業者とやり取りしたわけではなくて、最初はクロネコヤマトの窓口に宅配ボックスの問い合わせをしてそこから取り次いでもらった、、、が正しいかな。


細かい話は次回にしますが、結論から言うと、PUDOステーションを置くのであれば、直接この業者さん(パックシティジャパン)に問い合わせたほうがいいです。


何故か知りませんが、クロネコヤマトの窓口担当さんは「この手の問い合わせが多いんですぅ」と乗り気ではなかったそうで、嫁さんもテンション下がり気味だったのですが、


その後、パックシティジャパンさんに問い合わせたところ、「是非検討させてくれ」と鼻息荒げだったのです。
※この温度差、何なんでしょう(笑)


当初クロネコヤマトの担当さんからは、「住宅街なので、条件次第では設置は難しいかもしれません」ととにかくネガティブな反応しかなかったのですが、


パックシティジャパンの担当さんに聞いたら「まずは検討させて!!」とイケイケ。


結果的に、設置可能と判断していただいたのです。


PUDOステーションは設置してから1ヶ月ちょい。
今月のかどう実績は、2件だそうです。


なんとなく想像通りかな。


知名度は今後徐々に広まっていくと思います(あまりゴリ押しはしないつもり、こういうツールってのは口コミで広がる力のほうが安定運用につながると考えてます)。


感覚的には半年くらいかかるかな。


どちらかと言うと、テナントリテンションが目的であって、直接的な利益を求めているわけではありません。
最終的な稼働率UPが目的。
おまけに、地域の利便性向上も。


なので、ゆっくり、じっくり温めていきます。


次回は、我々がPUDOステーションを選択した理由などを徒然に。


===
PS. 横須賀戸建ては、8月10日引き渡し予定でしたが、案の定工程が遅延。(うーん、僕のプロジェクトとそっくり(笑))ただ、理由があって、追加で防蟻処理や、排水周りの改善を施しているので、必要な工程延伸と理解しています。現状進捗率は、60%ってところでしょうか。
ま、この業界に、我々製造業並みの工程管理をせよというのはチト、酷でしょう。暖かく見守るところは見守り、抑えるべきところは抑えていく、そして学ぶべきところは学ぶ。この姿勢で粛々と勧めてまいります。
9月には、完成版をお披露目できるかな。(あとは本当に貸せるかですね(汗))

品川物件に宅配ロッカー設置を設置してみました。

今日も暑い日でした。
ヨコスカ物件に繰り出し、土曜日に決めたデザイナーさんとのデザインに基づき、部屋の各所に職人さん向けに「この場所にはこの部材を使って」というポップ的なものを設置してきました。


さて、今日は品川物件の話。


昨日少しお話ししましたが、ありがたいことに、若干の支払い遅れが昨年はありましたが、頼れる管理会社さんのおかげでこれも解消。結果として昨年一年間+今年の現時点まで稼働率100%を維持しています。


(ほんと、不動産投資って、優秀な管理会社の担当さんで成否が決まるといっても過言じゃないですね。そのための管理会社訪問がいかに重要か、身に染みて理解できました。)


ここで手を抜かず、さらなるテナントリテンションをしていこう。
というのが今回の取り組み。


宅配ロッカーの設置というわけです。


単身者が増え、さらにはDINKSが増え、共働きでほとんど昼間に家にいることがなくなっている現代。
宅急便の配送担当の方が、不在配達で大変なご苦労をされていることは記憶に新しいと思います。


一方で、受け取る側もこんな状況ですから、別に悪気があるわけでもない(と、信じております。)。


ということで、現在、国では政策の一環として、宅配ロッカーの設置に関する補助金制度を設けているそうです。


よくわかるサイト。
www.homes.co.jp


我々は、これに着目して、これをアパートレベル、、、というか、地域貢献も含めて実践できないものか?
と考えるようになりました。


アパート入居者は、マンションと同等レベルの宅配ロッカーサービスができると同時に、地域住人にも同じ手段を提供して宅配不在配達を少しでも減らしていけるように。


これが主な目的の活動です。


結論いうと、これ自体ではほぼ儲けは発生しません。(電気代は補助してもらえましたが、それ以上のインカムは一切発生しない)
あくまで、入居者と地域住民の方々の住み心地向上が目的。


