湘南Kanaさん5.0 と。行こーぜ!ゆるく楽しい賃貸経営の海原へ♫

2007年に初めて不動産投資を始めました。ペースは同時期始めた成功大家さんたちと比べると、ゆっくり、の~んびりペースですが、嫁さんと息子と楽しく前向きに取り組んでおります♪2020年11月法人設立!!2021年に念願の湘南ぐらしを実現!!ゆるく楽しく不動産賃貸経営を楽しみたいあなた。是非このブログを暇つぶしに読んで下さいませ♪

東横沿線物件:外壁塗装&リフォーム着手です♪

こんばんは。
梅雨真っ只中ですが、蒸し暑くもなく、今の所快適ですね。
このままカラッと2018’夏に突入してもらいたいものです。


さて、東横沿線物件の話。敷地内アパートの外壁塗装と空室2部屋のリフォームが始まっています。
現場監督は嫁さん。僕はたまに現場で顎で使われております(汗)。


そういえば、今回の物件外観お見せしていませんでしたね。こんな感じです。(ふっるいですよ〜)

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坂道に佇む我が物件。

築50年のベテラン物件です。
シロアリ被害あり(一応想定内でした。けど、それなりにダメージあり)でも、部屋はいがいときれいだったりします。
外観はそれなりです。近づくとこんな感じ。

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めぞん一刻みたいなのだ。(笑)


こいつを「外壁」「空室リフォーム」していきます。
まずは空室のキッチンまわりで、シロアリにやられたところを徹底的に直していきます。
手際の良い(いやー、横須賀ヴィンテージ戸建ての業者さんはだめでしたが、今回はかなり良いです。うん。)おっちゃんにバリバリキッチンを剥がしてもらいました。

その結果がこれ。


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思ったより、シロアリ被害は少なかった。(ふー)


断熱材も新しくしてもらって、「あ、そういえば、キッチン、うちの在庫に眠っているのを安くで取り替えてあげようか??」という提案に乗っかり交換してもらうようにしました。


最近、大工道具萌えになっており、こういった道具をみると心がドキドキ・ワクワクします。(笑)

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大工道具萌え。(笑)


シロアリ被害を直していく過程で、今回もまたもや床下にガラが廃棄されていたことが判明(怒)。
嫁さんとシロアリ業者でせっせと取り出したそうです。
ガラの内容は、石膏ボードの残骸。これって水に濡れるとあまり良くないらしい(硫化水素を発生して人体に影響が出るそうですよ。コワー)ので、全部取り出しました。


結果、こんなことに。(ひえー)

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東横沿線物件よ。お前もか。


嫁さんも業者さんも大変だったでしょう。
ったく、前オーナーに雇われていた業者のモラルの低さと言ったらありませんねぇ。


ま、古い物件ってこんなことが、普通にあるらしいので、ボロ戸建て等をかって「利回り20%だぜぃヒャッハー!」って言っていると足元すくわれますんでご注意。(その分も織り込んで根切り交渉してくださいね〜)


さて、このリフォームには、家族で絡んでいますので、息子にもちょっとした社会勉強になっています。
ふつーにサラリーマンやっていたら、決してこんな経験はさせてあげあられないでしょう。


今日は、リフォーム業者さん(工務店さん)のおじちゃん(ほぼ、おじいちゃんですが)に、息子が壁紙剥がしのレクチャーを受けて、一緒に壁紙を剥がしていました。(終盤飽きていたようですが)


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おじいちゃん大工さんと息子のふれあい。(こういうの、大事ですよね〜)


同時に、外壁塗装も始まっております。時期的に梅雨なのでいまいちですが、まー、しょうがない。



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こんな感じで足場が組み上がっております。


今回の物件は、ガレージ付きでもあります。自宅から車で来て、駐車場で困ることはありません。

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ただ、業者さんが来たら上記のように貸してあげてます。僕らは路駐(笑)


という感じで、着々と作業が進んでおります。


明日は、入居者がいる部屋の基礎がシロアリの被害を受けているため、その入居者さんを今会いている部屋に一時退避してもらってキッチンを引っ剥がして修繕作業に入ります。
今日のうちに、入居者さんに説明したところ、特に問題なく受け入れてくれました。良かった。


ちゅうことで、昨年同様、今年も暑い夏になりそうです♪♪♪


ではでは~。

東横沿線物件:ようやくリフォーム業者選定完了!

