昨年末くらいから、だんだんとファンダメンタルズが悪くなってきている(あくまで感覚的な)印象がありましたが、、、
どうやら、最近になって、いよいよ、国内、海外ともきな臭くなってきました。
国内は、かぼちゃを皮切りに、不動産業界の足元が揺らぐ事件が相次ぎ、、
海外は、ドイツ銀行が根本原因のヨーロッパ不安、アメリカ・中国の新・冷戦の始まり。。。
株価は乱高下。。。
いやはや、これはもう、経済は下がるしかねー。的な要素ばかり。
僕らの投資戦略に大きな影響を及ぼし始めていますね。
わかりやすいところで言えば融資状況、ですが。
もう少し引きの目で見た場合、
不動産投資エリアの勝ち・負けがはっきりしてくる。そんな時代の始まりを示唆しているような。。。
価格が下がるエリアはだいぶ明確になってますしね。
一番いいのは、賃料はそれなりに取れて、価格が下がっているエリア。が良いのですが。
これは先日ご紹介した、駅ごとの、「物件あまり率」を見ながら、実際に地域を訪れて判断していくしかなさそうです。
賃料はネットで拾えるのですが、
それでもやはり、「本当の市場はどうなっているのか?」は、地元のプロに複数聞いて、その共通点を聞き出すしかない。
収益物件は、ボチボチ、買える人が限られてきました。
買えない人が増える、、、というと語弊があるのでやめますが、
正しくは、「きちんと事業をするに値する人に、金融機関が融資する」という、まぁ、あるいみ「あるべき姿」にもどっていっているということなんだと思います。
歴史は繰り返す。といいますが、
僕は、、なんだろう、、、こう、したから螺旋状に伸びていく階段がことく、、と見ています。
繰り返していることは事実なんですが、
それでも細かく見ると時代はやはり変わっていて、例えばバブル崩壊のようなただただ、経済が悪くなっていくというものではなく、
全体としてみたら悪いんだけども、
ポイントを見ると、儲かる人は儲かる。そんな感じかと。
ネットが普及して、10年前の経済の常識は通用しないと思います。(だって、プレイヤーがぜんぜん違し、参加する人たちの金融・経済リテラシーも全然変わってるしね。)
逆に、
僕らがこれまで経験もしたこともないような、とんでもない、パラダイムシフトが起きつつある、とも言われています。
個人的に大好きなCFネッツの倉橋さんの動画です。
20181206 CFネッツグループ 代表 倉橋隆行 朝礼講話 :お金から不動産に資産を交換
どうでしょう?
個人的に共感したのは、「お金の価値が、暴落するのではないか?」という点。
お金とはなにか?ですが、確か、ジェームズ・スキナーの本だったかな、彼が言っていましたが、お金とは「情報」である。と。
もう少し付け足すと、ある人が生み出した、価値からその人が消費した価値の差分を表した「情報」である。と。
そのお金という情報を使って、国内・世界各国でモノ・サービスの取引をやっていたわけですが、その裏付けとなるものが実はない、もしくはあるんだけど(例えば日本円で言えば、日本政府が価値を担保している、、で正しいと思う)、どうやら、その価値を担保している人たちが好き勝手にお金を印刷しちゃっている、、、
つまり、お金が本来の目的を果たせなくなってきている。という状態です。
金融デリバティブの登場で(デリバティブ自体は罪はないと思いますが)この様相に拍車がかかったんだと思います。価値という情報にレバレッジを効かせるってどういうこと?みたいなww
ということで、もしかしたらお金自体がそろそろ役割を終えるのかもしれません。(今日・明日の話じゃないと思うけど)
そういった時代の流れの中で、僕ら零細不動産賃貸事業家(投資家)は生きていかなければなりません。
幸い、不動産は、それ自体が資産であり、価値ある場所にもてば非常に価値あるものになります。
逆に価値のない場所にある不動産は「負動産」となる可能性もあります。
資産としての不動産を持ち、これをベースに更に資産を拡大していくことが僕らに課せられた使命なのかもしれません。
いろいろ、国内・世界がきな臭い、こんな時代だからこそ、
世界のパラダイムシフトがダイナミックに起こりつつあることと捉え、歓迎し、
次なる一手を考えていくことにしましょう。
#えー、明日は、上司にこっぴどく叱られることが想定されております。orz... こうやって物書きすることで、現実をそっちに飛ばすことができていいですね。。。あー、胃がいてえぇ。。。
おやすみなさい。