湘南Kanaさん5.0 と。行こーぜ!ゆるく楽しい賃貸経営の海原へ♫

2007年に初めて不動産投資を始めました。ペースは同時期始めた成功大家さんたちと比べると、ゆっくり、の~んびりペースですが、嫁さんと息子と楽しく前向きに取り組んでおります♪2020年11月法人設立!!2021年に念願の湘南ぐらしを実現!!ゆるく楽しく不動産賃貸経営を楽しみたいあなた。是非このブログを暇つぶしに読んで下さいませ♪

これからの不動産賃貸事業を草の根レベルで変えていくには。「融合」かなー。

こんばんは〜。
なんか最近、僕のブログの読者層がちょっと変わってきておりまして、いわゆる投資家の方ではなく、全然違う領域からお読みいなっていただけているってのが嬉しいです。特に女性の読者の方もいらっしゃって、ありがたい限りです。嫁さんの奮闘ぶり(というか、最近ボクは完全に彼女に顎で使われております。はひ。)は、これからの女性不動産賃貸業を志す女性に何かしらの参考になると思って、嫁さんに変わって共有を続けますねー。



#そういや、今日でGW終わりっすねー。全然足りん。NHKで、どこぞかのお母さんが「長すぎ」とおっしゃってましたが、僕に言わせてみれば「正気かよ」ですねー。やりたいことたんまりあるんで、10日じゃその1つできるかどうかって感じでした。



さて、GWの終わりに、これからの不動産賃貸事業を改めて考えてみることにしました。


僕が不動産賃貸事業に関わるようになってから13,4年立ちました。開始当時は、新築アパートとかはそこまで乱立せず、賃貸需要もそれなりだったきおくがありますが、これは定量的ではないのですが、実感として、確実に賃貸市場は小さくなりつつあるなーと感じてます。



無論、地域差、地域の中でのさらなる地域差もあるため、一概にとはいえません。都内の一部エリアを覗いては都内は別格。神奈川エリアではこれまで需要の強いと言われていた東神奈川エリア(横浜・川崎)ですら、ここ数年の新築アパート乱立、30年前のアパートの現在の需要へのミスマッチも相まって空室だらけのエリアも実は存在しています。



勝負するエリアを十分に吟味して戦いに望まないといきなり退場の憂き目にも合うため、新参の投資家さんはホント、僕ら以上に勉強してから、小さく初めて見ることをおすすめします。


ただ、実はこれ、別に不動産賃貸市場に限った話ではなく、他の業種でも同様のことが始まっていて、抱える課題も実は似ていたりします。


例えば、カフェ事業。
僕、13年前に真面目にカフェ事業を考えた時期があって、某スペシャリティコーヒーの権威の先生のセミナーに参加したり、ドリップ、カッピング講座、エスプレッソ講座や、その上での小さなカフェの開き方などいろいろ勉強してました。
その中で、カフェ(喫茶店含む)事業は、一時期大きく流行った時期があり、誰でもある程度成功できた時期があったそうですが、徐々にその市場は小さくなり細分化されていった結果、勝ち組・負け組の話があり、その本質はなにか?という話になりました。


結論から言えば、カフェ・喫茶店の本質は「癒やしの空間の提供」であり、その手段として、「すごく美味しいコーヒーやスイーツ、そして空間デザイン」があるということでした。
これをおさえているカフェは、市場の変化に大きく揺さぶられることなく、固定客をおさえることができて、長く続けることができているということだそうです。


事例として面白いのは(これは僕が見つけただけですが)、スターバックスカフェ。世界規模に展開するこのスペシャリティコーヒーショップの提供する癒やしの空間は、共通の企業理念はあるものの、その中でもやはり「勝ち組・負け組」に別れている気がします。
例えば町中で立地のみで勝負しているところでも、数年後に店をしまっているスタバがあります。
一方で、ロードサイド店舗なんですが、空間の設計が非常にうまくて、いつも人が埋まっている素敵なスタバもあります。(僕が住んでいる近所のスタバがまさにその事例なんですが、あの店舗店のデザインセンスも、店員さんのお客様との距離感が絶妙です。夜遅くに行ってもお客がたくさんいます。)


そして、スタバは、他の事業体との融合も実現してますよね。ご存知蔦屋書店です。
代官山の蔦屋が一番わかり易いですよね。


store.tsite.jp


まー、代官山というブランドがある時点で半ば反則なんですが(笑)。ここの蔦屋書店の店舗デザインや蔵書のバリエーションの豊かさを前提として、その中にうまーくスタバが「融合」する形で存在しています。
僕の友人に恵比寿に住んでいるやつがいるんですが(ガーデンプレイスから徒歩2分位の古いんですが、すんげー管理のよいマンションに住んでやがります。僕が住みたかった。。。)、そいつと、よく金曜の深夜にそこで語らいしたりします。