こんばんは。
ようやく、東横沿線物件のリフォーム業者が決まりました。


嫁さんが頑張って数多のリフォーム業者と現地で面談・見積もり→面談・見積もり→・・・・を繰り返し、
ようやく妥当な価格ときっちり技術を持ってそうな業者さんを特定!!!


めげずによく頑張った!!嫁はん!!


シロアリ被害も思った以上に大きく途方に暮れましたが、、、(笑)
それも対策が取れ、予算の範囲でなんとかなりそう(ちと、高めに付きましたけども、基礎周りはしっかりやっておかないとあとで苦労しますしね〜♪)


今回は、外壁塗装もやり直します。
外壁塗装業者もいくつかあたって、ちょっと耳がとおいおじさんですが、でもしっかりしてそうな方を見つけて、
今日から足場を組み始めたそうです。


シロアリは想定以上でしたが、なんとかめどが立ちそうってことで、
一安心。


内装業者さんも腕がある方で、値段も良心的(過去の経験から、安すぎる業者は避けるようにしました。イメージではそうですね、、
下から2番目くらいの値段で、きっちりした感じで、でもそんなに儲けようって感じが臭わない業者さん、、を探すのがよいかもしれませんね。)


僕らは、できるだけ、業者さんが僕らからの「元請け」となるようにしたいので(そうしないと中間マージンが乗っかるので高くなる)以下を使いました。


iタウンページ、土建組合、某共同組合斡旋業者から選択(直接連絡w)


とにかく、大手リフォーム会社で発注するとえらい金額弾いてくるんで(まぁ、その分下手なことはしないでしょうが)見積もりだけとって「正確な見積もりをとって」以後、上記手段で同じ見積もりをとって、ロジックが明快かつ、安価にやってくれる業者をひたすら探しておりました。


さて、あとは、外装・内装がどう仕上がるかですね♪


今回、建物に、新しい物件名の名盤をつけるのですが、
なんと、禁断の「ディー・ワイ・アイ」に手を出して、自分たちで作ってみようってことになりました。
やっすい材料使って、でもアイディア満載で。


そのために以下のツールを買ってしまいました。

※僕の大好きなユーチューバー「カズさん」の動画を拝借。


多機能すぎるDIYツール「マルチエボ」がキター!ドリル/ジグソー/サンダーが1セット

僕が購入したのは、こっちですが、

www.amazon.co.jp


違いは、丸ノコと、インパクトドライバが使えること。


これがあれば、大抵のことはできそうです。
試しに丸鋸で、敷地内の木をカットしてみました。
うまくカットできましたが、、、


※どうやら使い方は違うようで(アハハ)


てことで、ようやく、歯車が噛み合って、回り始めました。


あとは、戸建てをどう料理するかですなぁ。
今、2階建てのこの戸建てを、2戸イチにして、ハワイアンテイストの物件につくりあげてしまおうかと画策中!!


このエリアには絶対にない物件になりますが、


「砂漠で、おしゃれなカフェを開店」


状態にならないか、若干心配ではあります。
ま、横須賀ヴィンテージ戸建てでは、それでも若い女の子のハートをズキューーーンと撃ち抜いた実績あるので、


せっかくやるんだから、とんがってみようと思います♪


ではでは~。

新たな物件探しの旅、再開。

東横沿線物件の話は、苦労を重ねながらも、少しずつ前にし進んでおります。(外壁塗装はほぼ決まり。あとはシロアリ対策と内装のスケジューリングをして、業者を決めれば良い状況になりました)


これと並行して、次の物件取得への準備を進めています。


今回は、南武線エリアを攻めてみようかということで、週末に業者巡りを再開したところです。


大手不動産業者、地元の大手、こぢんまりした店舗等々、
希望物件シートを片手に30分/社で回っております。


感覚的には、、、そうですね、
10社回ると、『なんとなく、馬が合う』『なんとなく、期待が持てる』業者さんは1社か2社。ひどいときは「ゼロ」
そんな感じです。



「あ、うち、客付けオンリーなんですぅ」「あ、すいません、うち、一見さんお断りなんですぅ」などで入り口で弾かれることも多いです。
最初のうちは萎えることがあったのですが、
最近は、全然気にならなくなってます(笑)


手持ちのカードが一枚なくなった。そんな感覚です。


そんな中、先週末にお邪魔した、家の近くの駅近くにあるこぢんまりした店舗にいったのですが、ここの社長がちょっとおもしろい人で、少しだけ期待しています。


お店に行くと、(2度訪れましたが)まいか、誰かしらと話し込んでいて(地元のおっさん集団でのツマラン会話ではなく)小さい店舗でもとても活気がある不思議なところです。


