こんばんは。
今日は、東横線沿線物件の売買契約の打ち合わせで業者さんのもとに行ってきました。
すでに契約書・重説は業者さんの方であらかた作りこんであり、事前にそれを読み込んでおいてくれとのこと。
サラリと目を通しましたが、特に問題なく(測量も売主さん持ちでやってくれており、結果、ほとんど面積に差分はなかったとのこと。良かった)、あとは3月末の売買契約となりそうです。決済は4月末となりそう。
ハンコ押すまでは油断は禁物ですが、まぁ、今回は売主さん、業者さんとの関係がしっかりできているのでおそらく大丈夫かな。
さて、今日は徒然に、「これからの不動産賃貸経営について」語ってみようかと。
ちょっと長文なので、目次をば。
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- きっかけは「やっちゃえ、日産」
- 車は、もはや、単なる車ではなく、「自分で考えるオートモビリティ」である。と思う。
- 端に、「車を売る」のではなく、「ライフスタイルを提案しながら、その一部としてのオートモビリティを提案する」日産は新しい!
- 不動産賃貸経営だって同じですよね?変わらなきゃいけないし、そうでないと先はジリ貧です。
- 「やっちゃえ、『ネオ大家さん』(笑)」
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きっかけは「やっちゃえ、日産」
業者さんとの打ち合わせのあと、息子が最近スーパーカーに興味を持っているらしく、まー、フェラーリやランボルギーニは見せられないけど、日本の誇る「GTR」ならば、みなとみらいの日産ショールームで見ることができるぞということで連れていきました。
みなとみらいの日産ショールームには、僕の好きなフェアレディZ(ボク個人としてはスパルタンなGTRよりも、ちょっとおしゃれなフェアレディZのほうが好きなんす)にGTRが展示されており、息子と車に乗って「うひょー、GTRだぜぇー、ヒーハー!」ってご機嫌で騒いでおりました。
そこへ、日産の担当の人がよってきて、「あのー、もし、お時間あれば、以下に参加されませんか?」と。
この「次世代の学びを提供する体験型学習 「マナブドライブ」」ってのは事前予約制で毎日数件しか対応できないらしいもので、2時間の長丁場のイベントだそうです。
具体的には以下です。
【寸劇】もしもよっちとりっちゃんが夫婦だったら〜ドライブデート編〜
で、予約していた一組がドタキャンされたとかで、ちょうどGTRでギャーギャー騒いでいたアホ親子(?)に白羽の矢が立ったというわけです。
ラッキー、とばかりに、「はい、喜んで!」と参加してきましたよ。
車は、もはや、単なる車ではなく、「自分で考えるオートモビリティ」である。と思う。
皆さんも、CMで、矢沢の永ちゃんが宣伝しているのを見たことがあるかと思います。LEAFっていう電気自動車が自動運転をているあのCMです。
この「自動運転機能」を体験してきましたが、いやはや、すでに自動運転ってここまで来ているのかぁ、と驚嘆してしまいました。(更には、みなとみらい地区では、完全自動運転の実証実験が続いており、今日も一般の方が体験されている様子でした。今度はこっちも体験してみたい。)
しびれたのは、指一本で駐車場に止める技術。
ほんまかいな、と思いながらやってみたのですが、、、
こいつぁ、すげぇ。。
本当に自動で駐車しやがりました。。。(鼻水出そうでした。。。(笑))
運転の怪しい、ウチの嫁はんには嬉しい機能でしょう。(こんなこと書いたら後ろから刺されそうですが)
自動運転機能も、近い将来実現しそうな予感(それくらい、ガチで技術が進化しているのです、これにAIが本格的に融合したら、、、世の中は一体どんなふうになっていくんでしょうね。ワクワクです)
もはや、車は端に車ではなく、自分で考えて行動できる「オートモビリティ」と考えるべきですね。
端に、「車を売る」のではなく、「ライフスタイルを提案しながら、その一部としてのオートモビリティを提案する」日産は新しい!
僕が伝えたかったのは、まぁ、技術もそうなんですが、そっちが重要ではなく、この日産の車の売り方なんですね。
売り方と言うか、提案力というか、、、
この『学ぶドライブ』という中では、港町横浜の歴史や文化を実際にLEAFに乗りながら、ときには、車から降りて、赤レンガ倉庫の歴史なんてのを、美人のおねーさん二人組に教えてもらい(おじさんと、8歳の少年はそっちが重要)、子供を飽きさせない工夫、横浜には日産アリというブランディングも兼ねているのかもしれません。
その流れで、今度はベイブリッジを走りながら、自動運転の体験、そして、極めつけの自動駐車技術の体験。。。
途中の大黒ふ頭では、15分程度の休憩時間を織り込んでおり、その間、パーキングに集まるスーパーカー(今日は、RX-7, GTR, ポルシエにフェラーリ、ランボルギーニと、息子は興奮しっぱなし)を見て、、、
帰り際に、息子はプレゼント(ミニカーもらってました)もらい、
とにかく息子は「いやー、最高に楽しかったー!!」とご満悦の様子(笑)
※僕的には、途中でもらったペットボトルがGTR仕様だったのがちょっと嬉しかったけど。
これらを無料で体験できるんですからね。印象が悪くなるわけがない。
車を中心としたプレゼンテーションというよりは、地域を巻き込んで、その生活の一部に車があるという感じで自然に「あぁ、次買うならこの車かな。」と考えさせられるような、本当にうまい提案になっていると思いました。
すでに、車は、単体での魅力というよりも、その人の人生を少しだけ魅力的なものにするエッセンス的なものになりつつあるようですね。