結果として、入居者がこの物件の価値を再認識してもらえることを副次的な成果としてもくろんでいます。



で、設置した結果がこれ。


PUDOステーション、というサービスです。
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導入までの経緯はこれから2回程度に分けてご紹介します。


端的いうと、これは、好き勝手に設置してもらえるわけではなく、(やはり、提供側は、自分たちのビジネス的なリターンを結果として求めているわけですから、需要のないところにやみくもに置くわけにはいかないので。)その辺、地域によっては設置を拒まれることはご承知おきください。


ポイントは、不在配達率です。これが高いエリアで、一定の需要がある地域。
これであれば、設置可の可能性が見えてきます。


ということで、次回から2回程度に分けて、設置までの経緯をご紹介。


既に個人レベルの宅配ボックスはいろいろ動きがある様ですが、
我々が採用しているのはもう少し規模間の大きい、システマチックなものです。


もう少し組織的な活動になる。とお考えいただければいいのかもしれません。


まずは、情報共有から。


今週も頑張りましょう!!!
おやすみなさい。

横須賀古民家再生事業のその後、、、(途中経過報告)

またまた、大変ご無沙汰しています。
横須賀古民家再生事業のその後についてご報告。


あれから紆余曲折ありました。
語りだすと、これで本一冊かけるんじゃないかというくらい。(笑)


  • 近隣住民との関係づくり
  • 周辺の藪(蔦類でほぼ森と化していた状態)の草刈り(カメムシとの戦い)
  • 床を開けたらシロアリ被害(ぎゃー!)(一応、対応完了)
  • 床を開けたら、臼が出てきたり、建築当初の(おそらく昭和初期のもの)ガラがゴロゴロ出てきたり(庭いっぱいにガラが出てきて、、、もう。。。)
  • デザイナーさんとの打ち合わせ、そして、業者さんの相見積
  • 超個性的な業者さん選定。
  • 旦那の私は、本業とこちらの現場作業で、グロッキーに(笑)


と、かなり濃厚な1.5ヶ月を過ごさせていただいておりました。
ブログ書こうにも、画面に手をやると寝てしまう週末が続いておりました。


今日は、ちょっと元気なので力を振り絞ってダイジェストでこれまでの記録を取っておこうと。
話は業者選定後の、実際の作業の話。


横須賀物件の業者さんが決まって、早速床下の強化作業に入ります。
蓋を開けたところ、根田の下の束がまともに支えていない状況がわかり、また、束自身もかなりくたびれている様子。



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※これが我が物件の根田の状況。束がちゃんとこれらを支えていないのがわかりますかね?

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※ね、イマイチでしょ?


そこでこの物件の基礎部分をサイボーグ化しようということで、「鋼製束」なる現代のパーツを組み入れることに。


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※金属製の束である「鋼製束」を大引きの配下に設置。

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元あった木製の蓋を〆て、サイボーグ化完了!!


上記木製の蓋、最初はこれを最新のものに変えようかという話をしていましたが、写真のいぶし銀の大工(でぇく)のおっちゃんが、「イヤイヤ、この木製いたは天然モノだから大事に使ったほうがいいよ。最近のはキレイかもしれないけども、他所の国の木材だったりで、日本の気候に合わずすぐにボロくなる。今見てもすごくいい状態だからこれはそのまま使いな」と言ってくれたのでそのままということで。


おっちゃん曰く、この物件に使われている角材(一階部分や、二階の一部)は、今じゃ到底手に入れられないいいものばかり使っているそうです。


二階の廊下は、ヒノキの一枚板らしく「イヤー、これを今買ったらたっかいよ〜。ちゃんと磨いてあげればもっと使えるから大事に使いな〜。」ですって。


見る人が見ると本質的な価値がわかるってもんです。


話を続けます。次は二階。


二階は、昭和30年代に、増築したらしいのですが、こちらの材料がしょぼいらしい(がっかり)。
あと、窓がやら広く取ってあるため、剛性も悪いらしく、(ただ、屋根は瓦じゃないので重量面でなんとか救われているとか)これを最低限の補強をしていこう、と。


あと、昭和の貧乏くさいイメージの、壁材の上に捨て貼り(ベニヤ板でかぶせ、その上に壁紙をつける目的のモノ、らしい)して、あと、間口広い箇所には多少の補強を入れたりしました。