僕の希望を伝えたところ、手持ちの1,2物件を見せてくれて(これは、僕は見送りですが、ありな人にはありかもしれない)


『kanaloaさんの資産状況なら、今、無理して買わずにあと、2,3ヶ月待ったらどう?』


とのこと。
その社長さんも、ボチボチ、市場が動き始めるんじゃないのという感覚を持っていらっしゃるようです。


その後、もう1件、近所の地元の大手の不動産業者に顔を出しました。
僕より5年ほど上の女性が対応してくれたのですが、結構な肩書(CFP保持者、宅建コンサルティングマスター)をもってて
実際の現場も場数を踏んでいる感じが会話から感じ取れました。



『kanaloaさんのは借地は対象外となっていますけど、このエリアは寺社仏閣が多く、彼らが地代を比較的安価にしてくれているんです。かつ、融資も○○銀行さんがこのエリアに限ってはつけてくれるのです。先日も借地の融資付け物件あり、リノベーション後で利回り13%以上で回っているようです。』


ムムム。このエリアで13%以上かよ。なかなかですなぁ。
キャッシュマシーンとして使って数年で回収の後、借地相場で売り抜ければ結構なキャッシュが残るな。。。


てことで、借地も考え直すことにしました(笑)


上記訪問から共通してわかってきたことは、「業者さんもこの市況はもう間もなく閉じるでしょう」ということです。
最初の社長さんは「もう一段階、ガクッと落ちると、融資の窓が一切閉じてしまうのだけど、その直前くらいにこうにゅできればいいんじゃないかなぁ」とも言っていました。


市況を見極めるのは非常に難しいです。
ファンダメンタルズ、テクニカルな数値を使って考えていくこと。ですが。


株の相場って、『美人コンテンスト』と言われます(すなわち、自分がこの株があがるから投資する、ではなく、大部分の人がこの下部があがると判断するであろう株に投資するものである)。


不動産市況も実はそういった側面があると僕は考えています。
もちろん、金融庁やら国際情勢が影響することもあるのですが、結局は不動産投資の市場参加者が「そろそろ下がる」と異口同音に発し始めることが重要です。


ある意味これは昨今の「景気」を形作る要素であると考えています。


物件の売買を担う業者さんの共通認識が「そろそろ下がる」で、かつ、金融機関も「そろそろ融資絞らないと。。。」とが重なったところで、物件価格が下る、、、もとい、正常な価格以下に落ち着く状況が見えてくるのだと考えます。


あまりに急激にガツン!と下がると、本来買える人(バランスシート・損益ともに正常な人)の融資までとまってしまうのでこれは避けたいのですが、ある程度のレベルで価格が下がると僕らこれまでコツコツ真面目に不動産賃貸業を行ってきたひとたちにとっては絶好の買い場が訪れると思います。


個人的にはあと2ヶ月or 3ヶ月。


なので、この時点から業者さんとの関係づくりをしようと思います。
※東横沿線物件はこの活動から得られた成果ですしね♪


それでは!!!

東横沿線物件:デザインリフォームの業者が決まらん。。。(苦戦中)

こんばんは。
先週、今週と東横沿線の2部屋のデザインリフォームのプランを妥当な価格でやってくれる業者選定に頭を悩ませております。。


今回、嫁さんが主体的に業者選定をやっております。


iタウンページで、大手ではない、むしろ個人事業主に近い業者に電話をかけて、現地であって、見積もりもらって、、とやっていますが、例のシロアリ被害のあった部屋は、それプラス、以前の入居者が事務所仕様にしており、これを現状回復せずに抜けちゃったものだから、天井を居住用向けに戻さないといけないため、コストアップになってます。


当該部屋のリフォーム内容は、、


  • 壁紙は全面張り替え(一部をアクセントクロス)、ブルックリンスタイルの特徴的な壁紙を使用
  • 床面は業務用のクッションフロアに張替え
  • 押入れをクローゼット仕様にして、扉はカーテンでおしゃれにまとめる
  • 玄関の残念な下駄箱の撤去
  • 事務所仕様の天井(蛍光灯も事務所仕様のダサいやつ)をレジ向けに戻す
  • キッチンは現行のキッチンを使うこととして、ダサいステンレスパネルをメラミン化粧板にする。


