こんばんは。
11月も今日で終わりですね。明日から師走。
あっという間に年を越しそうです。
★業務報告★
mさん。例の物件報告、もう少し、もう少しお時間をください。動画データをクラウドにうまくおけなんだで、トラブってましたが、ようやく先が見えてきました。もうちょいでございます。
さて、月末は、品川物件のお話で〆ます。
新しく管理会社を変えてから、実際の入居者のリアルな情報が入ってきます。
人柄とか、懐事情とか。
コンプライアンスあるので、細かい話は控えさせていただきますが、
やはり、詳細な情報がつかめると、次の戦略が練りやすいものです。
そんな話の一環で見えてきたわが品川物件の「問題児」の話。
仮に、「ダメ山」さんとしましょう。
ダメ山さん。
管理会社が移動する際、入金管理上、浮きやすい月となっていた10月の入金がされていませんでした。(ちなみに、11月は入金済み)
管理会社の担当さんが献身的に、ほぼ毎日、僕の物件のダメ山さんの部屋の入り口で張り込でくれていたらしいのですが、滅多に家に帰ってくる様子がないらしく、なかなか捕まらなかったそうです。
電気メーターが動いていない、請求書がポストにたまっているなど、(僕も後日確認しました)おおよそ住んでいるようにはみえませんとのこと。
で、
それからも更に張り込んでいたところ、ようやくダメ山さんを捕まえた、、、というお話を全快したかと思います(しらばっくれていたと言う、不届き千万な人です。まったく。)
これにキレた管理会社の担当さん(いや、このかたはとても紳士的な方で、とてもすぐキレるタイプではないのです。なので、どれだけことの深刻さが、、という話なんです)、
『一度、会社に顔出せやぁ〜』
となり、先日顔を見せたそうです。
よくよく話を聞くと、彼の実態は、
- 現状、アルバイト(昔は派遣社員だったらしいが、今はアルバイト)
- なので、現状収入は極少ない。
- 親とは数年連絡が取れていない。(緊急連絡先が現状ない)
- 見た目はダメ山さんっって感じではない(らしい)
という感じらしいです。
見た目以外は、立派な「ダメ山」さんらしいですが。
まー、今日、アルバイトだとして、20日稼働だとします。
時給良くて1000円?なんですかね。8時間勤労で、8000円/日。
月あたり、8000×20日=160,000円
一般的には、家賃は月収の20%とを超えると厳しいと言われますから、
ダメ山さんの場合は、160,000×20%=32,000円
これが本来かれが支払える上限値のはずです。
入居当時は、派遣社員だったので、それなりの年収だったかと思うので、この物件(この地域としては安めの5万円前半です)でも十分だったかと思いますが、、、
現状相当厳しいのではないのでしょうか。。。
事情は知りませんが、そもそも、派遣社員業をまともに続けられないという彼の状況も心配でなりませんね。。。
僕も気づけば40超えていますが、、、だからこういうことを言うようになってきたのだなぁと思っている訳ですが、、、
若者が(あ、ダメ山さんは20代の若者です)仕事をすぐにあきらめてしまうこの状況は悲しいものがあります。
きっと、職場でいろいろあったのだと思いますが、、、簡単にあきらめ過ぎ難じゃないだろうかって。勝手ですが考えちゃいます。
僕も、入社したころは典型的な「学生気分どっぷりの、適当社員(技術系と言うこともありますが、サーファースタイルで、セミロンゲで、脱色)」として、課長に目を付けられてました。
おかげでいきなりひとりぼっちで、親会社の職場に丁稚奉公してこいやー。と半ば匙を投げられるカタチで放り出された訳ですが、、、
でもって、丁稚さきでは、さんざん怒られて、怒鳴られて、、、徹夜当たり前で、、、
なんてことザラな毎日でしたが、、、
唯一評価されていたのは「お前は、絶対に逃げないであきらめないところ」だそうで。
(なんだ、それかよ。笑)
でも、意外とこういう点って重要だなって、最近人をコントロールする立場になってからわかってきたような気がします。
最初どんなに「バカアホ間抜け」扱いされていた若手でも、そいつが、踏ん張って結果を少しずつだしていくと、そいつの間にかチームで頼られる存在になっていたりします。
(あ、僕じゃないですよ。最近はいった若いやつで、そんなやつがいたので)
だから、「あきらめず、続けて、コツコツ成果を出すやつ」が凄いんだと思う世になっています。
このダメ山さん、きっと、真逆な生き方しているんじゃないかなぁ。。。
あと、親御さんとの連絡が一切とれていないという点。
親の責任も多大なんだと思います。きっと。(自分で言ってて耳がいたいっす)
まぁとにかく、このダメ山さん。
これからも管理会社の担当さんと僕とでケアしていく必要がありそうです。
単に、損得勘定でいけば、とっとと追い出したい気持ちですが、
ですが、彼の人生を考えたとき、
「しっかり働いて、どんなに小さくてもいいから責任を果たして、そこから胸を張って家賃払って堂々と僕の物件に住んでほしい」
そう考えるようになっています。ちなみに、管理会社の担当さんも僕と同じ世代の方で、同様の考え方になっている模様。(嗚呼、僕たち、おせっかいなアラフォーズ)
ま、でも、実入りがないと厳しいので、10月分はなんとしても、回収し、以後は、保証会社経由でキッチリいただくものはいただきます。(ここは、あくまで修羅道です)
今度支払い遅れたら、マジで、僕も管理会社に顔出して、担当さんと僕とで
ザ・説教部屋(4時間バージョン)
でもやったろうかと思います。
ただし、説教の際は、「愛」を忘れずに。笑。
「愛」を忘れるから人は荒んでいくのですから。
、、、なんか、きもちワリー終わりかたをしてしまいました。
てことで、今月はダメ山さんで締めてみました。