そして、そのようにうまく提案ができる日産さん。ブラボーでございます。ブラボー。
不動産賃貸経営だって同じですよね?変わらなきゃいけないし、そうでないと先はジリ貧です。
何のために、この超絶長い前フリ入れたかと申しますと、不動産賃貸経営においても同じことが言えるのでは?と考えるようになったからです。
最近読んだこのコラムは共感できるものがあります。是非一読ください。
https://www.kenbiya.com/column/amano/16/
僕も零細大家ながら、数年前から一貫して、「今後の不動産賃貸経営は、これまで通りの一辺倒な経営手法では、ジリ貧にになっていくぞ」と偉そうに言っております(笑)
ですが、実はこれクソ真面目に言っているつもりで、人口減少が目に見えており、モノやサービスが隅々までに行き届いているこの時代に、昭和初期から続く、いわゆる「大家さん」発想で経営を続ける以上、目のこえた借主様から選ばれる物件を世に供給できるのはまずないでしょう。と考えているのです。
新しい経営視点、これが具体的に何か?というのを定義するのは非常に難しく思います。
というのも、これはこれからの大家さんのそれぞれの「マーケティング力」「目指すべき方向」「どういう世界観をもっているのか?」という要素で決まっていくであろうからです。
昨今騒がれている、インバウンド向けの民泊もその一つ形でしょう。ですが、すでに飽和気味で、ならば、そのウラをとった「日本人向けの民泊」というところにフォーカスをアテてみるのも面白いでしょうし、、、
駅からはえらく離れた場所なんだけども、観光地としての魅力がある地域であれば、そこを、大手ではできない(ロットが小さいからビジネスとして成立しないので、実質手が出せない)小さなお宿に変えてみても面白いでしょうし、
もう少し、「コミュニティ」にフォーカスをあてて、それに特化した物件を考えてみるのも一つでしょうし。(無論、失敗した場合のプランBを考えるのは大事ですけどね。)
個人的には、単純な(いわゆるレディメイドの)賃貸物件は最初の数年しかプレミアムは乗らない上に、すでに供給過多になっている地域では数年のうちに家賃下落競争にさらされるわけです。
普通に買って普通に経営していたって儲かるわけがない。
じゃぁ、そこで仕入額を安くできるかっていいっても限界はあるはずで、
ここまで一般的になりつつある不動産投資ですから、鞘をとるのも僕らが始めた10年前と比べて遥かに難しくなってきているのだと思います。(無論、ゼロではないですし、仕入れを安く抑えることが、不動産賃貸経営の勝利要素であることもまた、事実です)
なので、とにかく、「これまでに考えられなかった、新しい、『ホカにない』賃貸経営を計画し、そして実行すること」がこれからの「勝てる不動産賃貸経営」になるのだと思います。
※いや、賃貸経営という言葉そのものを根本から変えていくという発想が必要なのかもしれませんね。
「やっちゃえ、『ネオ大家さん』(笑)」
えー、パクって、コピー作ってみて、あまりのできの悪さに寒気がしたのですが、いいたことはそういうことです。
これは、不動産賃貸業界全体でこういったムーブメントを起こしていこうよという意味です。
不動産業界の大手(三井さんとか)では、ガンガン新しい発想を取り込んだ開発を進めています。
我々零細大家だって負けていられません。
でも、大手と真っ向勝負したって勝ち目はないです。(同じ土俵で勝負する場合、大手の組織力がガチで襲い掛かってきたときには、個人は絶対に勝てないものです。
ですが、小さなお店が大手で絶対できないことってあります。(だからこそ、街の小さな美味しいお店が繁盛していたりするんですもの。賃貸業だって同じですよ。きっと)
今、物件は高止まりして、大して儲からないといいます。
はい。普通に買って、普通に経営するならばその通りですし、これからは、端に不動産賃貸経営を「資産形成の手段の一つ」として捉えて参加してくる、(言葉はよくないかもですが)ヤワな発想の投資家は即退場となると考えます。
不勉強な人で、他人任せの経営は、絶対に儲からないです。
もちろん、イキナリ、すごい発想で経営といっても、無理があるので、必要なステップを踏んで、ということになります。最初はまずは小さくてもいいので固く初めて実績を積み、経営の基礎を学ぶというステップは必要だと考えます。
2つも物件を持てば、不動産賃貸経営を続ける上での基礎力はほぼつくはずなので、その先に「ホカにはない、自分だけの賃貸経営」を考えていくべきと僕は思います。
そのためには、端に不動産投資の勉強だけでなく、全く違う業界の勉強(政治・経済、IT,デザイン、ファッション、リゾート業界、金融、車、ナドナド)を重ねて、それぞれで得た情報を融合して新しい経営スタイルを考えて試していく。
そういったプロセスを経る中で、その「大家さん独自の賃貸経営のスタイル」というものが確立できるのだと強く信じております。
僕と嫁さんは、今の不動産賃貸経営の先にそれぞれやりたいことを持っています。次の次あたりからは僕らユニークな賃貸経営(賃貸ってことばが無くなる可能性もありますが、賃貸経営で培ったノウハウは間違いなく活かされるはず)を全面に出していきたいなって思ってます。
、、、長くなっちゃいましたね。何かの参考にしていただければと思います。
僕ならこう考える!っていう建設的な意見もらえるとうれしいです♪
#しかし、電気自動車ってのはすごく静かで、本当にいい乗り物なのですが、昭和・平成バブル世代の僕らは、R32や、シルビア、180SX, シルエイティ, そしてハチロク、といった、アクセルふかすと「ブルン!!」ってハンドルに振動が伝わる、ガソリンエンジンが大好きだったりします。、、、わかってくれるかなぁ。。