こんばんは。
今日は少し前にアポイントを入れていた、設計事務所の方と朝から横浜で面談をしてきました。
ツイッターでちょいと触れましたが、今日はこの辺の話をば。
行ってきました。フィーリングはあっので、また、ご本人も賃貸経営やっているのがポイント高し!
— kanaloa (@kai_natsumi) 2020年3月1日
CM的発想で考え方も共感できるのでこの方とやることにしました。
新築世の中にリリースするにあたり、乗り越えなくてはならないハードルの一つ、それは「信頼できる設計事務所の方との出会い」です。
これまでいくつかの設計事務所や、建築会社(設計士を抱えている)に訪問して話を聞いてきましたが、なかなか自分の考え方とあう方、会社と巡り合えることがなく、苦労しておりました。
※意見、お、ローコストでいい物件を創っている!!と思ったら、実はネットで結構評判が悪い、、とかね。。
そんななか、横浜の設計事務所を見つけて、その方のアパート建築の考えかたを読んで結構フィーリングが合うのではないかという直感を頼りに、今日、その方の設計事務所に訪問した、、というのがいきさつです。
僕の新築アパート経営の理念的なものは、過去の記事で何回か触れています。
この理念は今現在でも全く変わっていません。
今日、この辺の理念について設計士の方にお話をしたところ、大筋で同じ考え方であることがわかり、また、この方がとにかく
- 目の前の(メッキにまみれた)利回りはどうでもよくて、
- 入居者にとってどうすれば「本質的に快適に住むことができる空間を創ることができるか?」
- 中・長期的に見て、賃貸経営で他と圧倒的な差を生み出すことができるか?
- これをコストと利回りのトレードオフのバランスをとってどうやって具現化していくか?
について腐心されていることがよくわかりました。
同時に、無理やり利回りを上げる発想や本質的な価値を下げるコストダウンは絶対にしない、そういうお方とは取引しないという強い信念をお持ちであることに共感し、一緒に新築アパートを創ってまいりましょう!!と伝えてその場を終えました。
無論、目指す現実的な利回り(僕と嫁さんが現在想定している戦場の利回りなのでここでは控えます)については説明し、「このエリアであれば、その利回りは現実的です、やってみましょう」となっています。
ただ、あくまで大事なのは、賃貸時経営者として自覚をすること。
自覚をするということは、賃貸経営を通じて、入居者に新しい「世界観※」をお伝えすること。
※初めて一人暮らしをされた方は共感してもらえると思うのですが、初めて自分の城(といっても学生の場合は親のすねかじりですけど(笑))を手に入れた時の、あの何とも言えない高揚感。覚えていますか?まさにあの感覚を自分の物件に入った入居者様にできうることなら「毎回」感じてほしい。真剣にそう考えています。
入居者によってその地域に新たな「コミュニティ」を創造していってもらいたいということ。
そのコミュニティがその町に新たな「文化」を創造していくこと。
その「対価」として我々賃貸経営者に賃料が入ってきて、我々の生活も豊かになっていくということ。
あくまで経営者は最後に利益預かること。
一方で、これは立派な「ビジネス」であり、利益なき事業は絶対に手掛けない事。
即ち、「三方良し(近江商人の商売十訓より)」これを全うすること。
大事にして、世に我々できることで貢献していきたいと考えます。
以下、非常によい記事ですので、ぜひとも賃貸経営者であるあなたには一読をお願いしたいです。
こういった「商売の本質」を抑えていくことが、これからの賃貸経営者には必要なことと考えます。
いかがでしょうか?
これは経営者が「銭ゲバ」であることを「悪」と言っているわけではありません。
銭ゲバ、いいじゃないですか。お金を稼ぐことは全く悪だとは思いません。
ただ、その根底となる、「入居者様にとって本当にためになっているのか?」「何かしら、地域への貢献ができているのか?」(かの有名な、京セラ創業者である稲盛和夫さんの言葉を借りれば「利他」の精神とでもいうべきでしょうか)があっての「銭ゲバ」である、ということがとても大事です。
平たく言えば、「世のため、人の為に良いことを創り出すことができているか?」ということですね。
心して参りましょう。
これは、なにも新築に限ったことではなく、今、一生懸命築古戸建とかで立ち上がろうとしているあなたにも通づることです。規模の大小ではありません。
僕は、「世のため、人の為に良いことを創り出すことができていないのに、不当にお金を稼いでいる人」がどうしても受け入れられません。
この賃貸経営業界に限らず、世の中にはそういった輩が少なからず存在しています。
無論、リアルな商売の世界では、その場の利益をどうしても追求せねばならぬが故、上記をいつだすることも多々あるかと思います。(実際僕の場合も冷静にみればそういう場面もこの20数年のサラリーマン人生ではあったと思います)。
ただ、結局は自分に跳ね返ってきたということもあり、今はできるだけ「正直」「誠実」であることをまっすぐにやろうと心掛けてはいます。(僕もモノづくりの世界に見をおく人間ですので)
悪いことも正直伝える。その時はすんげー勢いで怒られますが、胃に穴が開きそうになりながらも誠実に対応していく中で、怒っていた方も助け船を出してくれることも経験としてわかっています。
是非とも、この賃貸経営業界もそう言った気概を持った人々が増えていくことを望みます。
僕がよく、「創りこむ」という言葉を使っているのにも意味があります。
これから、単にモノ作りをしているだけでは、必ずたの同類の商品にうずもれていき、価格競争の波に飲み込まれる。
そう考えているからです。
これからは、モノ・サービスにしろ、単に「作る」のではなく、
自分の今持ちうるあらゆる情報・人脈から、自分・パートナーと頭・手足を使って新しい何か知らの「価値」を頭からひねり出して、これを創造していく。
これが非常に大事になっていくのだと考えます。
ある意味、0からの創造となる新築アパート創り、上記を全力で表現できるよい機会ととらえます。
幸い、自分の物件ポートフォリオ的にも良いタイミングですしね。
さ、言ってしまいました。(笑)
これだけ大見得を切ってしまったので、あとは「行動」で「結果」を共有せねばなりません。
前回(4年まえかな)に同じように行動した時にはなかった知識・経験が積み重なっています。
より、ゴールが鮮明にイメージできているため、今回は結果を出す所存であります!!!
今日からより行動の質を上げてまいります。
やるでー。(ꐦ°д°) ウラァ!!!
PS1. 設計士さんとの打ち合わせで、彼の手掛けた物件(神奈川西方面と、南武線沿線のすげーいい立地)を見学することになりました。今日は、神奈川西方面(立地的には結構渋い場所ですが、駅からは4分とミクロ視点では悪くない)の物件を単独で見てきました。うまく土地を使い切っており、採光面、使い勝手、そして自然なデザイン(シンプルでよかったっすよ)と、周りの物件とは一線を画す、良い物件でした。
3月に、今度は南武線沿線のすげーいい立地に建設中の物件を設計士さんも立ち会って見学してきます。
公開可能な範囲で情報はこちらで共有しますね。興味ある方はおたのしみに~。
PS2.今、横で息子が物件検索してます。「あのさー、これって、利回りすげーいいんだけど、え?何?借地権だから?なにそれ?教えてよ。」ですって。小学4年生が、8千万の物件みて、金勘定しているんですが、、、うーん。ま、いいか。あいつ不動産王になるって言ってるし。そのくらいの気概で取り組んでもらわなきゃ。ですね。(笑)