こんばんは。
今日は短めに。
リスクの考え方で、「なるほど。」と膝打ちした記事があったもので。
僕が購読させて頂いている、ブログからの引用です。
まずは読んでみてください。
リスクとは、即ち「不確実性が高い」という事らしい。
もっと平たく言うと「結果がよしとでるか、ダメと出るか?それても他の結果がでるか?わからない」
ということ。
すごくシンプルですけど、本質ですね。
僕たちが、不動産賃貸ビジネスをする場合、様々なリスクを想定して動く、、、というのが定石であり、正しい考え方だと思います。
が、その対象となる「リスク」というものをはき違えて理解すると、投資自体が足踏みしてしまう可能性が大という事です。
さらに上記サイトから、引用。
ここから考えると、リスクは「危険で避けるべきもの」と解釈すべきではありません。
「不確実性をしっかりと認識し、それをコントロールしながら勇気を持って前に進む」と捉えるべきではないでしょうか??
全く持ってその通りだと思います。
例えば、不動産投資でいうところの「リスク」の代表例としては、「空室」だったりします。
上記サイトの理解がちゃんとできている人であれば、
「この物件、空室リスクが高いから、手を出すことをやめておこう」
という表現自体が「誤りである」事が分かると思います。
即ち、
- この物件はなぜ空室が多そうなのか?もしくは多いのか?この理由をちゃんと分析し
- その理由・原因をきっちり対応できる(たとえば、建物が汚いから、きれいにさえすればよい)ならば買えばよい。
というロジックが成り立つからです。
つまり、「リスク」の本質を理解している人は、「リスクのある物件」を積極的に買うことで、大きな利益を得ることができるという事。
それは、「不確実性を踏まえ、正しい対処法を見出し、他人ができない行動をとれる」ということですから、それに対する「恩恵=リターン」が得られるという事でもあります。
全開の地方物件で、リスクを理解したうえで、その対処をロジカルに持っており、かつ実践ができるのであれば、当然その恩恵として大きな収益をえることができる、ということになるんです。
例えば、今プラン中の新スキームビジネスにしても、地域としては安定地域なのですが、このビジネス自体が「うまくいくのか?いかないのか?が正直よくわからん」ものなので、当然それは利回りとして跳ね返ってくる、という事になります。
逆に、都内一等地(たとえば渋谷とか)で、普通に一般レジを購入したならば、当然、この投資に対する「不確実性」が薄れるわけですから、これに対する収益も低くなる。というのは自明の理なんでしょう。
うだうだ、書いていますが、要は、
誰もやらないことを、誰もやれないときに、ちょっと怖くても、対応するためのロジックとスキームを用意できる奴が稼げる。
という事です。
冒頭のサイトはFXの世界での内容ですが、当然、我々不動産ビジネスにかかわる人間は無視できない概念であることが分かりますかね?
以上、ご参考まで。
おやすみなさい。