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※職人さんたちで、捨て貼りをタッカーでバッスんバッスん打ち込む絵面。まー、期待はしてないけど、多少「面」での剛性が上がったりしないかしら。


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※こんな形で捨て貼りを、ダサい壁材にかぶせていきます。


そして、昨日は、いよいよ、内装の部材を決めるため、デザイナーさんとガチで現場で議論。

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※左はデザイナーさん(女性)、右は愛妻でございます。


僕も最初は参加していましたが、ここ2ヶ月に渡る本業の、殺人的な忙しさに心身ともに削られており、2時位から4時位の間、床で気を失っていました。(その間、ずーっと彼女たちはデザインの議論をしていたとか、全然記憶にない。。)


まだ、全貌は秘密ですが、例えば、ふすまもインパクトを出すために、以下のようなデザインを使ったりしようとしています。

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大正ロマンをテーマにしているので、こういうデザインと洋風のパタン壁紙を駆使して、目指すコンセプトモデルを具現化していきます(主に嫁さんが)


4時に目を覚ました私には、半ギレの嫁さんに階段の貧乏くさい、滑り止めを外すよう、指示が。
そこで活躍したのが、我が息子。


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※「とーちゃん、疲れてんでしょ。僕がやるから見ててよ」だって。頼もしいじゃないか。息子よ。でも、金槌と釘抜きでガンガンやり始めて、やはりおぼつかないのでフォローはすることになるんですが。(苦笑)。でも、息子がこういう形で成長していくのを見れるのは、不動産投資ならではですかね。感謝かな。


僕はその間、使いまわしする、1階の玄関・2階の電灯の傘(今時、こういう味のある傘は売っていないので活用しましょうという話に)の掃除をしてましたが、、、


写真撮り忘れましたが、30年分(ほんと、前のオーナーさん、、、おばあちゃんなんですが、全然掃除できなかったんでしょう)ホコリが積もっていて、大変でした。が、全て掃除機で吸い取ってスッキリ。
今じゃ絶対買えない、「ナショナル」の傘ですからね。味があっていいっすよ。


結局、現地に10時前に入って、昼飯抜きで、5時ころまでぶっ通しで作業。
その後、デザイナーさんと一緒に、ファミレスで食事とって帰宅。。。


この炎天下でよくやったなぁ。。と。


今日は、昨日やった内容を文書にまとめて、どの箇所にどういった部材を使っていくかを整理していました。


明日は、現地に行って、おそらく最後の確認作業をやって、あとは大工さん・職人さんにおまかせしたいと思います。


仕上がりは8月上旬。


出来上がったら、費用総額の整理(防蟻処理は痛かった。。。)と、目指す利回りを決める家賃の設定。業者さん巡り、、、


やることはいっぱいですね。


しかし、、、戸建賃貸。やってみて感じますが、、、



好きじゃないと、絶対続かない。


そんな投資方法かなって。
ただ、何でしょう。すごく楽しいですよ。家造りの基礎がリアルに学べます。基礎、躯体、骨組み、壁、設備、水回りの話に、排水、、、おまけにシロアリ対策に近隣住民とのコミュニケーション能力の向上。(笑)


ここで学んだ様々な知識・経験は、今後規模を大きくしていく私達にとって大いなる糧となると確信しています。


この上げきった、不動産投資市況で、たか~い物件掴まされて、二束三文のCFしか狙えない新築を買うより、ちょっと立地的にビハインドな、だけど、競争がない、独自の戦法が使える地域での築戸戸建ての激安リフォームで不動産投資の面白さを知るほうが、面白いかもしれませんよ。


と、いいつつ、僕は、現在対照的にでっかい物件を探しておりますが。



あ、そうそう、品川物件、今年も現時点で稼働率100%でございます。
先日、テナントリテンションの観点で、新たな、住民向け(いえ、近隣住民にも響く)サービスを開始しました。


次回あたりにご紹介。


では、おやすみなさい。

横須賀古民家再生事業Kickoff!!!(物件スペックご紹介!!)