こんな感じです。
どうも最後の天井が曲者でいろいろ積み重なって、人部屋が一番安くても30万円前半。。。
どうにも高く困ったものです。


これにシロアリの対処をするとこれでまた20万とかかかっちゃいそうで、、、いやはや、たけーなと。

※ちなみに、最近のクッションフロアはデザイン性・質ともによく、業務用だとフロアタイルよりも廉価で耐久性も高いです。低コストで床をリフォームしたい場合は選択肢の一つとして考えてもいいかもしれませんね


なんとかシロアリ対策抜きで、20万後半に抑えないといけません。(これ以下は、結構やっていることが一部大工作業も入ってくるため、金額的にありえません)


で、更にこすとだうんするとしたら、、

  • 床は自分で貼る。
  • キッチンパネルも自分で貼る(合わせてキッチンシンクなどのスレンレスの劣化部分はポリッシャで自分で鏡面作業する)
  • 玄関も自分で貼る

ですかね。あぁ、結局、労働力投入。orz...



「さぁ、父ちゃんの出番よ〜!!電動工具買ってあげるからしっかりやりなさ〜い。」



ですって。おぉ、横須賀ヴィンテージ物件では、すべてが「人力」であり、一切の文明の利器を購入してもらえなかったのに、今回は流石に面積がでかいので購入しても良いそうです。


うふふ。ちょっとテンション上がってきました。
てことでぇ〜


www.makita.co.jp

あたりとかぁ〜

www.hitachi-koki.co.jp

とかでぇ〜

電動工具をあさってみます。


今欲しいのは。

  • オービタルサンダー
  • 丸ノコ


あたりをとりあえず。キッチンの鏡面仕上げは、ポリッシャーを専用で買う必要もないらしく、インパクトドライバーの付属品に研磨器があるらしいんですよね(別売りで)


それ買っちゃねば十分かなって。


ちなみに、丸鋸が突然登場してますが、実は、敷地内の擁壁近くにでっかい梅の木ともう一本木が生えていて、こいつをぶった切ったのはいいのですが、まだ一部残っていて、この仕上げをめんどくさいから自分でやっちまおうって。面白そうだし。


てことで、DIYな生活が始まりそうです。。。きらいじゃないけど。。。
体力的に持つかしら。なんせ、「80坪」のkanaloa史上、最大の敷地の物件なので。


今年の夏も、きっと暑いんだろうな。(泣)


あ、そうそう、壁の塗り替えは業者決まりました。これも何社も面談して最適な価格の業者サンをみつけたので。
ほんと、見積もりは業者ごとに全然違います。


てことで、おやすみなさ~い。

【偉そうにコラム(Vol.1)】日本の人口減少を想定した不動産賃貸経営(零細事業者の僕らがどう取り組むべきかを考えます)

こんばんは。最近東横沿線物件の話ばかりで(実際書くことが山のように積み上がっていますが)つまんねーかなってことで、偉そうにコラムみたいなもんも書いてみようかなと。


きっかけは、東横沿線のオーナーのおばあさまの、その先の人生を見たことがきっかけです。


彼女は、高齢者専用賃貸住宅(略して高専賃)に住まわれることになったそうで、「よかった、ちゃんと生活できる場所が見つかったんだね。」と嫁さんと胸を撫で下ろす一方、「これが高齢者の一般的な現実なんだね」とも。


他人事じゃないです。一度自分のことと捉えて70歳を超えたときの自分の生活をイメージしてみてはいかがでしょうか?


さて、彼女世代は(おそらく70代だと思われます)いわゆる団塊世代のグループに属する方々。今の日本経済をある意味ゼロから作り上げて、繁栄を極め、そして僕らに引き継いでくれた世代です。
(ちなみに僕らは、「団塊ジュニア世代」です。)


先程の高専賃ですが、首都圏のそれの入居率はとにかく高いらしく、なかなか入れない、少なくとも横浜は全然あかない、ってのが実態だそうです。
ちょっと以下の記事に上がっている「人口ピラミッド」を見てください。


feel-japan.net


前オーナーのおばあさまは、まさに人口ピラミッドで最も厚みのある世代です。
この状況は、人口ピラミッドが、若年層の底辺が広いまさに「ピラミッド」の時代しかなかった昔の日本が初めて経験する「ピラミッド崩壊の前兆」ですから、社会構造としてこの状況にインフラが追いついていないのもわかります。
そりゃぁ、都市部ではそれが最も顕著に現れるはずなので、入居者があぶれるのもわかります。


横浜市でも、以下のように、高専賃に取り組む事業者を募集中です。自治体からの補助もでるなど、こういった「超・高齢社会へのインフラ整備」には手厚い対応をしています。


高齢者優良賃貸住宅 | 横浜市住宅供給公社(Yokohama JKK)


