ここ数週間、新築の事しか考えていません。^^;
仕事中も、休憩時間になるとスマホでターゲットエリアの用途地域や、建築に関する条例等をゴリゴリ読んでます。
#あ、仕事はちゃんとやってますよ。(笑)
今日はちと、指向を変え、新築を進めるうえで参考にしている書籍郡について、ちょいとご紹介です。
(そのほかにいい本あったら是非教えてくださいね。)
1.しつこいが、やはり軸とすべき本。
- 作者: 猪俣淳
- 出版社/メーカー: 住宅新報社
- 発売日: 2010/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕のブログで再三にわたって登場していますが、何はさておき、不動産投資の「軸となる考え方」として拠り所にしてほしい本です。
新築に限った話じゃないのですが、
- いわゆるターゲットをどこにするか?を考える際の観点の持ち方
- 物件をプランニングする際の、ファイナンス面からのアプローチ
- で?その物件やるのは結構だけど、結局儲かるの?という本質的なアプローチ
という、不動産投資を実際やる際に「本質的に見落としてはいけない」部分を抑えておくために僕は常にバッグに携帯して、移動の際につまみ食いして内容を反芻してます。
先日の記事までに述べさせて貰っている「新築物件の僕流のコンセプト」ももちろん大事なんですが、ビジネスである以上、一定の儲けを出していくことは我々経営側の「義務」です。
だって、いろんな人の人生巻き込んでいるんですから。
「新築物件の僕流のコンセプト」を僕の中の「旅行雑誌とアクセル」に例えるならば、この本は僕の中の「ブレーキとハンドルとカーナビゲーションシステム」といったところです。
それくらい大事な本だと思ってます。
2.現役大家の目線で書かれた「新築のガチの現場」を垣間見たいのなら。。。
儲かる新築アパート・マンションの作り方 (お宝不動産セミナーブック)
- 作者: 沢孝史,佐藤直希,倉茂徹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 単行本
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猪俣さんの本を「方程式」と捉えるならば、これを「具現化(新築を実際に立てている)」している過程を文章化している本で秀逸だと思っている本がこれです。
ここには、沢さんをはじめ、他2人の(これまた有名な方々ですよね。)投資家さんらの「実際に新築やってみました。」が書かれています。
出版時期が2010年で、実際に彼らが新築に取り組んでいた時期はきっとその数年前のはなしなので、利回りに関するポリシーについては、現在の相場とは乖離していますが、それ自体はどうでもよくて、
- 実際に新築をやる際にどういった面に注意しなくてはいけないのか?
- 実際やってみたらこんな苦労があった。
- 実際にやってみたらこんな良い効果がえられた。
という、「投資家が”ガチ”で新築に取り組んだらこんな結果が得られましたよ。というかなり突っ込んだ内容になっています。
成功事例だけでなく、実際に失敗した話も書かれています。
”コテツさん”の書かれた内容で、「一部屋あたりの土地単価の安い土地を仕入れる」という考え方はなるほど、と考えさせられました。
※今僕が検討しているエリアは、ちょっとここが弱いんですよね。。。容積率と条例の問題で。
他にも、様々な彼らが「実際にやってみてわかったこと、腹に落ちた事」が書かれていますから、今、なんとなく業者さんに提案されている物件で行こうとしているあなたは、一度読んでみてはいかがでしょうか。
3.新築で実質的に儲けるためにどう考えていくべきか?を教えてくれる本。
不動産投資 成功へのイメージトレーニング: 自分に最適な投資スタイルを見つけよう (単行本)
- 作者: 沢孝史
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/12/09
- メディア: 単行本
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最近発行された、沢さんの本です。これまた秀逸です。新築に限った話ではないのですが、不動産投資全般に関して、「どうやったら成功できるか?」について、イメージを使いながらより具体的意にアプローチしている本がこれです。
その中の「新築で成功するためには」という章があるのですが、ここが非常に参考になります。
特別寄稿されているとあるCPMホルダーの方のコラムもとても参考になります。
マイソク上はほぼ同じに見える物件も数年後、商品価値に差が現れるその原因についての内容は大変参考になります。
商品価値の低下=>物件価値(ひいては出口とった時の最終利回り)の低下
ですからね。
このコラムの内容のエッセンスを有難くいただいて、僕の新築のプランへ(当然、僕なりの工夫を加えて)反映させようとしています。
4.これらの本は結局は1の本でそのロジックが説明できる。
1以外(即ち、2,3で紹介した本)の内容は具現化された内容で、かつ、著者の方の「オリジナルの解析手法や、投資判断基準」が紹介されています。
が、よくよく読んでみると、1の猪俣さんの本のエッセンスに集約されているような気がします。
当然ですね。成功している方というのは、(細部は違うこそすれ)本質部分は共通している(汎用性のある成功方程式を持っている)のですから。
なので、1を「新築投資判断の最後のよりどころ」として、他2冊を参考に「じゃぁ、僕ならどうするかな。」と考えるように使い分けています。
いずれの本も僕にとってはとっても大事な本です。
※そのほかの著名投資家の本も愛読しているものがあります。(たとえば赤井さんの本とか)
今回は「新築計画を進めるうえで最も参考にしている本」ということでした。
赤井さんの本は、僕にとっては「賃貸ビジネスへの心のエンジンを回し続けるため」の
本として愛用させて頂いてます。
こちらは別の機会に。
あー、そうそう。
この紹介を書いている最中、もう一冊「あ、これ読まないと。」という本見っけました。
- 作者: 猪俣淳
- 出版社/メーカー: 株式会社シー・エフ・ネッツ
- 発売日: 2013/08/04
- メディア: Kindle版
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こんな本があるの、知らなかった。。。(早速購入。と、思ったら絶版?Kindle版しかない。。)
あと、建築関係の本で、これも持ってかじり読みしてます。
- 作者: 原口秀昭
- 出版社/メーカー: 彰国社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
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スっごくおもしろい!!
おすすめです。
徒然と失礼しました。妻に、「はよ、寝んかい。」と言われたので寝ます。(汗)
おやすみなさい。