大変ご無沙汰しています。
GW開け前から今日まで、本業は大炎上((泣))、そして、表題の横須賀の戸建て物件の引き渡しが完了し、これを「横須賀古民家再生事業」としてkickkoffできたのでご報告ということで。


契約から、日曜の引き渡しまで、いろいろドタバタしておりました。(主に嫁さんが)

1. 古民家(要はボロ家)の保険を契約する。
2. 残置物の取捨選択
3. 司法書士のボッタクリ価格を正論で値切る。
4. 隣りにいる、ちと、めんどくさそうな、地主サンとのやり取り。
5. 敷地境界の確認(これ、大事)

と、振り返れば、まぁ、それなりに大変なりに良い経験させていただきました(主に嫁さんが)。



特に、この物件の保険が非常に気になっておりました。
なにせ、築年数ぶっちゃけ不詳。(表向きには昭和2年らしいのですが、詳しくは「わからん」らしい。w)


このため、施設賠償責任保険に入る、、、もとい、火災保険そのものを受け入れてくれる保険会社がなかなか見つからず、、、
古い物件ですから、地震で倒壊でもして入居者にもしものことがあったら、、、
(熊本大地震でも悲しい出来事ありましたからね。。。事業者としての責任はちゃんと全うできるようにせねば。です)


いろいろ苦労した挙句、オチとしては、僕の会社の傘下の保険代理店経由で入ることができました。
月3000円ちょいと、、、んー、まぁ、年間4万弱と考えると安くはないですが、それでも、施設賠償責任保険がマックス3億つくし、壊れたら建て替え十分できる保証がついたので良しとしましょう。


ということで、この横須賀物件のスペックをご紹介しましょう!!!

==(ヨコスカ物件ってこんなやつ)

<立地>
京急線横須賀中央からほど近い各駅停車駅から徒歩10分でお釣り来ます。
・JR線某駅から徒歩圏内
・横須賀エリアでは希少な駅からほぼフラットアクセス可能(あー厳密にいえば、多少登るが、ヨコスカ特有の「登山」ではない)

<駅力>
京急:乗降客数は正直少ない。横須賀中央が近いので中央流れの客が狙える。
・JR:これまた正直少ない。

<商圏としては?>
・通常の賃貸商圏として考えるのは尚早。
・このエリアは、アメリカ海軍、海上自衛隊防衛大学校)、これらを支える地元関連企業、大学病院などがあり、独特な文化圏を形成しており、単純に駅力で評価するべきではないところ。
・kanaloa(の嫁)は、駅力は二の次(代替交通手段としての利便性があれば良い程度)とし、あくまで、この商圏にターゲットをおいた特殊な戦略を取る方向に切り替えた。

<土地・気候>
京急線を下に抱えた、少しだけ勾配のある道を登ったところにある100平米の土地。
・再建築不可でない。まっとうな土地。ただし、横に擁壁あり。(ま、ヨコスカってそんなところ。これを気にするなら投資するなって話)
・水はけは良い模様。(シロアリが潜んでいそうな場所ではない)
・海まで徒歩圏だけど、潮風ではない山からのおろしが心地よく、夏場もクーラー要らないかもしれない。(実際は知らんけど)
・谷あいの土地といったところ。よくいえば、「風の谷」という感じ。(笑)

<建物>
・築不詳(昭和2年築、、、らしい。所有者本人がそう行っているところがすごい、そして、昭和30年代に2Fを増築)
・木造、元平屋、そして増築。一階は大工仕事でガッチリ作り上げられており、今回チェックしてもらったのですが(大工さんに)「えぇしごとしてますなー」とお墨付きもらってます。ただし2Fは「うーん、ちょっとチープなつくりしてますなー」と。((泣))
・要するに2階建て、広さは90平米。
・掘りごたつの部屋あり。
・水回りは数年前にリニューアル(めちゃキレイ)
・古民家風で、軒先あり。(これは価値)

<購入価格>
秘密にしました。(一時期公開していましたが、諸般の事情によりcloseしました。)

===


さて、この物件のビフォー・アフターをやっていくわけで。まずは、購入後の状態をご紹介(写真にて)


<外観>
すんません。撮り忘れた。。。(ケータイにありますが、面倒なので今度改めて)

<内観>
1.玄関
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2.一階和室
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3.一階和室(掘りごたつエリア)
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4.一階キッチン
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5.一階風呂
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6.一階トイレ
写真取ってない。。。(ほぼ新品のTOTOウォシュレット)