横浜市住宅供給公社等が随時物件を募集していたりします。


こう考えると、「お、数値から見ても、高専賃は、儲かりそうじゃねーか? 俺らもやっとく??」と考えがちですが、本当にそうでしょうか?少なくとも、我々零細賃貸事業者は、この人口ピラミッドと現状をもう一歩深掘りする必要があると考えます。


確かに、現状の人口ピラミッドが示す高齢者の増加と、社会インフラ整備の遅れは一種の「市場の歪み」ですから、ここにタイムリーに物件を提供していけば、「儲かる」というセオリーは成り立つと思います。


現状は。です。


ただ、あくまで、このビジネスドメインは、「高専賃」という特殊な領域であるということを認識することが大事かなと。
自治体が高専賃に対して求める「機能・品質」というのはざっくりいうと以下になります。


  • 緊急時対応サービス・安否確認サービスができること
  • 生活支援サービス
  • 併設施設等からのサービスの提供(ぷち老人ホーム的なことを提供できるよう計らうこと)


上記は、零細事業者である我々には、かなりハードルが高いサービスの領域です。ハード面の準備はできたとしても、高齢者というある意味特殊なゾーンの方々を「心をこめて」サービスするという領域はまさに「人(ひと)」が介入して初めて成り立つクオリティなのです。


※ここで、例えば「介護ロボット(AI組み合わせれば心の通じる介護ができる!)」なんて発想が出てきそうですが、ワカランでもないのですが、これでも一応、IT業界にいて、AIの実態をある程度は聞きかじりできる領域いるので、現状はITが高齢者を「サービス」でダイレクトに支えるということは難しいとかんげます。(現状はあくまでサービスをする「人」を支える便利ツールの域をこえていないですし、これからも、サービスの本質は「人」にあると考えます。ま、わからんですよ。技術は日進月歩ですから笑)


この事業を個人で成立させるのは、かなり難しいと思います。
組織的に対応して、サービスをする人間の「真心込めたサービスができる」人材育成など、非常にコストの掛かる事業構造を実現できる財務体質と経営ノウハウを持った組織(すなわち、大きな事業体)でないと実現は困難です。


ま、最近はいろんな大家さん出てきてますから、これを覆す、新しいサービスのやり方を編み出して、スゲー貢献と収益を上げる構造を作り出す方もいらっしゃるでしょうけども。
正直、僕は難しいなぁ。。と。


で、ですね、「人口ピラミッドの深掘りする必要があると考えます」と言ったのは上記を語るためではなくて、「じゃぁ、俺らは人口減少のこの時代においてどう戦うのよ?」という「戦略」を編み出すためにどうするのか?というのが目的なんです。


改めて人口ピラミッドを見てください。


ここでの前提ですが、オーナーである僕と読者のあなたがだいたい、40前半〜50代前半であることを想定しています。
なので、軸をピラミッドの40代から50代においてみてください。


よーく見てみると、団塊世代のピークと我々の団塊ジュニア世代のピーク間は、結構急激に人口が下がっていっているがわかりますよね?てことは、こういう状況が想定できませんか?


現在は団塊世代がマックスで、物件供給が追いつかず、一生懸命物件を供給し続けている→市場原理で近い内に物件の供給が需要に追いつき始める→企業間の競争が激化し始める(賃料下落のリスクが出始める)→しばらくすると老齢人口が減り始めるため、物件がだぶつき始める→更に賃料下落が激しくなる→以下同文ループ


およそ10年かそこらでこういった無限ループに入るんじゃないですかね。。。
で、このドメインには、大手がこぞって入っていますから、物件のだぶつき度合いも激しくなるんじゃないかなぁ。。。


なので、僕らがこれから「お、時代は高専賃なんじゃねーの?」って考えて、今の時代の高齢者ニーズに合わせた物件を頑張って作ったところで、数年後にはもっとすごい物件に持っていかれてジリ貧(ランニングコストは、計算してませんが、通常のレジデンス経営のOPEXの数倍行くんじゃねーかと)になると思います。


なので、僕はやめておきます。


で、再度人口ピラミッドに目を向けてみます。では、人口減少のこの状況で僕らが悲観的に生きていかねばならないのか?というと本当にそうなんでしょうか?僕は違うかなと。


僕は、なんだかんだいって、賃貸市場のニーズは生産年齢人口である15歳以上65歳をターゲットにして生きていくべきじゃねーかなと。仮に団塊ジュニアである僕らの余命が45年だったとします。
この期間で想定する15歳以上65歳の生産年齢人口の厚みは少ないと言っても、2018時点で25歳未満と想定すると、男女で毎年、各世代100万人は想定できます。かけること50(65ー15)なので、5000万人が対象です。


