湘南Kanaさん5.0 と。行こーぜ!ゆるく楽しい賃貸経営の海原へ♫

2007年に初めて不動産投資を始めました。ペースは同時期始めた成功大家さんたちと比べると、ゆっくり、の~んびりペースですが、嫁さんと息子と楽しく前向きに取り組んでおります♪2020年11月法人設立!!2021年に念願の湘南ぐらしを実現!!ゆるく楽しく不動産賃貸経営を楽しみたいあなた。是非このブログを暇つぶしに読んで下さいませ♪

市況とは、結局は「人の心理とそこから生まれる行動・考え方」で形作られると思う。今日このごろ。

こんばんは。
昨日は、嫁さんがネットで拾った県央のちょっと気になる物件を見に行って、そのついでに、最寄り駅近くの不動産業者に物件探しを依頼して、


今日もJR主要駅の業者さんめぐりをして、その足で、上記物件の物元の業者さんのお店に顔を出して、、、
気づいたら19時過ぎてました。。。
3連休、遊べていない。。。


でも、今は、少し自由を犠牲にして動き回る時期かと考えています。


ご存知のように、かぼちゃの事件を発端に、○TERU+○京銀行の不正融資、○ノケンの二重契約の疑い、○武信金にもメスが入ろうかとしています。
このアオリで、ここ数ヶ月でだいぶ融資が厳しくなっており、ローキャンセルに伴う物件の値下げが一部のエリアで始まっています。
(いまのところ、都内はどこ吹く風といったところですね)


僕は最近もっぱら横浜駅を中心とする衛星都市エリアをできるだけ広くカバーできるように業者巡りをしています。
大手から、地元の雄とよばれる業者さん、営業してんのかしていないのかわからない業者さん、など、、、
まぁ、お店によっていうことがぜーんぜん違っていますが、
一点だけ、どうやら共通のコンセンサス的なものが見えています。


それは、どうやら、「来年がヤバそう」ということです。


今日おじゃました、大手の業者さんで、お話の合間にちょっと担当さんが席を外されているタイミングで、何の気なしに事務所の方がみえたので、奥に見えるホワイトボードに目をやったところ「今月中になんとしても成約を!!!」的な目標がもろに見えてしまいました。www(あ、これは事故です。見ようと思ったわけじゃないです。ハイ)


昨日見に行った物件の名前も見えて、なんと、彼らが成約したい価格まで見えてしまったではありませんか。
(あ、繰り返しますが、これは事故です。目に入っちゃったんです。ハイ)


この価格、僕が買うならこの価格かなーといったところと、スバリ合致しておりました。


それはともかく、それとなく担当さんに「やっぱり年内に売り切りたいですよね?」と話したところ『えぇ、そうしたいのですよ。kanaloaさん。がんばりますんでそちらも融資付け内諾取り付けてもらえませんか?』的な話に。


聞くに、彼らも来年はかなり厳しい市況が待ち構えているという読みらしく。
こういった話が回った業者さんのほぼ全部が同じ考えているということが見えてきました。
※繰り返しますが、これは神奈川の横浜から少し離れたエリアの話です。全国的な話であるかはわかりませんし、おそらく都内エリアは全然関係ないのかもしれません。あしからず。


いよいよ、面白くなってきました。


こういったこともあり、
景気・市況って、どうやって決まるのか、考えてみたのですが、これらを決めるのは、テクニカル情報や、ファンダメンタルズ情報だけでなく、


「これらの情報を受けた、人間が、その情報をどう捉えて、どう動くか?」


ですべてが決まるんだと思います。
よく、かぶって、美人投票美人投票で一位になった人はどうでもよく、美人投票で一位になる人に投票することがとても大事)だっていいますが、不動産市況もしかり。


この場合、美人投票一位=不動産市況が傾くタイミング


と捉えて考えてみると良いと思います。テクニカル情報や、ファンダメンタルズ情報から実際にいつ市況が傾くか、が重要ではなく、
「いつ頃傾くと考えるのか?その時期を大半の人間が考え出す時期を当てられること」が重要なんだと思います。


だって、普通に考えたら、とっくの昔に不動産投資の市況は下振れしておかしくない状況が続いているわけで。


それでも、売り主・買い主・仲介業者・金融機関それぞれの方々が、


売り主:まだまだ、この高値で売れるはず(とっくの昔にそんな市況終わっているのに、、)

買い主:今は高いけど(下がってほしいけど)まだ安くならないから今買っておかないと、、、融資出るし、、

仲介業者:ちょっと高い気がするけど、融資出そうだし、、買い主も鼻息荒いし、、、

金融機関:この事業、厳しそうだけど、上が数字にうるさいし、買える人も(実態はともかく)いるし、、、


と思っている間は、なかなか、下がらないものです。これが昨年から今年の初めの方までかな、、、
で、現在は、、というと、


金融機関:ヤベ、○ルガさされたな、ホカも危なさそうだから、お上がうるさくなりそう、ちょっとしばらくは一見さんお断りにしようかな、、、ちゃんと返せる人だけにかそうかな、、、

仲介業者:融資つかない物件が増えてきたな、、そろそろ売り主様にも値段をさげる提案をしないと売上立たないな、、、

売り主:あれ、なんか全然買い付けこないし、来ても、ローンが通らない場合が多いな、、、値段、下げよっかな、、、

買い主:お、なんか、最近ローンキャンセル多いな。。もう少し指値してみっかなー。融資も出づらいし。。。


こういう「空気の流れ」ができているのだと思います。


なんか、特にここ1、2週間、すごく前にお邪魔した業者さんから「まだ、物件探されてますぅ?」的なメールと一緒に、あんまり欲しくない物件が添付されてき始めています。


おそらく、僕が動いているエリアは、


売り手市場⇒買い手市場


パラダイムシフトが起き始めていると読みました。
その背景にあるのは、上記登場人物の「心理」「考え方」「行動」の大きな変化であると考えます。


、、、と書いていたら、またも物件紹介のメールが、、、
これでいい物件ならいいのですが、「こんなのいらねー」ってのがまだ多いです。アハハ。


これが来年くらいになったら、条件の良い物件になってくれていることを期待して、
明日も3連休、最後の業者巡りまいります。


PS.冒頭の県央物件、なかなかおもしろいので、来週懇意にしている信金さんにお話を持っていく予定です。(なんせ、成約希望価格を抑えてしまったのでwww。事故ですが)、でも、その前に1番手がその価格の300万も高値で融資取り付けようとしているようです。決まったら諦めるしかないですねー。