湘南Kanaさん5.0 と。行こーぜ!ゆるく楽しい賃貸経営の海原へ♫

2007年に初めて不動産投資を始めました。ペースは同時期始めた成功大家さんたちと比べると、ゆっくり、の~んびりペースですが、嫁さんと息子と楽しく前向きに取り組んでおります♪2020年11月法人設立!!2021年に念願の湘南ぐらしを実現!!ゆるく楽しく不動産賃貸経営を楽しみたいあなた。是非このブログを暇つぶしに読んで下さいませ♪

賃貸経営者は、5Gをどうとらえていくべきか?僕なりの考え方を。

こんばんは。
今日は朝ツイッターでフン様+ポールさん+ニーノさんのZoomセミナー開催をしり、急遽参加させていただきました。
主にwithコロナ、afterコロナについてのそれぞれのお考えを聞くことができ、得られる部分、また、僕ならこう考えるな、、という部分あり有意義であったと思います。
お三方、ありがとうございました。


さて、上記セミナーでも少しだけ話題に上がりましたが、今回の話は、ちょっとだけテクノロジーの話と賃貸経営の話を紐づけて僕なりの考え方を残しておこうと思います。


今後、賃貸経営者は、生き残りをかけてそれぞれの戦略に基づいて生きていくことになると思いますが、戦略立案に際しては、テクノロジーの変化にも敏感になっておくべきかな、そう考えています。
#無論、現状のテクノロジーで他の要素を強化して戦うという戦略もあると思いますし、それ自体を否定するつもりは全くありません。


今回は、最近巷でざわついている「5G」について、触れてみようかなと。

5Gとは?


まず、5Gってなんぞやですが、wikipediaから抜粋すると、

第5世代移動通信システム(だいごせだいいどうつうしんシステム、英: 5th Generation、5G)は、1G、2G、3G、4Gに続く無線通信システムである。


です。僕らの世界で身近なイメージでは、ケータイの世代が複数あって、その最先端の世代が第五世代、、、といえばピンとくるかもしれませんね。


この辺のことがわかりやすいのは、この動画ですかね。



【解説】現役通信キャリア社員が語る5Gのウソとホント


個人的には、下手な書籍をゴリゴリよむより、このサイトを見るのがすごーく腹落ちするのでお勧めです。
高々20分でここまでコンパクトにまとまれている情報はないと思いますよ。


上記サイトから抜粋しますと、、、5Gってこんな感じで出てきたものです。

f:id:jpnumachan5555:20200516183203p:plain
5Gへの変遷の歴史図


技術的な特徴は、以下三つ。

  • 超高速(目安:20Gbps)
  • 超大量接続(目安:1平方キロメートルあたり100万デバイス
  • 超低遅延(目安:通信遅延が1ミリ秒)


基本的にこれを覚えておけばある意味すべてというわけですが、これを実現させるために技術者が様々な努力と情熱をもって取り組んでいる、、という技術ですよ。というもの。


上記動画では、実際の通信キャリアにお勤めの方がリアリティをもって説明されているし、それを技術的な説明を重ねていらっしゃるので、非常に腹落ちしやすいですね。
じっくり見てみてください。関連動画もおすすめです。以下に挙げておきますね。


■通信技術をより掘り下げた動画


【通信キャリア社員が解説】5Gのリアルとポテンシャル

てことで、これをじっくり見て頂ければ、5Gの何たるかはお分かりになれたと思います。

5Gを賃貸経営者はどう生かしていくの?


で、です。ここからが今回のお題についてようやく入っていけるわけですが、、
さて、我々、賃貸経営者は、この「5G」というテクノロジーをどうとらえて、賃貸経営にどう生かしていくのか?ということを考えてみよう!というのが今回の目的。


上記の情報を見て頂ければ、ピンとくる方は多いかと思いますが、上記技術の特徴である、

  • 超大容量通信
  • 超低遅延

を活かしたetcを考えていくというのが最初のアプローチなんじゃないでしょうか。
んまー、大体の人が考えていることですが、それを言葉に落としてみます。


活かし方の「観点」としては以下。

  • 住空間の充実(入居者へのメリット)
  • 客付けの効率化(客付け業者、入居者へ、大家へのメリット)
  • 客付け業者側の安心・安全(客付け業者、入居者へのメリット)


上記、小分けに。以下、どぞ。

住空間の充実(入居者へのメリット)

まずは、入居者のメリットである、「住空間の充実」です。
これは、いわゆる5Gの大容量通信によってもたらせられる動画環境の向上や、個人の通信環境の向上にダイレクトに伝わるものであって、わかりやすい変化になると思います。


最近では、有線ネットワーク環境がなくてもよい世代(スマホ世代)が増えてきており、そのスマホ世代がネットゲームに興じる際、現在の4Gネットワークでは、どうしても帯域幅(道路にどんだけの車が走ることができるかという上限みたいなもんです)の問題でおきる、俗にいう「プチフリ」が起きてイライラとかが改善されます。


上記動画でも話題に上がっていますが、4K, 8K の高画質の動画をスマホでみれることには僕も価値を感じません。これは別のカテゴリー(医療や、他の高い精度を求められる業界)で真価を発揮するものだと思います。


スマホでこれまでよりサクサクネットライフを送ることができることは、一番わかりやすい、顧客にとってのメリットになると思います。
となると、5G基地局との物理的な位置関係を見て、物件の仕入れをすることが、求められる経営者の技術ということになりますね。