現状の持ち家比率全国平均では、61%くらい、すなわち39%は賃貸の方々です。面倒なので(計算が)40%として考えると、2000万人がその対象となるのです。(全国でですよ)


横浜市に置き換えると、約370万人(すげー)。そのうち40%である148万人が横浜市のオーナーさんが市場のパイとして考えて良いお客様候補。


仮に僕が100戸のオーナーになったとしたら、148万人の入居者候補のうちのたった100人に響く物件を供給していけば良いと考えると、(厳密には地域まで落とし込む必要ありますが、まぁ、ざっくりとしましょう)


『なんだ、全然こっちのほうが余裕じゃねーか』


と考えることできませんか?で、僕の場合、「おもしろき、ことのなき世に、面白く(by 高杉晋作)」をコンセプトに賃貸経営をやっていく人なので、できれば、これからの日本を担う世代に気持ちよく住んでいただき、明日の日本をクリエイトしてくれるきっかけになれば良いと考えています。


そのための、賃貸物件のクリエイトが楽しいかなって。


誤解を招くといけないので補足しますが、高齢者物件を否定するわけではないのです。高齢者物件にも面白いコンセプトを打ち出して高齢者の方々ハッピーになれる物件を作ることだって可能でしょう。
ですが、上記の通り、これを個人で成し遂げるのは、ソフト面のハードルが非常に高く、リスクが高いだけで需要側、供給側が決してハッピーになれないと思うのです。


であれば、「餅は餅屋」発想で、高齢者専用領域はプロの方々に支えていただくという考え方が現状の解なのではないかと考えています。


互いの得意分野で、クリエイティブな賃貸物件を供給していき、結果として日本の社会全体の賃貸市場が面白いことになることが日本自体を活気ある国にすることができるんじゃないかな?


そう思って、最初の偉そうにコラムVol.1 の筆をおろそうと思います。


物事を数値で捉えるって、面白いですね。捉えるポイント、数値の語る本質的な意味、これをどう捉えるかで、マーケットを勝利できるかどうかが決まると言っても過言じゃないです。
ですが、同時に数値だけでなく、日頃社会をウオッチしていたり、いろんな方と会話を重ねる中で得られる変化など、定性面の情報を組み合わせることで、「あ、これは、、」と思うことが一番大事だと思います。


#うーむ、これだけ偉そうなことを言っているなら、なんで僕のプロジェクト、うまく回んないんだろう(トホホ)


おやすみなさい。。。

東横沿線物件:リスクについて語ります。リスクは認識し、対策を講じておけば怖くない!

こんばんは。

先日のセミナーを通じて新しいつながりができました。ありがたいことです。
やはり同志がいるとなんか、アレですね。勇気づけられるというか。うん。少し今後は僕もオープンに生きていこうかな。(笑)波乗りニーノさんからもコメントあり、恐縮でした。(また、セミナー遊びに行きまーす)

※そういや、この方の生き方、僕が13年前に目指した形だったんだよな。。。皆さん、すげーや。時間かかるかもしれないけど、頑張ろ。


さて、話を本流に戻します。
なんか、ここ数回に渡って、決済の嬉しさから(ほんと、時間かかったんす。決済に至るまで)、浮かれ放題のドヤ顔ブログになっており、改めて読み返すと、傍から見ると若干むかつきますね。(笑)


てことで、今日は本物件の「リスク」と「対策」について。お話してみます。


この物件、築50年ということで、様々なリスクが存在しており、かつ、顕在化してます。すでに。アハハ。


  • 客付けに苦労するリスク
  • 修繕費用が加算でCFが実質取れないリスク
  • 古い物件ゆえ、入居者の属性が低い可能性があがるリスク
  • 建物の何かが入居者さんに(落下物とかで)怪我を負わせるリスク
  • 地震で建物崩壊((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
  • 擁壁崩壊のリスク


まぁ、枚挙に暇がないわけで(苦笑)。
上から順に、入居付が難しいリスクについては、現在嫁さんがアパートの空室+外壁のリニューアル(ブルックリンスタイル)で、周辺の同類物件との差別化を図ります。(施策中)