ま、ここ書いて何を伝えたえたいのか、お気づきになったかなと思います。


この他事業体との「融合」が一つのキーなんだなと。不動産賃貸事業以外の業種はこの融合は実現されているものが非常に多いですが、不動産賃貸賃貸事業はどうしても狭い視野で物事が捉えられており、うまく他業種とのコラボレーションができない、できづらいものであると認識しています。


ある人が、その物件(部屋)を見て、「住みたいのか」「住みたくないのか」で事業の成否がある意味決まってしまうものなので。


住みたくない物件は、まぁ、ある程度条件は自明である気はしますよね。


住みたい物件というのがなにか?を今後もう少し深掘りしてその上で今後の賃貸経営を考えていく時期に差し掛かっているのではないかと僕は珍しく真面目に考えているわけです。


その思考のツールとして「融合」をキーにあげたいとおもいます。


「住まう」✕ 「XXX」


で生まれる相乗効果を目指したい。このXXXを何にするかですよねー。
最近では、「食」をこの掛け算に加えている大手があったりしますよね。ただ、いわゆる「安い食堂」って感じで、んまー、社会貢献という意味では必要であることは理解しますが、


僕ら個人レベルの経営者が考えるのはそこ(でもよいのですが)ではなく、例えば食でも、それを掛け算することで、「僕も・私もそれならかっこいい、おしゃれだから、住んでみたい」というような、いわゆる「ステータス感」ってのを味わってもらえるような、そんな「食」の掛け算ならおもしろいかなーって。


思いつきですが、例えば、これは街は限られますが、その街のブランド力が高い場合(この場合、どうしても物件自体の価格が高くなってしまって、利回りがおいつかないことが多いのですが)、1Fに店舗が出せるエリアであれば、そこに小洒落たイタリンでも、カフェでもいいのですが、質の良いテナントを誘致した上で、2F以上の入居者には、メンバーズパスみたいなもんを作って、週末の朝ごはんとかをサービス、、とか、メンバーズ専用のメニューとかを提供、、とか、


例えば、入り口も専用ルートを設けてあげて(セキュリティや他法規制の課題はあるかもですが)、ステータス感を出すとか。
一般客からしたら「え、何あれ、なんであの人達だけ特別??」みたいな目で見られたら、、、うーん。どうかな。


ま、思いつきなんでだめかもですが、例えば上記のような「ホカと違う」物件の強みを出すことで、他の物件と「そもそも競争をしない」ものを作り出していくことが今後のキーになるんじゃないのかなーって徒然に思ってみたいしてます。


ホカにも、新しく盛り上がりを見せている、ブームが定着してきているものとかとのコラボレーションも面白いでしょうね。例えばロードバイクとかもわかりやすいんじゃないですかね?ロードバイク専用の物件はおそらくすでに作っている人はいるでしょうが、例えば、そういった物件間の連携でロードバイカーたちに、休憩の場を提供するエリアを提供し合うとか(立地は非常に大事になりますが、地方でのキラーアプリにならんもんですかね)、ロードバイカーが求めるものを調べて「空間」でそれを補えるのであれば、それはビジネスとして成立するわけで、これをやってみる、とか、、


考えるだけでもワクワクしますよね。


これは、あくまで大企業がやれない「小回りの聞く」我々零細系の不動産賃貸経営者の発想がいかんなく発揮される領域と考えます。
ただただ空室を埋めるにはどうすんだーと考える(基本はそれですけどね、うちもまだ2部屋埋まっとりませんし(泣))だけではなく、ちょっと視点を変えることで見えてくる新しいビジネスチャンスを模索するのもいいのかも知れません。


これから、より一層、不動産賃貸ビジネスは難しくなっていきます。
ですが、裾野は確実に広がっていくので、勝負できるエリアも相対的に広がると信じてます♬


幸い、僕のブログの読者様は冒頭の通り、様々な領域の方が増えてきました。
「ねーねー、賃貸業とこれ、組み合わせておもしろいことできない??」
なんて話に発展できれば面白いですね。


「不動産テック」なんつー、いかにも、ITの言葉に踊らされ感満載なことをとやかく言う前に、
こういった草の根での活動が広がって、気づいたらそれが「不動産テックの本質だったー!!」って感じにしたいもんです。


これから不動産賃貸ビジネスに入ってくるあなた。
変に固定観念に縛られず、自由な発想でこの領域にチャレンジしてみましょうよ。


他人意見・固定観念・常識観念を無視して「あ、これ面白そー」って生きているやつが結果として時代を変えていっているってのは、歴史が証明してます。
(こないだ、ツインリンクもてぎの「ホンダ資料館」でホンダ創立者本田宗一郎さんの生き様をみてそう考えました)


やりたいことを、やりたい人と楽しみながら生きていきたいものです。


僕も行動で示したいと思います。
楽しみながら参ります。


ま、しばらくは副業サラリーマンで胃が痛いってのは正直なところですけどねー(笑)。


では、おやすみなさい。