どもー。
そういや、7月1日といえば、路線価の最新情報公開でしたねー。
品川、東横沿線は軒並み上昇!!(品川はすんげーあがちゃった)
横須賀戸建は、変化なし!!(笑)
路線価上昇は、まー、喜ばしいところではありますが、一方で固定資産税にもおそらく反映されるはずなんでなかなか難しいところです。
個人的には、路線価って市場の値動きに対しては遅効性がある値だと思ってます。(だって、いろいろ情報集めているうちに状況って目まぐるしく変わるじゃないですか。即応性があるとは思えない)
なので、今、潮目が変わっている不動産市況において、この遅効性という特性を生かして効率よい購入につなげられるチャンスかと考えます。
まー、まだ、物件価格、下がっているとはいえ、まだ、高いですけどねー。
さて、お題と乖離した話をしてしまいました。
今日共有しておこうと思ったのは本のお話。
最近現場主義となってしまった僕は、あまり不動産投資に直結する本は見なくなりました。本質は大体わかったつもりであとは現場のPDCA回すだけなんで。
なんで、本は経営話とか、今大見え切っておきながらロクに理解していなかったAIの話とか。
気になっていたけど、時間の都合で読むチャンスに恵まれなかった本とか、何となく本屋で見かけて気になった本とか、
そんなものを買ってます。
今回の本は「何となく本屋で見かけて買ってしまった」もの。
ホリエモン本です。しかも、ちょっと古いっす。(笑)
でも、なんか、自分の生き方を見直すきっかけになった方と思ったので。働くこと、も含めて。
個人的にはホリエモンはどうかなー。と色眼鏡で見ていた節があり、彼の著書から自分を遠ざけていました。
ですが、先日たまたま見かけた彼の著書。

- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (46件) を見る
がどうにも気になり、隙間時間で流し読みしてみっかな、って感じで買って読んでみました。
感想ですが、
是非とも読んでほしい一冊。
であります。堀江さんの生い立ちとか、生き方も知ることができたこともありますが、それ以上にこの人が人一倍の「努力家」であること(だからこその今の彼なんだと思います。努力は人を裏切らんのですね。)を知ることができたのも大きいかな。
もし、あなたが仕事で成功して、人生の成功者になりたいと思っているのなら、仕事術の本を読む前にやるべきことがある。
掛け算をおベル前に、足し算を覚えよう。他社の力を利用する前に、自分の地力を底上げしよう。
上記は、同著からの抜粋です。
これが一番、「ばちーん!!」と心に響きました。
上記は、副業のサラリーマン業でも大いに通ずるところあり、他人と力を合わせて仕事するときにはまず己の力をある程度のレベルまでに上げていく必要があると考えます。
不動産賃貸経営しかり。
無論、不動産賃貸経営では、お客様の募集、物件管理、リフォーム、ナドなど、その道のプロとコラボしていく必要があります。
これを、「他人の力を借りて、レバレッジをかける」ともいえますが、
その
レバをかける際の本人の力が「ゼロ」であれば、いくらプロとコラボして掛け算したところで、「ゼロはゼロ」なんです。(堀江さんもそうおっしゃってます)
その物件の運営(経営)責任者である、僕やあなたが、まったく勉強をせず、ただただプロにお願いして「ほったらかし経営」をやった場合、
確かに経営自体は一見回っているように見えますが、
収支等をみれば明らかにゼロ、、、というかマイナスになるはずです。
うちの近所にも、すごく字型のいいひろーい土地をお持ちのオーナーがいらっしゃると思われる場所がありますが、つい先日、いわゆる某農業系金融機関+某ハウスメーカー最強コラボの軽鉄のすんげー豪華なアパートが作られています。
すんげ―豪華なんで、すぐさま満室になろうかと思いますが、、、おそらく経営的には失敗でしょう。。。(計算せんでもわかる)
地主だろうがサラリーマン系大家だろうが、賃貸経営をする以上は、同じ土俵でプロの経営者という認識が必要なんでしょう。(他のビジネスと比べ簡単といわれるこの戦場においてもです)
先日みた、OYO LIFEの新しいビジネススタイルは、僕個人としては未来への広がりを感じる一方で、おそらくは今後こういった新しいスタイルの賃貸経営の形に淘汰されていく「何も考えない系大家」さんが急増すると見込みます。(別にOYO さんのステマじゃないっすよ。純粋に可能性に期待しているだけです。本質はまだ見えてません)
ですので、
我々零細系大家も、常に新しい情報をインプットして(無論、基礎となる賃貸経営の情報もアップデートしていく前提で)、それをこれからの賃貸経営、もしくは、所有する土地をつかってどういう新しいビジネスを展開していくか?もしくは考えていくか?
インターネットにつながっているだけで、あなたはもうグローバル化しているのだ。
※同著より抜粋。
そして、テクノロジーの進化についても常に耳をダンボにして生きていくべきとも書かれています。
ディープラーニング(DL)、量子コンピューティング、ブロックチェーン、AR、VR、3Dプリンタや最新医療技術、etc,,,,
年々テクノロジーは進化して、ますます生活が便利になったり、合理化されていったりするでしょう。個人的にはDL, ブロックチェーン、3Dプリンタ、ARのキーワードは、今後の不動産の世界を一気に変えていくキーテクノロジーと考えています。(複合的にこれらを組み合わせるときっと面白いことができるし、おそらく近いうちに具現化してくる若い世代が出てくると思います)
一方で、そういった世界とは無縁の世界で、「いぶし銀」の世界を創って、逆に差別化をしていく「匠系」の経営者も出てくると思います。
無論、この経営者は、上記テクノロジーを知ったうえで、その世界との「違い」を演出できるからこそ生き残れるのです。
これまで通りの経営では、「これ以下」の状況を招いてしまうのは、、、賢明なあなたならもう、ですよね。
さいごに。
意外だった彼の最後の読者へ送るく言葉。も共有して終わります。
はたらこう。
是非とも一読を。生き方、視点が大きくかわること、変わるきっかけになること請け合いです(^^)