シロアリリスク。エェ、すでに顕在化してます。ただ、これまで数社の見積もり取ってますが、部分的な被害に留まりそうであるというのが共通認識。今後防蟻処理をして拡大を食い止めます。(施策予定)


修繕が加算でCF取れないリスク。はい。序盤はCFは薄っぺらいでしょう。これは織り込み済みですし、それの耐えうる財務体質にしてあります。築古物件ってのは、ボク個人としては最初はどうしてもこういった状況になるということを理解して購入して、その上で再商品化を徹底して(無論、予算との戦いありますよ)他の同類(同年代の)物件との大きな差別化を実施する。ってのが、成功の方程式(のひとつ)だと考えています。
そういう意味では僕にとってはリスクではないのかもしれませんね。


入居者様に構造物の劣化を原因として、落下物棟で怪我を負わせた場合、賠償問題があります。そういったリスクには、施設賠償責任保険で目一杯対応できるようにしています。これは不動産賃貸経営者として最低限のマナーだと考えています。
また、それ以前に、物件の再商品化のプロセスでそういったリスクを「軽減化」するための対策というものも取っていくことも忘れてはなりませんね。


地震のリスクは、まぁ、地震保険ってことで。躯体の多少の補強も考えております。


最後のリスク「擁壁崩壊のリスク」。これが今回のプロジェクトにおいての最大のリスクと考えています。
この物件は、擁壁最大5メートルの上にあります。かつ、築50年ということで、擁壁自体も年季が入ってきており、おそらくは、新築時に行政指導入り、擁壁の補強、ないしは、再構築を求められることになりそうです。


売買契約時の重要事項説明書にもその旨記載あり、業者さんからもきちんと説明を受けております。
今回はこれを織り込んだ上での、「この地域ではありえない坪単価での購入」を果たしております。
「安い」ってことはその時点で相応の「リスクとハンデ」を背負うというものです。


で、この擁壁の予算ですが、業者さんは多めにみており、「下手すると3000万弱になるかも」と言っておりますが、僕が独学で調べている範囲では、擁壁にも様々なやり方があり、予算を抑えつつ、擁壁としての目的をきっちり果たすことのできるやり方もいくつかあることを認識しています。


見立てでは大体1500万〜2000万かと。
幾つか業者さんから「1000万くらいでないの?」的なコメントもらっていますが、ロジカルな見積もりでないので、これにマージンを乗せています。


計算上はこれでも十分合いますし、きちんと擁壁を修繕することで、取引価格は更に上がると期待しています。(実際、周辺のきっちりとした物件(土地)は、僕が購入した物件の倍は値を出していますから。)


『この物件、癖あるけど、おもしろいかもよ。』


と業者さんに最初に言われて、「うーん、じゃぁやめときます」というか、「まずは検討します!」と言って、機会をうしなうのか?この辺が不動産賃貸経営初心者の方と、僕ら10年の経験をもった不動産賃貸経営中堅の人間の差になるんだと思います。


※よく、昨今の物件相場でやるなら、小さい物件で大ゴケ経験をつめっていう話は、実はこういった「賃貸経営者としての経験値をつくこと」が最大の無形資産になるということにつながるんです。(単に物件を購入したいという欲求を満たす目的ではないという点を意識していただければ、よろしいんじゃないでしょうかね?)


ちなみに、この物件の土地は、「切土」を加工して作った土地だそうです。これはちょっとした安心材料です。
盛土の場合、不同沈下が起きやすいため、ちょっとドキドキしていたのですが、もともと山だった場所を切り落としてそこを整地しているとのこと。(擁壁は周辺を固めるために作ったもので、擁壁を先に作ってその後に土を他所から持ってきてうめる、「盛土」ではないということです。)


なので、擁壁に近い場所は若干沈下あったとしても本体は問題ないであろうとのこと。


リセールバリューもこれで随分変わってきます。(多分、この土地はホールド対象です。)
あと5年は最低このままとして、とっとと借金を返して、一段落したら、擁壁補修をした上で、ウワモノを新しくするという計画も考えています。


ということで、今日はリスクの観点から東横沿線物件を語ってみました。


リスクは、予めリストアップしておけば、だいたいの問題は、「期間」と「その間の行動」が解決してくれます。(そう信じていますし、実際にそうやってこれまでやってきています。)
様々なプロジェクトでもこういった「リスク管理」ってのはプロジェクトの成否を決める重要な管理事項です。


特に築古の物件を運営しようとしているあなた。リス管理、見落としなきよう。


※だから、僕の副業はプロジェクト失敗しているんじゃないんだろうか。(笑)