#一方、有線ネットワークという視点を無視していいのかという話かというとそれはまた別の話。e-sportsなどのガチのネットゲームの協議にかかわる人たちが今後日本でも増加していく可能性が大いにあります。この領域は、無線ネットワークはおそらくご法度なんじゃないかな。(遅延、ノイズによるネットワークの不安定さを最も嫌うゾーンだと思うので)

biz-arts.com


アンテナが高い投資家、事業家の方々はすでにこの領域の可能性に投資を始めているという話。
e-sportsの人たちの生活様式を学んで、ここにフォーカスを当てて勝負していくという戦い方もありますね。
となると、選ぶべき通信キャリア、物件までの回線品質をどう担保するか、物件内のネットワーク環境をセミプロ・プロ並みの人たちがが納得する環境に創り上げられるか?(常にネットワーク層の技術に精通し、これを追いかけていく必要があります。)うまくハマれば、一人勝ちできるかもですね。

客付けの効率化(客付け業者、入居者へ、大家へのメリット)


これはほぼ誰でも思いつく、、ARを使った、仮想空間での情報共有技術を駆使した、新しい、物件のお客様への案内の仕方です。でも、意外と言葉になっていないので、まとめてみます。


大手の客付け業者さんではすでにARを導入したあたらしいアプローチ(どっちかというと、なんとなくARしてみましたという感じですが、それでも新しい)を試みられていますが、次のステップは、客付け業者さんと内見者(お客様)が、実際に現地に行くことなく、駅から物件までの道のり、また、物件内部の案内までを同行するというものになっていくんだと思います。


イメージしやすいのは以下の動画ですかね。
僕の好きな、Youtuberのカズさんが、audiの車をAR世界で、試乗するというもの。



アウディ初の電気自動車「e-tron」!!!


これは画期的ですよね。じゃぁってことで、これを、賃貸の客付けに置き換えてしまったら、、というもの。
何となくですが、ストリートビューがっとリアルに景色が流れるような状態で見ることができるならば(即ち大容量通信が必須)これと、部屋の空間をリアルに見せるだけのAR空間ができればヘッドマウントディスプレイでこの空間を共有して物件の「ほぼリアル内見」が可能になるんだと思います。


って、調べたら始まってました。(;^_^A


VR内見で店舗にいながらバーチャル内見を

これがもう少し進化して、一緒にその世界で内見をしている感じになれば面白いでしょうね。
今はまだヘッドマウントディスプレイの普及がもう少しですが、これがもっと軽量でサングラスみたいな感じになって皆が使うようになったら、それこそお店に行かずして内見が可能になるんだと思います。


で、その場で契約書とかも電子データで電子署名して、家賃交渉したければ、その場に大家(のアバター)も参加して即交渉開始、なんてできるといいですね。(技術的には可能なはず)


もっと言えば、リアルタイムの部屋情報を動画で流しながらその世界に入れる、、、といいのですが、それも可能になるといいなぁ。


ただ、AR,VRではまず実現できない空気感、匂い、時間帯による周辺の雰囲気、、、と言った部分は実際に足を運ぶしかないですけどね。


まだまだ、進化の余地はあると思いますよ。

客付け業者側の安心・安全(客付け業者、入居者へのメリット)


上記AV,VRで完全にネットワークで内見~契約ができるようになれば、やばいお客と直接接することもなくなり、客付け業者さんの安心・安全にも一役買うかもしれません。


※先日、客付け業者さんがお客に襲われるという、許せない事件が起きましたしね。。若い女性の客付け業者さんだとホントこれいいと思います。(やばい!とおもったら、強制オフラインしてしまえばいいですしね)


と、まぁ、簡単に考えた範囲ではこういったことが身近に感じることのできる、不動産業界での5Gの効果なんじゃないかなと考えています。


そのほか、超大量接続で考えるとするならば、複数の安価なセンサが使える前提で、リアルタイムの躯体管理からの建物のアラートシステムなんてのも考えられると思います。(てか、以前どこかの技術展示会で、デバイス屋さんがそういったことを考え始めていましたが、そろそろ現実化するんじゃないかなって)


あのにっくきシロアリの撃退にも一役買うかもです。(床下の束やら根太を監視しておいて、ヤツらと思しき影、ヤツラの通り道ができた、といった細かい変化を見つけて、早期に駆除!なんてのが安価に組み立てられたら最高です。)


普段はケアしづらい、躯体の予防管理システムは個人的には欲しいところです。このため、AIとの連携も大事になってくると思います。


てことで、徒然に僕の今の思いをまとめておきました。
気づいた方はいらっしゃると思いますが、5Gって要は「新しい通信インフラ」であるため、そのうえで「どんなコトをするか?」はあくまで、経営者の想像力によって決まるものです。


そして、その想像力に拍車をかけるのは、5Gだけでなく、そのほかのテクノロジーとの掛け算です。AI , AR, VR, ドローン、センシング、ビッグデータブロックチェーン、、、カタカナばっかで吐き気するかもしれませんが、別に難しいモノと捉えず、包丁やまな板と同じで、「良い道具がでてきたぞ」という感じで受け入れ、活用していくことが肝要かなって考えています。


同じ道を進むあなたはどう考えますか?


ご参考になれば幸いでーす♬


でも、実はこういったテクノロジーを一気に飛躍させる裏の力は「エロ」だと思う。と書いていたら、嫁さんから殴られました。(笑)間違っていないと思うけどなぁ