7.一階洗面台(昭和バリバリ→これをタイルとか味つけていきます)
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8.二階和室1
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9.二階和室2(畳引剥して、躯体チェックのときのやつ)
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10.二階天井 (意外とピカピカ)
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どうでしょうか?まぁ、このままでもクリーニングしたら十分かせそうですが。
(一応、日曜日に家族総出で大掃除したあとの写真ですけどね)


ですが、これをそのまま普通に貸しても面白くもなんともないので、これにちゃんと「コンセプト」をつけて再生していく。


これを、私(でなく、主に嫁さん)は、


”ヨコスカ古民家再生事業”


と題して、ちゃんとデザイナーさんも雇って、


・ローコストで、かつ、
・ちゃんとコンセプトをデザインに反映し、かつ、
・ちゃんと貸せる!!かつ、
・利回り15%以上を出す!!


という難しいハードルを立てました。


コンセプトは、


仮称:大正レトロ・モダン(〜ここは、ヨコスカ。海沿いの街〜)


としてます。もちっといい名前募集中(笑)



いろいろ、上記コンセプトに合うピンを作って、これをデザイナーさんに私


「僕らがやりたいコンセプトはここに詰め込みました。あとは、限られた予算の中で、スキに遊んじゃって!!」


と伝えてあります。
昨日、嫁さんが現場でデザイナーさんと大工さんとでイメージ合わせをやってきたそうです。


なかなか、面白そうな物件に仕上がるかもですよ。


では、上記ボロ家、、、イヤイヤ、古民家がどのように再生するか。。
乞うご期待ということで。


続編はまたしばらくしてからということで〜♪

横須賀昭和初期戸建賃貸のコンセプトは、大正レトロ・モダン(大正ロマンに思いを馳せて。。。)

こんばんは。
珍しくの連投。(笑)


横須賀戸建てを購入してからと言うもの、物件のコンセプトぎめに傾倒しておりました。
戸建てっていいですね♪
買ってみてわかったのですが、思いっきり好き勝手できるってのがたまらない。


規模が小さいってのも理由ですけど。


で、物件のリノベーション設計をするにあたり、そのためのコンセプト設計をしなくてはなりません。


さらには、そのための調査であり、調査で得たデータの自分なりの分析ってことになります。


先に結論から書きますが、この物件のコンセプトは現時点では

     大正レトロ・モダン


です。


これは、単に建物が昭和初期(正確には不詳)であるから、、という、浅い発想ではありません。
ちゃんと自分の足で歩いて、目で・耳で・肌で感じ取って決めたのです。


購入に至るまで、そもそもの横須賀市の歴史(なぜ、横須賀が、ヨコスカとなり得たのか?を幕末から現在に至るまでを分かる範囲で調査しました。実際に、投資エリアである京急線の横須賀中央から上下数駅分をひたすら徒歩であるきまくったのです。そして、書籍でも時間の許す限り歴史を紐解いていたりしました。


横須賀の幕末から、現在への変遷をものすごく乱暴に簡単にまとめるとしたら、

静かな漁師村〜開国〜富国強兵〜軍人さんの街〜そして、戦争〜アメリカ軍進駐〜戦後復興〜バブルと崩壊〜人口減少〜子育てがし易い街へ・そして観光都市へ・・・


こんな感じです。
横須賀という街は、最近でこそ子育て・自然・観光をスローガンに頑張っているようですが、ほんの少し前までは軍関係の街という色合いが濃かったようです。
もちろん現在も自衛隊・軍関係者が横須賀中央を中心として、北は安針塚海上自衛隊が近い)、南は馬堀海岸(防衛大学校が近い)まで広い範囲にその色合いが出ています。


こういうのは、実際に歩いてみないとわからないですね。


こういう背景もあり、横須賀中央エリアを中心として、米軍関係者と自衛隊関係者、そしてその関係者・事業者とそのご家族がこの地域の経済を形成しているのではと考えます。


もちろん、その他にも、大学や病院関係も大きい施設が湾岸にありますから、その関連の従事者も無視できない規模にあると思います。


と、いう現在の横須賀の状況を踏まえて、僕(というか、嫁さんですが)が、今回の物件のコンセプトを大正レトロ・モダンとした理由ですが、


ポイントは「歴史に思いを馳せる」であります。


#ちょっと今日は偏頭痛がひどいので続きは次回に。


おやすみなさい。