次回からは、今嫁さんが一生懸命頑張っている、業者さん選びの状況を共有しますね〜♪


おやすみなさい。

5/20:ふんどし王子、江古田島平八さん、波乗りニーノさんのセミナーに行ってまいりました♪

こんばんは、久々の2連続UP(笑)

昨日の記事の通り、今日は、久々に(いや、本当に久々に)不動産投資のセミナーに参加してまいりました。
昔は不動産投資のセミナー自体が少なかったのですが、最近はあちこちでセミナーが開催されており、内容も結果として、業者の顧客獲得のためのフロント営業だったりで正直興味が失せていたのですが、、、


嫁さんが一押しのふんどし王子さんがセミナーするってことで、久々に不動産投資家から良い影響を貰いに行こう。そしてモチベーションUPにつなげようと思い、子供と朝一で近所で遊んだあと、その足で新横浜のセミナー会場へ。


細かい話は省略しますが、何れのかたもブログ等で名前を知っている程度でしたが、各々魅力のある不動産投資家でした。
愛を大切にする江古田島平八さん。若さと行動力で結果を出し続けているふん様(今日は名刺切らしていてすんませんでした)。
僕と同世代で話にも共感できるところがたくさんあった波乗りニーノさん。


久々に輝く投資家さんにインスパイアされて帰ってきました(笑)
ホントは懇親会でたかったけど、(会場には、あかちゃんこと、赤井さん、吉川さん等、有名な投資家さんが複数参加されており、うおー、話ししてー)時間都合つかず泣く泣く家に帰ってきたところです。


法人化のタイミングとか、今やっている、東横沿線物件の再商品化の話とか、意見もらいたかったなー。(次回こそ)


波乗りニーノさんの新築投資法がとても興味あって、突っ込んだ話してみたかったなぁ。


何れの方もキャラクターに個性があって、でも、それぞれが、キチンとした「哲学」をもって不動産賃貸経営を「楽しんでいる」印象を強く受けました。


また、今日は隣の座席の女性投資家さんとの話が印象に残りました。
旦那様には内緒で現金からの投資をされて、更には一棟モノの投資を手がけているそうです。
すごいバイタリティの持ち主だなぁと、お世辞抜きで感銘受けました。


たまたま、住まいも近いところにいらっしゃいますし、投資エリアも近い、かつ、これからDIYで頑張っていくってことで、「お、ウチの嫁さんと気が合うんでないの?」と思い、名刺頂きました(僕、名刺入れ無くしたーとおもったら予想外のところにしまっていて見つけられなかっただけでした。。。無念)


東横沿線物件のスケルトン戸建てのデザインリフォームで力貸し手もらおうっかなー(って勝手に妄想しております(笑))


たまにはこういった個人投資家さんのセミナーには顔をだすべきですね。
自分ももっと頑張らねば。
そう思い、家路につきました。


僕が勝手に尊敬している投資家サンである赤井さんもいらっしゃったので、帰りしなに少しだけお話しました。
以前川崎物件のリフォームの際に、物件に足を運んでいただいた経緯あり「覚えてますか?」と伺いましたが、「流石に10年前のことだからなー(忘れた)」とのこと。まぁ、そりゃそうですね。


なんか、当時よりも若々しさが増していた感ありました。自由に生きるって人を若くするのかもしれません。
僕のほうが年取っている印象ありました。(泣)


ということで、今日は久々にインスパイアされまくった一日でした。
僕の副業も50歳までに卒業する計画です。(それまでに、何をいつまでにを具体的に整理していますが、ちょっとペース遅いかなーって。頑張らねば)


てことで、また、明日から二足のわらじで頑張ります。
あと、仲間も少しずつ増やしていこうかな。


本ブログで、ちょっとでも、気になりましたらお気軽にお声がけくださいね。
志同じくする仲間を作っていきたいと思います。コメント欄からきがるにどうぞ〜♪


奥さんと一緒に不動産賃貸経営やりたいって方や、奥様、あなた自身が不動産賃貸経営をやりたいって方も何かしら参考になる情報が出せると思います。


無論、野郎のあなたも。(笑)


とにかく、楽しく、目標を持って、5年先、10年先の「楽しさ」を求めて頑張っていける仲間を募集します。
お気軽に〜♪


僕も今後は個人投資家さんセミナーに参加して、コミュ広げるよう、頑張りますです!!


では、今日はこんなところで。
次回は、東横沿線物件の課題・リスクとその対策について語ってみたいと思います。


おやすみなさい。Zzzzz..